カテゴリ:ラジオ B'z
bayfm 20th Anniversary COUNTDOWN B'z SPECIAL
2009年9月30日(水) bayfm B'z×伊藤政則 (せいそく) さん 伊藤 ニューアルバムの話もね、ぜひお伺いしようと思って。 僕、最近のレコード、もちろんあれだろうけども、頭からすごくロックしてるじゃないですか。 松本 あっ、そうですか。 伊藤 あれ? なんだ、その 「そうですか」。 松本 いや…(笑) 伊藤 そうじゃないって言いたいの? 松本 いやいや、そうじゃなくはないですよ。 伊藤 そうじゃなくはない? 松本 もう…、その、一本通してこう、ね、ロックしてますから。 伊藤 一本通してる。 松本 はい。 伊藤 いや、もともとロックバンドだからね(笑) 稲葉 ははは 松本 (笑) 伊藤 ねえ。 それと、この 「Introduction」 から入るでしょ? 松本 はい。 伊藤 まあもちろんこれ、どのバンドもイントロダクション。 SEみたいなの、自分たちで作って入るというようなことは、今じゃね、やってるかもしれないけど、もともとロック系だと、イントロSEから1曲目ってのは、たとえばアイアン・メイデンとかさ。 松本 うん。 伊藤 ジューダス・プリーストとかね。 まあ、ジューダス・プリーストでいうと、稲葉さんの好きな 「Helion」 から 「Electric Eye」 で(笑) 稲葉 ははははっ 松本 (笑) 伊藤 それで、アイアン・メイデンでいうと、セカンドの 「The Ides Of March (邦題 「3月15日」)」 から入るという。 稲葉 (笑) 伊藤 割とこう、ハードロック系の感じで、今あんまり、日本の人たちはイントロダクションから入ってくるってのは。 松本 はははっ 稲葉 まあ、入れたら飛ばされるからじゃないですか? 伊藤 え、どういう? 2曲目から聴いちゃう? 稲葉 実際なんか…(笑) 伊藤 また出た。 稲葉 (笑) 松本 (笑) 伊藤 このイントロダクションからってのは、松本さん、結構いいよ。 松本 これねえ、もう、おれたちも久しくやってなかったんだよね。 稲葉 うん。 松本 こういうこと。 稲葉 ウン。 松本 それで~、レコーディング全部出来上がってからぁ、彼がなんか、そういうのを付けたらどうかって言ってえ。 伊藤 おお? 松本 (息を吸い込んで) まあ、ちょっと燃えますよね、そう言うとね。 伊藤 なんでだ(笑) 松本 なんかこう(笑)、血が騒ぐじゃないですか、この手は。 伊藤 (笑) 「いいね」 と。 松本 うん。 伊藤 うん。 稲葉 ギターでちょっと、なんかちょっと(笑) 松本 そうそうそうそうそうそう。 稲葉 草かきみたいな(笑) 松本 そうそうそうそうそうそう。 伊藤 ああ。 松本 「あ、マジィ? やっちゃうよ?」 みたいな(笑)、感じで、けっこう楽しくね。 伊藤 は~。 じゃあ稲葉さんのひと言で。 「なんかイントロダクションあった方がいいんじゃないの」 っていうひと言。 松本 う~ん。 伊藤 だったんですか? 稲葉さん。 稲葉 ウン。 あーの、通して、え~。 アルバムの全体の構成考えてたときにぃ、そのお~、そういうのがあ…って、どれかに入りたいなってのが、すごくあったので。 伊藤 はーはーはーはー。 稲葉 (せき払い) で~その、最終的にはギターの。 ギターだけで構成。 作ってるイントロダクションになってますけど、いろいろちょっと試行錯誤も、してて。 伊藤 ああ、そう。 稲葉 うん。 で、最終的にはもう、全部取っ払って、こうギターで、1本で、作ったヤツでっていう、ことになって、これになったの。 伊藤 え、じゃ最初は、ギター以外にもいろいろ入ってたの? 松本 いろいろ試したよな。 稲葉 うん。 松本 たぶんな、いろんなパターンを。 稲葉 うん。 伊藤 あ、ほんとお。 稲葉 ウン。 松本 うーん。 伊藤 だけどその、ギターだけのバージョンが。 松本 うん。 稲葉 ウン。 伊藤 まあ、ロックっぽい頭、ねえ。 何曲かロックっぽい頭の曲が、すごくパンチのある曲だから、ギターだけの方が。 松本 うん。 伊藤 結果的に。 僕はほかのバージョン聴いてないから何とも言えないけどね。 ああ。 でえ、bayfmを今、お聴きの皆さんは、10代から、ひょっとしたら60代、70台の方もいるかもしれませんけども、私は持っておりませんけども、携帯音楽プレーヤーっていうんですか? ま俗に、iPod等、え~、ありまして、稲葉さんも持ってるそうですが。 稲葉 はい。 伊藤 こういう、その、イントロダクションから入って、全13曲。 松本 はい。 伊藤 意味を持つ曲の並びってあるわけじゃないですか。 松本 うん、ふんふん。 稲葉 うん。 伊藤 たとえば、僕なんかの世代は。 っていうか、まあ、B'zの皆さんもそうですけど、アナログレコードですから、だいたい買ってきて、A面の1曲目から聴くわけですよ。 松本 うん。 伊藤 よっぽどひねくれてないと、B面の1曲目から聴かないですよね。 松本 うん。 伊藤 うん。 で、A面1曲目から聴いて、だいたいA4、A5で終わって次、B面行くじゃないですか。 松本 うん。 伊藤 だいたい、いい曲ってね、A1、Aラス、B1、Bラス。 松本 うん。 伊藤 これってよく考えられていて、針を落として1曲目ですっごいいい曲くると、「こっりゃいいや」、って聴きますよね。 で、Aラストで、またいい曲入ってくると。 松本 うん。 伊藤 「こりゃいい」 っていって、B面ひっくり返すのが、ほんとにこう惜しいけど、どんなの入ってるのかな。 でまたB面聴くじゃないですか。 松本 うん。 伊藤 ものすごいいい曲入ってるじゃない。 松本 そうそう。 伊藤 そしてBラスでめちゃいい曲入ってて、「これもう1回聴こう」 って聴いて。 稲葉 はははっ 伊藤 でも、そういうことの繰り返しだったでしょ? 松本 うん。 伊藤 アナログって。 いや、「名盤」 といわれるものはさ、ね。 稲葉 うん。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.10.16 06:26:44
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