無頼
いい子ちゃんの自分を放棄したい親の言うことは心につきささっても無視はしなかった親のほうが正しいと思おうとした家族の誕生日父の日 母の日 敬老の日 クリスマスお金がなくても見栄を張った贈り物をしたおばあちゃんにひどいことをいわれてもそれをひどいことだと思うことは悪いことだった父の言うことは絶対だった恋人の言うこと恋人の読む本恋人の聞く曲すべてを好きになった素晴らしいものと思いこんだみんなのこと大好きだから自分よりみんなが正しいと思いたかったもうやめたい正しいとか正しくないとかいいとかわるいとかそんなんじゃないひとりの人間としてふたたびみんなに出会いたい