悠々として急げ！　　ヨット・ギター・etc.

[音楽] カテゴリの記事

全24件 (24件中 1-24件目)

1

• 

  第九演奏会が終了

  第九の演奏会前日、昼過ぎに集まって、会場作りとリハーサル。 この日は午前中に、練習場にしていた公民館の大掃除の当番にもなっていたので、朝から出ずっぱりである。 それでも、何とか会場が完成して、入退場リハーサルと、最後の練習。 明日を待つのみ。　 当日は14時から開演だが、9時すぎに集合、昼前からオーケストラとソリストも交えての"ゲネプロ"(本番想定リハーサル)。いつもはピアノ伴奏で練習だったが、やはり、オーケストラの音が入ると素晴らしい盛り上がり。ちょっと感動する。 　 お昼過ぎから、お客様も集まり始める。 休憩ののち、本番開始。 合唱は第4楽章なので、演奏が始まってしばらくエントランスで整列して入場時間を待つ。 第3楽章終わり、いよいよ入場、客席はほぼ満席の様子。 音楽監督から、あまり声を張り上げて頑張り過ぎないようにとの注意があったためか、皆さん抑え気味に歌い始めている様子。指揮者の注意箇所を思い出しながら必至で歌う。 アンコールの"きよしこの夜"も含め何とか終わりまで歌い切る。 演奏会は無事終了、聞きにきて頂いたお客さんに、出口であいさつ。 落ち着いたところで、打ち上げ会場へ。 創立26周年ということで、当初からの支援者やら、市議会議長さんの挨拶ののち乾杯。 ソリストも、オーケストラの代表の方も交えて楽しいパーティーとなる。 思いがけず、練習に通い続けたということで精勤賞の表彰ということで記念品の指揮者、音楽監督、ソリストの名前入りパネルを頂く。 長いような短いような、半年間でありましたが、いろんな意味で勉強になった第九の会でありました。

  2012.12.02

  コメント(4)

• 

  第九の演奏会まであと3日

  　現在、必死で、歌詞を一（三）夜づけで暗記中。　クチパクという最終手段があるとはいえ、最初から最後まででは、出る意味ないですからねぇ。　　なんとかがんばってみます。（焦）　

  2012.11.29

  コメント(0)

• 

  第九を歌う会

  思いもよらないきっかけから、　地元の合唱団にて歌うことになり、　春から毎週末練習を続けている。　周りは皆ベテランぞろい、　初心者としてはついて行くだけで必死。　　散歩しながら、ファルセット（裏声）の発声練習して、　畑仕事のおじさんを驚かし、　独語特有の巻き舌、ブリュウーウリュ～ルウリュ～とやって散歩の女性に突然小走りで走り去られたり....？！、　いろんなことがあるにはあるが、其れなりに発見もあり、　いつものことだが、乗りかかった船には、　乗ってみようと。　年末まで、　悪戦苦闘の日々続く。(汗)

  2012.09.11

  コメント(12)

• 

  久々にコンサートへ行く

  　日曜日、かみさんの歌の師匠が出演するというコンサートへ付き合うことになる。　　会場のわたなべ音楽堂は住宅地の真中にある木造の小じんまりとしたホール、5-60入れば一杯だが中々良い雰囲気。　演目は、指揮者兼作曲家の平井秀明さんプロデュースによるオペラのアリア、ご自身の作曲・編曲作品を中心にソプラノ（萩原みかさん）、テノール（猪村浩之さん）にピアノ伴奏（木村裕平さん）で約３時間。　お二人の声量は持っているプログラムが振動で震えてくるほどで、ピアノ伴奏の木村さんはお若い方であったが片手で譜面をめくりなが延々と弾き続ける。やはりプロは凄いものである。　司会役の平井さんのお話しも軽妙で作曲時のエピソードやらをユーモアを交えて紹介、参加者を楽しませてくれる。　平井さんは特に日本の昔話（かぐや姫・小野小町など）を題材にしたオペラの創作に取り組んでおられるようで、こういう分かりやすいオペラを気軽に楽しめるのはうれしいことである。　コンサート終了後には、ホールが立食パーティーの会場となって、これでは赤字じゃないのかなと、余計な心配をしてしまうが、おつまみは全て有志の手作りだそうな。　乾杯の後には少しばかり立ち話もさせて頂いたり、期せずして貴重な経験をした１日であった。　それにしても平井さん、お父上もご祖父（「山は白金朝日をあびて～」：スキーの作曲者：平井康三郎さん）も音楽家であるがご家族からの反対で大学では音楽ではなく国際政治学を専攻、それでも諦めきれずに音楽院に入りなおしてプロの道を歩み始めたとか...。音楽一家ならではのエピソードですが、やはり、クラシック音楽の道は想像以上に厳しいのでしょうね。　　今後のご活躍を期待したいものです。”オンブラ・マイ・フ”：演目から（YouTube）　

