カテゴリ:多摩地区のラーメン
オープンが数日遅れたらしく、まだレポをしているサイトも少ない「真風(まじ)」に行ってみる。12日、昨日のオープンで、入店するとお店の半分は埋まっていた。通りを通るひとたちも看板を気にしているのでしばらくは繁盛しそうだ。食券制で、メニューにはしょうゆラーメンもあるのだがお店の看板メニューである「鯛塩ラーメン」にしてみた。880円となかなかの強気な値段。それもそのはず、カウンターには毎回お店の名前の入った紙が敷かれ、オリジナルの箸入れにはいった割り箸が置かれてスタンバイ。小物から器まで凝りに凝っている。まるで和食料亭風、と思いきやご主人二人組みは和食出身なのだとか。お金かかってるなあ。値段落としてくれたほうがうれしいんだけどな、と思いつつ、その懲り方はちょっと心地よい。
鯛塩ラーメン 880円 周辺が凝っているので思わず画像もちょっと遠目に写してみた。この凝りっぷりも是非見てほしい。麺はかなり細くストレート。ひとくちめでかなり濃く感じる鯛の味はふたくちめからは落ち着いて感じる。粗さがない。むしろやや塩の加減のほうが目立つほどスープは穏やかでなおかつ鯛が際立っている。美味い。スープはかなり好みだ。魚介特有のいやなくさみも粗さもない。はじめはカタメだった麺は食べていくうちにちょうどよいかたさになっていく。麺はごく普通だと思う。トッピングはちょっと他では見ない、あおさ・エビと鯛のワンタン・ネギの組み合わせ。ワンタンはまあ普通。スープがあっさりしているので最後まで飲み干せた。例えるなら、鯛塩版の「源宗近」という感じ。出来はいいし上品なのに印象にそんなに残らない。あと1ヶ月したらまた行ってみようと思う。オープンしてすぐとはまた違った味になっているかもしれないから・・・ --- よっちゃんと合流して「カッパ」。 吉祥寺もようやく美味いラーメン屋が増えたね、なんて話で盛り上がる。友人のヤクザの組長はラーメン屋に入るとき、前に並んでいたやつに目先でドアをピシャリと閉められ「われ、なに閉めとんじゃコラぁ」とブチギレしていたらしい。おとなげないと思った。 珍しくアブラがあったので塩で。 焼き以外の刺しで食べたほうは週間珍味生活のほうに載せています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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