テーマ:政治について(19782)
カテゴリ:政治経済
「齢を重ねて記憶が定かでない、体調もすぐれない」(石原氏)
とは、これ自体が嘘。 2016年の1月に発売になってベストセラーとなった「天才」は、過去のことを振り返らずに執筆はできないノンフィクション小説。これを、記憶障害でも書けたのか? そもそも小説とは、大まかなコンセプト(骨格となる発想や観点)、テーマの構築、プロット(あらすじ)を経て、緻密な構成を練り上げて読者を魅了しなければなりません。 12年あまりの知事職で得た4億数千万は、週に1,2度の出勤で得たかと思うと、普通に仕事するのが馬鹿馬鹿しくなってきます。都庁への出勤以外の時間は、「天才」を執筆するための構想や資料集めに費やされた。(こんな人の出版物なんて、読む気にもなれない) それに毎日、スロージョギング(散歩)しているような人が健康に問題はないでしょう。 おそらく狡猾な人だと推測できますから、万が一にも「公開ヒアリング」に応じるようならば、記憶違いのフリはするかもしれません。 しかし最近は都合が悪くなったからか、公開ヒアリングはおろか自宅前や散歩での取材にも応じていない。 こういった、肩書きが偉くなった人の特徴として自己保身のためならいかなる嘘もいとわない。それは都の職員や都議もしかり。身内だけの内部調査では庇いあいになってしまう。したがって第三者の客観的な厳しい目が介入しないと、豊洲問題が解明・解決されることはありません。 ここまで問題が大ごとになっているのに、いまだにそれ(専門家委員などの調査)がなされないこと自体が都庁の闇であり、問題なのでしょう。 国会議員の長男は、「消費税は15%まで上げないと高齢社会(介護・福祉)のケア(配慮)は維持できない」と公言しています。本人は金に困窮する生活など経験もないし想像もできないので、庶民の気持ちなど理解できるわけもないのでしょう。 ついでにいえば、長男は都知事選のとき「小池さんは、もう自民党の人ではない」と啖呵を切りましたし、元知事の親父さんは「あの大年増の厚化粧」と罵倒しました。 そのときは増田氏の応援演説なのだから仕方のない面もありますが、小池知事が誕生して都庁のブラックボックスを開け、自民東京都連(長男は元会長)の闇を解明しようとしているのですから、まさに親子にとって逆風といえます。ですが、今までの間違い・勘違いを問いただす意味で必要なことではないでしょうか。(やはり、女性を敵に回すと怖い) 今後、築地の豊洲移転は中止。豊洲はカジノ化へ転用して、税収アップを図ることになります。(懸念されるのは、現在でも他国に比べて比率が多い日本人のギャンブル依存症の、さらなる増加) 他にもお台場や有明などが候補として上がっていましたが、東京ドーム5個分といわれる敷地の確保以外にも交通アクセスという意味で築地が最適です。場外市場もありますし、銀座も近い。 そして、現在の築地は部分部分を改築・新設しながら「新・築地」に新生せざるをえないでしょう。今でも、老朽化や衛生面で問題がありますから。 豊洲のイメージがここまで悪くなると、ブランドとして成り立たないし、外国(EU、韓国その他)も豊洲からの輸入は禁止するという規制が導入されるらしいです。 とにかく、小池知事には報酬半額などしなくてもいいですから頑張っていただいて(小池新党を起こして)東京都を改革した後は、国政へ乗り出して欲しいと思っています。 2016年10月09日 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年02月01日 22時00分44秒
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