  2010.02.16

  コメント(2)

• 

  沖仁さんのフラメンコ

  　日曜日にＮＨＫのトップランナーで沖仁さんの特集をやっていたので、録画する。　若手のフラメンコギタリストとして、注目されてる人らしい。　３～４曲演奏とインタビューで、....特に印象に残ったのは。◎スペインでは、本当の意味の（生活に根ざした）フラメンコは大都市にはなく、むしろ地方都市に残っている。　大都市に残るのは観光用のフラメンコらしい。◎スペインでついた師匠の教え方は、楽譜は無く、師匠が弾いた後にそのとおりやってみなさいというやり方で面食らったという。　やはり、この辺りは、風俗・生活から発祥した音楽らしい。◎ツメの保護には、スパニッシュ・ギタリストの中でも、日本のアロン・アルファが必須アイテムらしい。　特に緑のラベルのものが良いと言うことで、大量に買って帰る人がいるらしい。　僕も、最近はアロン・アルファで手入れすることが多かったが、やはり、そうだったのかという印象。　日本のものづくりは凄いと変な所で感心する。　それにしても、本場のフラメンコ、是非現地で体験してみたいものだ。　==

  2006.12.04

  コメント(2)

• 

  合唱祭～COSMOS

  　娘が中学校の合唱祭でピアノの伴奏をすることになり、そのビデオ撮影を頼まれて行ってきた。　地元の市民会館を借り、各学年ごとに、クラス対抗で優劣を競うということで、みな真剣に練習しているようだった。　こちらは、ピアノ伴奏を間違いはしないかとヒヤヒヤしながら聴いていたが、何とか、無事に弾き終えてホットしたところで、ビデオを見たら、　何とバッテリーが切れている。　家に帰って確認したら、はじめのイントロくらいしか撮れておらず　・・・トホホ...(;^_^　娘には”来た意味無いじゃん”とけちょんけちょん。　”誰か友達の家族が撮ってるよ”となだめのたが、...。　=====　何回か、この中学校の合唱祭にきているが、いつも「ＣＯＳＭＯＳ」という合唱曲を必ずどこかの学年が唱っている。　いい曲だなと思って調べてみたら、原曲はさ程売れず、合唱用に編曲されたら、爆発的にヒット（といってもテレビラジオにはあまり流れないようだが）したらしい。　編曲のチカラ恐るべしだな。＜ＣＯＳＭＯＳ＞夏の草原に　銀河は高く歌う胸に手を当てて　風を感じる君の　ぬくもりは　　宇宙が燃えていた 遠い時代の名残り君は宇宙　百億年の歴史が　いまも身体に流れてる光の声が　天高く聞こえる　　 君も　星だよ　みんな　みんな　♪

  2006.10.27

  コメント(0)

