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エンタメ+物欲日記

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2007.08.09
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カテゴリ:映画・ドラマ
広島原爆の日、そして長崎原爆の日を迎え、
今週末、ドラマ「はだしのゲン」が放映されます。

「はだしのゲン」は、漫画家、中沢啓治さんが自身の被爆体験をもとに
戦争への怒りと悲しみ、そして命の大切さを、
広島のある家族の物語として描いた自伝的物語です。

初のドラマ化にあたり、
徹底して反戦思想を貫く父・大吉は中井貴一さん、
夫を支え、懸命に4人の子供たちを育てる母・君江は石田ゆり子さんが演じます。

放送は
8月10日(金)、11日(土)21時~ フジテレビ系 二夜連続放送です。


はだしのゲン(1)



原爆のドラマといえば、2年前の8月にTBS系列で放映された
「広島・昭和20年8月6日」も思い出します。

アメリカが原爆を落とすことなど知らずに、
未来の平和を信じて懸命に生きた姉弟たちの20日間の物語。
松たか子さん、加藤あいさん、長澤まさみちゃんの美人3姉妹とその弟の、
温かく、そしてとても悲しい物語でした。
最後に、後に原爆語り部となった弟(西田敏行さん)が
子供たちに語りかける言葉は、涙なしには聞けず、
「戦争にノーと言うこと」の大切さ、重さを、強烈に思い知らされました。


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今公開中の映画「夕凪の街 桜の国」
原爆を扱った作品。
こうの史代さんの同名漫画が原作です。

原爆投下から13年後の広島に原爆症発症を恐れながら生きる女性(麻生久美子)と
現代に生きる彼女の姪(田中麗奈)。
ふたつの時代、それぞれの人々を通して、
平和の尊さを描いています。


夕凪の街 桜の国



原爆文学の代表作といえばこれ。
「黒い雨」(井伏鱒二著)

学生時代に読んでショックを受けました。

原子爆弾炸裂時の“黒い雨”にうたれただけで
原爆病に蝕まれてゆく姪との生活を描いた物語。
罪のない一般市民が負わなければならなかった惨事に
胸がしめつけられる思いになります。


黒い雨改版

田中好子主演で映画化もされています。


黒い雨




1999年に上演された舞台「パンドラの鐘」
原爆を扱った作品です。
野田秀樹さんの脚本を、
野田さん自身と、蜷川幸雄さんがそれぞれ演出し、上演したという
画期的な作品でした。

野田版のメインキャストは堤真一さんと天海祐希さん。
蜷川版のメインキャストは大竹しのぶさんと勝村政信さん。

昔、国を救うために命を捨てた女王。
彼女を愛する葬儀屋は
女王の心は遠い未来に届くだろうと叫びます。
最後の台詞「俺は、届くに賭けますよ」には
本当に嗚咽がこらえられませんでした。

野田さんの脚本は本当に素晴らしいので
文章だけで読んでも感動します。


「パンドラの鐘」収録本 ↓ ↓

20世紀最後の戯曲集




これから読んでみたいのはこの小説。
「神の火を制御せよ 原爆をつくった人びと」
(パール・バック著)


加害者の側から描かれた「原爆小説」です。
原爆を作った人々の愛と葛藤を描いた問題作。
1959年に書かれてアメリカではベストセラーになりながらも
この7月まで日本では出版されませんでした。
専門用語が多い一方で、
恋愛、夫婦の確執、スパイ工作などが織り交ぜられ
エンターテイメント性の高い作品になっているそうです。


神の火を制御せよ





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Last updated  2007.08.09 22:55:03


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