テーマ:★ラーメン(14380)
カテゴリ:多摩地区のラーメン
寒々とした窓辺から見える景色はすべてが白い。寝起きなのも手伝ってふと自分は長野にいるのではないかと錯覚を起こす。仕事に遅刻だとあわてて飛び起きるが武蔵野の自宅であった。午前中にポックリボーイさんらご一行と多摩ラーメンツアーである。東京では何年ぶりかの豪雪の中、三鷹駅へと向かう。 --- 向かった一軒目は福生の「らーめん 雫」。今回の大本命である。昨年オープンにして早々とクチコミで新店では話題性ナンバーワンだったお店。曜日によって出てくるメニューが変わり、水・金は塩鶏白湯、火・木・土は醤油である。本日は土曜日、醤油ラーメンの日。 鶏と魚介の雫 650円 Wスープは正直もう辟易である。新店や話題の店をめぐるたびWスープに鉢合わせると「またかよ」という気分になってきていた。しかしここのスープはそんなWスープブームの飽きをものともせず、美味さが波のように押し寄せて不満をかき消す。魚介の強さが高田馬場の「渡なべ」インスパイアか?と思わせた。煮たまごはとろとろ系、ネギの切り方から巻いて炙った鶏肉チャーシューに至るまで、その斬新さは目を瞠るものがあったが、残念だったのはメンマが平凡だったことだ。ここまできたなら、どこまでも斬新にいってほしかった。 ポックリボーイ 8・5 コンケノビ 8・5 ヒョッコリ 8・5 ぷち 8・5 ポックリボーイ・・・ぶ厚い旨み。第一波のコクのあと間髪入れずに第二波、第三波のコクがくる。 コンケンビ・・・陽だまり。 ヒョッコリ・・・チャーシューが旨いが、魚介のスープ、手打ちの麺、いずれもスキのない出来。 雪の中を行列していると、店員さんがわざわざ出てきて傘を貸してくださったり、入り口で人数を聞いてこまめに座席配分に気を配られたりと、非常に行き届いた接客をされており心地がよい。頭の芯まで冷えるほど寒い雪の中でも待てることができたのは店員さんの気配りによるところも大きい。そして雪の中なのに先に席をゆずってくださったコンケノビさん、ヒョッコリさん、どうもありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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