• 

  銀幕の旅～鈴木大介・山形由美コンサート

  　日曜日の午後は、地元で開かれた、”銀幕の旅”コンサートに行ってきた。　”銀幕の旅”の意味をあまり考えずにいたのだが、内容は映画音楽、なるほどと納得。　出演は、ギター：鈴木大介さん、フルート：山形由美さん、サックソフォン：須川展也さん、ピアノ：山田武彦さん。　鈴木大介さんは、以前、銀座のYA○HAでソロ・コンサートを聴いた事があり、今回はフルートとの競演でどんな音楽を聴かせてくれるか楽しみであった。　第一部は、ピアノとサックス、フルートとピアノのコンビが中心。　この時、僕は高尾山からの”大返し”の疲れがどっと出て、申し訳なかったが半分夢の中。　--　途中休憩を挟んで、第二部から、いよいよ鈴木さんメインで登場。　僕もコーヒーを飲んで気合いを入れる。　今回の鈴木さんのギターは、ガットギターにマイクを内蔵したエレアコ。　やはり、セッションを意識して、他の楽器に負けない音を出せるようにお考えになったらしい。（本当は生音も聞きたかったのだが..。）　まずはソロで「禁じられた遊び」と「第３の男」、エレアコの音はかなり良かったが、それでも生音とは、低音部の出方が少し違う印象。　次は、いよいよ山形由美さんとのデュエットで、カバティーナ、ライムライト、ゴッドファーザー、雨に歌えば、ムーンリバー、ある愛の詩をメドレーで。　最後は、全ての楽器による、ニューシネマ・パラダイスのテーマとアンコールは、「マイ・フェバリット・シングス」、やはりこの曲はジャズ的セッションの定番なのかな。　--　僕は以前から、生ガット・ギターとセッションして合う楽器はメロディー系楽器、特に笛・オカリナ・フルート系だろうなと思っていたが（誰でも思うことか）、やはり、今回の競演すばらしかった。　ギターが控えめにバッキングを受け持ち、メロディーを引き立てつつ、時に自由なインプロビゼーション（アドリブ）で、独自の世界を作る。これって、理想ですな。　それにしても、鈴木大介さん、演奏中は落ち着きはらっているのだが、山形由美さんとのトークでは、テンパッテいるようで話があらぬ方向へ行ったりして笑わせて頂いた。　エレアコのコードを抜くときに、ボリューム下げずに引き抜いて、ボンという音を立て、ワッと驚いた様子...、この人かなり面白い（笑）。　かの武満徹さんが一目置いていた人だけある（...って何を感心してるやら）。　NHK-FMの日曜夜のパーソナリティーをなさっているようで、今度聞いてみようと思う。

  2006.09.26

  コメント(4)

• 

  森を奏でるギタリスト～佐藤正美・コンサート

  　土曜日はボサノヴァ・ギターの第一人者、佐藤正美さんのコンサートにいってきた。　コンサートといっても東久留米市役所のロビーコンサートで、入場は無料、極めて気楽なコンサート。　無料コンサートとはいえ、オリジナル・クラシック・ボサノバ（スタンダード）を約１時間びっちり10曲プラスアンコール３曲も演奏してくれた。　スタンダード曲は、イパネマの娘、波、黒いオルフェ、マイ・フェバレット・シングスなど、好きな曲ばかり。　僕は佐藤さんのボサノバギターの教本（試聴可能）をもっていたが、生演奏を聞くのがこれが始めてだった。　森林や麦畑など自然の中で演奏するのが好きらしく、オリジナル曲も自然をテーマにした柔らかくてまろやかな曲が多いようだ。　この方、見た目はどこにでもいる只の中年のおじさん（失礼）をいう雰囲気だが、飄々としたトークがどこかおかし味があって親しみが持て、しかも演奏自体も無理なくナチュラルな感じで好感が持てた。　ホームページをみると、出張演奏企画などもあり、いろんな場所へ行っておられるしく、ちょっと、普通のギタリストとは一味違った面白い人だ。　それにしても、クラシック曲でもスタンダードでも、何でも、自分の土俵のボサノヴァにアレンジして独自の世界を作ってしまうという、やはり、自分の型を持った人は強いな....。

  2006.09.24

  コメント(2)

• 

  寝そべってライブ

  　土曜日は、サッカー少年団後援会の集まり、終了後・・・痛飲。これが効いた。　翌日曜日は東京JAZZ2006に行く予定だったが、起き上がれず。　そういえば、隣市で野外ライブがあったなと思い出し、会場へ。　広い会場に人はまばら。　ちょうどいい木陰があったので、寝そべってしばし鑑賞。　ギターの弾き語りや、アコースティックバンドとボーカルが中心だった。　屋外では、アンプに繋げるエレアコや、ピックアップ付きのギターがほとんど、やはり、純粋のアコースティック・ギターでは難しいのかな。　それにしても、歌がうまい人はうらやましい。　==　帰って来て、NHK-FMをつけたら、東京JAZZのライブ放送をやっているのを発見。　渡辺貞夫さんを録音しながら、日記を書いている。　東京JAZZ今年は見逃したが、かえって得したかな・・。　==　PS.　いつも使っているケータイ写真が突然大きく表示されるようになった。　なんでやろ・・。

  2006.09.03

  コメント(6)

