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ベストセラー健康法(夕刊フジ4月9日発売)
『そのスキンケア、間違ってますよ❢❣」 年齢を重ねるごと、若さの差が出るのが《肌》。 見た目の若さを維持するために、スキンケアに高額な投資をする人もいるが、じつはそんな必要はなかった。 ◆スキンケアの「間違った常識」 (これらはすべて誤りです❢) ✖クレンジングは肌の汚れを落とす美肌作りの基本。 ✖洗顔後は、化粧水をたっぷり付けて乾燥予防。 ✖しわ、たるみ、ほうれい線などのエイジングケアは化粧品で。 ✖クリームで肌に蓋をして水分を閉じ込める。 ✖コラーゲン配合の化粧品でハリ肌に。 ✖マッサージや美顔器による顔筋刺激でリフトアップ。 ✖美白化粧品で肌の透明感がアップ。 ✖敏感肌だからこそオーガニックコスメヒアルロン酸でぶっくら潤い肌に。 上記の広告文句は、「すべて誤解❢」と一刀両断すrのが、皮膚再生医療の分野で知られる形成外科医「北條元治」氏。 最新刊、『化粧品を使わない。水とワセリンで美肌になる』(内外出版社刊) を読むと、すべてが「なるほど」と、腑に落ちる。 見た目の美しさや清潔さを気にしない者は、男女を問わずビジネスの世界では弾かれる現代。 スキンケアの常識を根底から覆し、医学的に正しく、しかもお金のかからない方法を解き明かしてくれる一冊。(1380円+税) たとえば、シワ・たるみ・ほうれい線を化粧品によるエイジングケアで予防できると信じている人は少なくないが、筆者は「これらのトラブルを消す効果は化粧品にはない」。なぜなら、これらのトラブルは真皮の問題であって、化粧品の作用が及ぶのは皮膚の外側にある表皮の、しかも一番外側の角質まで、と法律で決められている……というのだ。 「肌にとって本当に必要なスキンケアとは、肌の保湿のカギとなる角質層を守ること。それには水(ぬるま湯でも可)での洗顔と、ワセリンを薄く塗る保湿で十分。これだけで元気な角質がキープされます」(北條氏) 洗顔にクレンジング剤を使うと、成分として含まれている界面活性剤が、汚れだけでなく肌のバリア機能を担っているセラミドどいう油分まで落とすので皮膚が乾燥に傾く。水で顔を浸し、手でゴシゴシ擦るのではなく、軽く押し当てるようにするだけで十分。その後5秒ほどタオルを押し当てて水分を取る。 次にワセリンを手で十分に伸ばして、顔に押し当てるように塗っていく。たったこれだけで汚れが落ち、必要十分な保湿力が保てるのだ。 中でもオススメなのが日本薬局方の白色ワセリン。安全で価格も安い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年04月10日 21時46分18秒
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