テーマ:★ラーメン(14379)
カテゴリ:多摩地区のラーメン
ミニサイズ 650円 --- 《ある小学校で母親が申し入れをしました。「給食の時間に、うちの子には『いただきます』と言わせないでほしい。給食費をちゃんと払っているんだから、言わなくていいではないか」と》 小学校の給食での「いただきます」行為を強制行為だと一部の父兄から苦情が出ているそう。この話を聞いたとき、そりゃもう驚いた。世も末である。どこまでバカになりさがる予定なのか日本人。運動会の「手つなぎゴール」も記憶に新しいが、この10年ほどの日本人親のバカさには吐き気のする思いである。こういった言葉や合掌は金の問題ではない。食べ物が簡単に金で手に入る世の中になった。簡単に入るからこそ、自分で手を汚さないからこそ忘れてしまいがちだが、生きるためには食べなければならない。食べるためには犠牲になる生き物が必ずいるのだ。自分が生き延びるために殺されてゆく生き物たちすべてに対して「あなたの命を私の命に代えさせていただきます」の略式が「いただきます」であろう。親にそうは教わらなかったのか。食材はすべて空から降ってくるとでも教わったのか。スーパーに並ぶ品々は綺麗だが、そこにたどり着くまでには醜い工程もあったろう。ひとが嫌がる仕事を引き受けて人々の食卓に食材をのぼらせるため働いているひとがいる。金は出さなくていいから自分ですべてやれ、と言われて、ではその親どもはできるのであろうか。本来、感謝をせずして食べ物は食べるべきではないはずだ。合掌は金に対してしているわけではない。 「強制的に言わさせられている」と思うのは、このへんをきちんと説明しないからではなかろうか。「いただきます」の本当の意味、是非家庭でもきちんと思い出してほしいものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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