• 

  夏も終盤～ビートルズ来日記念番組

  　ここ数日、とにかく蒸し暑い。　朝は６時前に暑くて目が覚め、常に寝不足気味。　ボーとしながら事務所に着き、コーヒーを一杯飲んでやっとシャキットなる。　かなり軟弱ものだ・・。　夕暮れ空の様子、夏もそろそろ終盤という感じかな。　==　昨日はNHKでビートルズ来日40周年の記念番組をみていた。　曲をバックに、滞在中の様子の紹介と来日公演をみた芸能人のインタビューが中心。　その中で、志村けんによれば、武道館でポール・マッカトニーのマイクが固定されおらず、くるっと回転して、それに合わせて歌いながらポールも回転しながら歌っていて、それを見て悔しい思いをしたとか。　以前来日公演のビデオを見たことがあるが、その様子は写っていたな。　僕の記憶では、ジョージとジョンのマイクも固定されておらず、３人とも回転していたような記憶があるな。（そんな事思い出して、どうなる？）　当時は、ライブのノウハウがあまりなかったのかな。　公演時間３０分でアンコールなしとは、見に行った人には酷だったのではないかな。　でも、やはり、ビートルズはいい。　テレビの音声を聴いているだけでも、ジーンとくる。　僕自身はビートルズの現役世代ではないが、学生時代、狭い下宿屋で、ほぼ１年間毎晩ビートルズの曲を聞きながら眠りについていた時期があった。今考えるとかなり偏執的な音楽傾向だが、・・。　でも、そんな時代があって良かったなと思う今日この頃なのである・・・。

  2006.08.22

  コメント(4)

• 

  フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン～台風～休み前

  　今夜はYA○HA教室、「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」をかれこれ、２カ月ほどやってきた。　コード（和音）の一番高い音にメロディーを載せて弾くソロ・アレンジ曲、ジャズ・ギターの入り口っていう感じだが、やはり難しい。　　この曲、ネットで音源を探すとボサノバ・アレンジも多いようだ。　ボサノバができれば、コード（和音）を間奏に弾いていくだけでも、けっこう様（サマ）になって時間がかせげるようなような気がする。　夏休みに、ボサノバ・ギターもちょこっと練習してみるかな。　==　台風が近づいているのか、いないのか、曇りだが風もなし、けっこう涼しい。　教室の行き帰り、街中を歩いたが、人通りがいつもより少ない気がする。台風のせいか、または、もう夏休みモードに入っている人も多いせいかな。　お盆休み前後は、いろいろと仕事が立て込んでくる。週末から会社も夏休み、明日あさってが、しんどいが何とか仕事納めなければ。　特に予定はないものの、ウイークデイが雨でも、週末から晴れてくれるとありがたいのだが。　==”Fly me to the moon and let me play among the starsLet me see what spring is like on Jupiter and Mars私を月に飛んで行かせて、そして星の間で遊ばせて木星や火星の春がどんなか見せて・・・♪　”

  2006.08.08

  コメント(2)

• 

  私的名盤（その４）：ギタールネッサンス（渡辺香津美）

  ＜試聴可＞　2002年の１月頃だったか、何気なくNHK教育にチャンネルを合わせたら、渡辺香津美氏が「趣味悠々」という番組でギター講師をやっていた。　驚いたのは、模範演奏時の彼のギターテクニック。　それまで、歌の伴奏としてのギターしか知らなかった僕は、ギター１本でロック・ジャズ・クラシック、童謡・唱歌まで縦横無尽に弾きこなす彼のソロ・ギターに心酔してしまった。　それからというもの、僕は彼を密かに師匠と仰ぎつつ、２０年のブランクを経てギター練習を再開、街のギター教室に通い始めた。　　--　「ギター・ルネッサンス」シリーズI・II・IIIは、そんな彼のアコーステック・ギターの魅力を満載したシリーズ。　　　スタンダード・ナンバーあり、クラシックあり、童謡あり、もちろんジャズありで、ビートルズ曲を毎回１つ入れてくれているのも嬉しい。　ジャケットも千住博氏の日本画を採用して、ジャケットを眺めてるだけで得した気分のなる　^^)。　特に、最近発売された「ギター・ルネッサンスIII＜翼＞」には、武満徹氏の曲で女性ボーカルとセッションしたり、オーボエとのセッション等、ソロのみならず、音楽の幅が広がったなぁという印象。　--　よく、楽器を歌わせるように弾きなさいと言われるが、彼のギターを聞いているとその意味が分かってくるような気がする。　「天国への階段（レッド・ツェッペリン作）」（１人２重録音）を車中で聞いていたら、不覚にも、涙がちょちょ切れそうになった・・・。　生ギターだけでこれほど、音楽世界を構築できるギタリストって・・・、やはり、渡辺香津美氏は偉大だな。＜私的名盤シリーズ＞　その１、その２、その3　--　PS.　明日～あさっては日光・中禅寺湖でヨットレース。　今日は、早めに帰って、積み込みと食材調達に走らねば、・・・。　明日は５時起き、（果たして起きれるのかちょっと不安。）　こんな時に限って、ブログを更新したくなるのは何でだろう　(^^;)..。

