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ずっと一緒に

11日に通夜・12日に葬儀

母が亡くなった後、最後に綺麗にしてもらうために
約1時間ほど待つことになり、運んで貰う葬儀社も
この病院は提携しているところが無いので自分たちで選ぶとか

病院の近くに葬儀社があり、そこに直接向かうことが最近は多いらしく
たまたま数日前に入ってたチラシを父が持っていたこともあり(苦笑)
そこへお願いしました


家族葬にして、少人数で、香典も受け取らないことにしようとしたんですが
結果的に、母の友人がたくさんきてくれて
入りきれず、立ったままにさせてしまい
香典も親類のは拒みきれませんでした(^^;)


病院で綺麗にしてもらった母の顔は、あんなにせん妄でごねて
その後も苦しんだとは思えないほど穏やかでした

そして風呂にすごく入りたがっていたから、父がお湯灌をしてやりたいと言うので
それをオプションとしてお願いしました


まだ身内も到着せず、ダンナも出張先からこちらに戻っている途中
私と父だけが立ちあってお湯灌をやってもらいましたが
とても丁寧に綺麗に洗ってもらって、髪はリンスまでしてもらいました
メイクまでしてもらった顔はとても穏やかで優しい顔になっていました


痩せすぎでげっそりしていた母が、浮腫みのために
妙に艶々と綺麗なお肌になっていたので、綺麗に見えました

12日の葬儀の日は、少し顔の浮腫みもひいて
皺が戻り、ごく普通の眠っているような顔でした


それに、少し緩んだ口元が笑っていました


今まで見たこともないような優しい笑顔で
きっと天国から息子が迎えに来てくれたんだろう
たった一人の先に逝ってしまった孫息子と母は会えたんじゃないかなと
勝手に思っています


ばたばたとした二日間で
父は相変わらず神経がたっていたのか1時間ほどしか眠れず
私は線香の番もあり、並べた椅子に突っ伏して30分の睡眠のみ


待っている時間は長いのに、終わってしまえばあっという間だった気がします


もう病院に行かなくていいということに実感がわきません
なんだかまだ、あの病室のあのベッドで、まだ母がぼ~っと寝ているような気がして
明日も病院へ行かなくちゃけないような…
不思議なもので、そんな気がしてしまいます


これから寂しくなった父の体調にも気をつけないと

父が溺愛しているシーズーのダグも、14歳のおばあちゃん犬ですが
ダグに頑張ってもらわないと(^^;)





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