  2006.07.14

  コメント(4)

• 

  スターダスト

  ＜試聴可能＞　３日前、ギター発表会後の飲み会の席で、「次のアンサンブルの練習曲は、是非ジャズがやりたいのですが....」と先生に言ってみると、「君らには、まだ、ムリムリ.....」と。　そう言われると、俄然ファイトの湧いてくる僕は、ようし、ジャズ・ジャズ...と思いながらネットで音源をさがしていたら、見つけてしまった。　「スターダスト」　作曲：Hoagy Carmichael（1927年）　作詞：Mitchell Parish （1929年）　リンク先の音源は、1947年8月4日のライオネル・ハンプトンというヴィブラフォン奏者の率いたバンドで、カリフォルニア州・パサディナ収録された録音、かなり有名らしく、あのタモリ氏も死ぬ前に１枚だけだけ聞くとしたらこのアルバムだと言ったとか。　聞いてみると、なるほど、これがジャズなんだと思わせる、セクシーな音。　サンプル音源だけで惚れ込んでしまった。　観客のため息混じりの、ザワザワとした音が、効果音として曲をもり立てている。　作曲のカーマイケルは、かの、レイ・チャールズの唄った「Georgia On My Mind」の作曲者としても知られているとか。　ライオネル・ハンプトンは作曲されて２０年後にこの名録音を残したことになる。　こんな風にして、引き継がれていくジャズって、すばらしい。　・・・　さて、この曲を何とか、ギターで演奏したいが、ソロでやるか、アンサンブルでやるか。　出来るかどうか、わからないが何とか、トライしてみたい....。　（また、いばらの道がはじまりそう..(^。^;;）　

  2006.06.01

  コメント(10)

• モア：合奏曲

  　今度のギター発表会では、独奏、アンサンブル、合奏（20人以上の）を演奏する予定だが、この合奏で弾く「モア」とい曲が非常に美しい曲で、気に入っている。　パート練習は、デモテープを聞きながら練習しているのだが、聞くのが楽しみで練習しているようなところもある。　「モア」は、「世界残酷物語」（ヤコペッティ監督：1962年）という、凄まじいタイトルの映画のサウンド・トラック曲。内容は、世界の国々の奇妙な風習・習慣をドキュメンタリーで描いた作品らしく、興行的には成功したらしい。（日本も、牛にビールを飲ませる奇怪な国として紹介されてるとか）　映画の内容と曲の美しさのギャップを意識的にねらったものらしが、今や映画はレンタルショップにも見当たらず、曲だけが残っている。　何だか不思議だ。　考えてみると、映画のサウンド・トラック曲がけっこう後世に残って、映画そのものは、かげが薄くなっている事例は多いような気がする。（「第３の男」、「フェノミナ」、・・・）　後世に残るのは、形のないものが優位ということか...。

  2006.05.23

  コメント(6)

• 

  私的名盤（その３）：エリック・クラプトン CHRONICLES

  　11月のある日、僕はワイキキの安ホテルのベランダで、缶ビールを飲みながら、うつらうつらと心地よい妄想にふけっていた。　...と隣の高級ホテルのプールサイドから、聞き憶えのある曲が生バンド演奏で聞こえてきた。　もの憂げなサウンドと、ちょっと女性を口説いているような歌詞が、リゾートの夕暮れにピッタリとはまっていた。　「チェンジ・ザ・ワールド」だった。・・・　数年後、ギター練習を再開しつつ、ソロギターの楽譜などを集めているうちに、クラプトンの曲が以外と多く題材に取り上げているのを知り、彼自身の音楽歴などを調べてみたらビックリ。　何と、ジョージ・ハリスンと親交があり、「While My Guitar Gently Weeps」のソロギター部分はクラプトンが弾いていたという。　しかも、そのジョージの元奥さんと結婚してしまう。　その後もジョージとは親交が続いたというから不思議だ。　薬物中毒になったが立ち直り、ＭＴＶの「Unplugged」で復活したり、子供さんを事故で亡くしたり（その経験が「Tears in Heaven」になったのはあまりに有名）と、何とも波乱万丈の人生を送っていることを知る。　それにしても、”男の顔は履歴書”という言葉が、ピッタリのＣＤジャケットである。・・・　クラシック・ギターの練習を続けていると、だんだん飽きてくるので、たまに、「チェンジ・ザ・ワールド」をちょこっと練習している。　１～２年後には、クラシック・ギターのフリーコンサートでも弾いてみたいと思うのだが、ブルース色の強いこの曲、.....、思いっきり浮いてしまうかな。＜私的名盤シリーズ＞　その１、その２

  2006.05.18

  コメント(6)

• 

  私的名盤（その2）：海援隊/ 始末記

  　高校生のころ、福岡・天神の須崎公園をツメ襟着てトボトボ歩いていたら、ギターを背中にしょった長髪のカッコイイお兄さんがつかつかと寄って来て、このあたりに「照和（ショーワ）」って喫茶店知りませんか～と訪ねられた。　ちょっとわからないっす～と答えたら、これから、演奏するんだけど場所が分かんないんだよね～..と、きれいな東京弁（？）で呟き、さわやかに笑いながら去っていった。　その当時、いわゆる反戦フォークソングブームはすでに下火になり、吉田拓郎がデヴューしてヒットし始めたころだった。　後になって知ったことだが、その「照和」という喫茶店、地元九州では有名なライブ喫茶で、財津和夫の”チューリップ”や、武田鉄矢の”海援隊”、”甲斐バンド”、井上陽水、長淵剛らが、出演してみなココから東京へ旅立って行った伝説の場所だったのだ。　これら、キラ星のような（？）福岡グループの中で、”海援隊”はかなり異質だ。　少なくとも、カッコ良さとは対局にあるグループ。　曲のノリや爽やかさというより、”詞（ことば）”の力を見せつけてくれる。　　中牟田と千葉の作曲も、ニュアンスは違うが、詞をスムーズに身体に流し込んでくれる媒体だ。　---　生まれくる小鳥でさえも殻を破り　空を見つめて飛ぶことを知る　だから　禁じられた扉を拳で打ちこわせ　この世の掟（おきて）はカラクリと笑え...♪　　　　　　　　「竜馬かく語りき」　---　アルバム”始末記”は、海援隊が「母に捧げるバラード」から10年に及ぶ活動を経て、地元福岡での解散コンサートの模様をライブ録音したもの。　武田鉄矢のトークが半分くらいを占めるが、兎に角、笑わしてくれる。　人間関係で疲れてきたり、落ち込んだとき、ゲタゲタ笑いながらこのアルバムを聞いていると、なんだか元気がでてくる。僕にとっては気付けグスリみたいなものだ。　武田鉄矢=俳優が定着しているようだが、彼は、間違いなく、”詞（ことばの）人”だと思う。　海援隊も再結成したことだし、是非、新しい曲を出して欲しいものだ。　ところで、　高校生の頃に出会ったあのお兄さん、今となっては顔も思い出せないが、ひょっとしたら、将来の大物アーティスト（？）だったのかも知れない。　一緒に、場所探しでもして、サインもらっときゃ良かったな...。　（落ちが、セコイ...(^。^;;）

  2006.04.20

  コメント(0)

• 

  私的名盤（その１）：エルビス ・プレスリー/ Aloha From Hawaii

  　あの日、テレビでハワイからの生中継でエルビス・プレスリーのステージが観れるということで、中学生の悪ガキ仲間は興奮していた。　僕はあまり知らなかったが、家にあった録音器材（と言ってもマイティーチャーという学習用の録音紙）を駆使して一生懸命に録音した。　その映像は、とにかく、カッコよくて衝撃的。　確か、ご婦人がステージ下から、自分の着ていた下着を差し出して、それで、クールに汗を拭うというシーンがあって印象に残っている。　その日以来、エルビス・プレスリーは僕にとって最初のス－パースターとなった。　少ない小遣いをために貯めて、やっと１枚の安物ＬＰレコード（これはエルビス主演の映画音楽集だった）を買い、毎日聞き入っていた。（Aloha From Hawaiiは２枚組で高すぎて買えなかった。）　写真のアルバムは、確か大学生になってから買ったものだが、中でも、”好きにならずにいられない”は、簡単なコード進行のバラードだが、何かジーンとくるものがあって一番好きだった。　後に、若い時のエルビスの曲や映像を何度か見聴きする機会があったが、あの日のハワイのライブ映像の時の感激はなかった。　思えば、あの日のステージは既に中年の世代に入っていたエルビスが見事に復活した時期、年を経た人間の味わいとか思いとかいろんなものが混じり合って感動呼んだのだろうと思う。　中年もなかなか良いもんだよね．．．。

  2006.04.14

  コメント(8)

• 

  コンドルは飛んでいく

  ＜CD視聴＞　５月のギター教室発表会での曲はこれに決定した。　サイモン＆ガーファンクル（S&G）のアレンジがあまりにも有名だが、最近では、押尾コータローが、すばらしいアレンジ・演奏をしている。　Ｓ＆Ｇのアレンジは、合奏向きだし、押尾流は自分にはテクニック不足で、どういう編曲にするか考え中。　既存のクラシック・ソロ向けの編曲をベースに、少しおかずを加えてちょっぴり自分らしさをだすかなという方向。　南米の荒涼とした砂漠と断崖絶壁の上空を悠々と飛ぶコンドル．．．　果たして、表現できるかどうか！？　また、苦難と楽しみが日々入替わる毎日が始まる．．．（汗）

  2006.03.16

  コメント(2)

• 

  最近の音楽ソフトはすごい

  　週末は、今度グループで演奏する曲の譜面作り。　ネットで無料の音楽ソフト、「Finale Note Pad 2005版」を入手。　早速使ってみると。　音符をマウスで置いていくだけで譜面はかけるし、自動演奏もする。 おまけに、ギター・タブ譜まで自動作成してくれる。ちょっと驚き。　Finale で譜面を作っておけば、これに合わせて、パート練習ができたりする。　有料のソフトでは、スキャナーから楽譜を読み込んだり、鼻歌を録音するだけで譜面におとしたり、コンピュータ音を楽器そっくりに変換するソフトもあるらしい。　「プレイヤーズ王国」で知り合った、音楽友達の方など、パソコンと競演してプロ顔負けの演奏を聞かしてくれる。　自分のような、どシロートにとっては、音楽作りってお金の掛からない楽しい遊びだけど。　いや～、これでは、プロの人は大変ダナ...。

  2006.01.16

  コメント(2)

• 

  ジョン･レノン･メモリアル･デイズ

  　日曜日、久々にジョン･レノンミュージアム（数少ない地元埼玉の名所！）に行ってきた。　今週は、12/8のジョンの命日に向けた各種イベントが行われている。　この日は、１年間で３度の予選を勝ち上がってきたアマチュア・バンドの最終コンテストがあった。　出演バンドは、おじさんバンドあり、フォークソング風あり、女性ヘヴィメタバンドありで、皆それぞれのスタイルでジョン・レノンへの思いを表現、結構楽しめた。　ここで、クラシック・ギターのおっさんカルテットで参戦したらどうなるだろうか！？...と勝手な想像をしつつ、帰ってきた。　まぁ、夢のまた夢、妄想ですな..。

  2005.12.07

  コメント(8)

• 

  ”魂”のメルマガ・ギタリスト（その1）

  　毎週楽しみにしているメルマガがある。　　「魂のバスキング～ロンドン地下鉄演奏日記」がそれ。　ロンドンの地下鉄の駅に立って、ギターソロを演奏して、通行人の方からお金をもらう、日本人初のプロ・バスカー、Domonさんのメルマガ。　ロンドンの人たちのイキイキとした生活の様子が、Domonさんの人情味溢れる視点から表現されていて、いつも、ほろりとさせられる。　いわゆる日本のストリート・ミュージシャンとは違い、テストを受け資格を取得する必要があるそうで、みんなプロとして胸を張って演奏しているとか。==========================================　（記事より引用）　ロンドン地下鉄のバスカー仲間のコメント（ロンドンの新聞に掲載） 'If you can break into their mind for that one second, or ten seconds,　you've done your job. You see the smile start to appear and the thumbs up and odd pennies going into the pot'. ===========================================　音楽の本質を突いているような一言。　日本でも、こんな風に音楽の裾野が広がると、いいのになぁとつくづく思います。　御興味のある方は、メルマガ登録してみてはいかが...。　

  2005.11.10

  コメント(6)

• ジョン・レノン-ミュージアム

  　8/28（日）、久々にカミさんと外出。　行き先は、埼玉新都心のジョン・レノン-ミュージアム。正直、展示品にはあまり期待していなかったのだが、これが結構豊富な展示物で、全て見るのにはゆうに１時間以上はかかる。　お目当ては、ジョン愛用のギターの展示だった。ジョンが子供のころに初めて通販で手にしたギターを始め、ギブソン、オベイジョンと多くの種類の展示があり、興味深い。（..オベージョン..うっ、やっぱり欲しい）　これはオマケだったが、最後に立ち寄ったコーヒーショップ（といっても、かの軽井沢・万平ホテルの流れを汲むらしい...）で、たまたま演っていた無料のライブステージは見ものだった。　ビートルズをアレンジした曲を中心にアコースティック生バンドの演奏。４グループ全てアマチュアらしいが、中でも”キハ52”という、オーボエとクラシックギターのデュオグループは良かった。大学生のグループらしいが、確かなクラシックのテクニックとジャズアレンジセンスで、将来、有名になるかも。　このミュージアム、12月にはビートルズ-コピーバンドのコンテストも演るとかで、ビートルズ好きには、結構楽しめるね。　

  2005.08.31

  コメント(1)

• 東京ジャズ2005

  　8/21東京ジャズフェスティバルへ行ってきた。　立ち見で観るつもりだったが、指定席もかなり空いているようで、8,000円也を払って、指定席へ。　今回はハービーハンコックが看板のようだったが、昼間の時間帯には当然あらわれず、聴いたのは、山中千尋、テレンス・ブランチャード、ゲイリーバートン、マーカスミラーのグループだった。　まだまだ、ジャズ初心者の自分には、濃すぎるジャズグループが目立ったが、ゲイリーバートンのグループは程よい軽快さと親しみ易さがあり、よかった。ゲーリーバートンが副学長を努める、バークリー音楽学校の学生（卒業生？）を引き連れての演奏だったようだが、ギターの若手が結構なテクニシャンで中々聴かせてくれた。　グループの入れ替えが行われる度に、機器調整時間をとられて、いささかうんざりしたが、　初めてのジャズフェスティバル見物の割には、結構楽しめた。来年もできれば観たいものだ。

  2005.08.31

  コメント(1)

• ジャズって！？

  　仕事以外の時間は、音楽を聴きながら何かやってることが多いが、映画”Ｒａｙ（レイ）”を観て以来、ジャズＣＤばかりを聴いている。　最初は曲の構成とか、コード進行など意識せずに聴いていたが、そのうち気になってジャズ関連本を買いあさり、読み始めた。　曰く、ジャズは黒人奴隷歌がベースになって、西欧音楽、民族音楽、現代音楽を取り込みながら発展し...、アドリブが命で、ライブでは同じ演奏は２度と存在しない、...、曰く、素材曲自体は何でも良く（例えば、枯れ葉、テネシーワルツなどなど）、演奏者同士の音のコミュニケーションで曲全体を構成する...。　ジャズ関連本の中でも、山下洋輔氏のエッセイ物は抱腹絶倒、電車の中で読んでいたら一人で笑い出して,間違いなく、変態扱いされるので、ご用心。　氏の著”ジャズ風雲帖”の中でも言語を介さない音のコミュニケ－ションが如何に大事かがおもしろおかしく書かれている。　そういえば、様々な障害を持つ子供から高齢者にいたるまで広く使われ始めている”音楽療法”は、人と人の間で心理的なコミュニケーションをはかるための方法である旨の記事を読んだことがある。　楽器や歌を通じた自己表現や、相手の意志の読み取りを言語以外で行うことで様ざまな機能障害の回復を手助けする方法であるとか..。　　まあ、そんなことは置いといて、この連休は好きな音楽でも聴きながら、日頃の疲れをゆっくりと癒したいものだね。

  2005.07.15

  コメント(0)

全24件 (24件中 1-24件目)

1