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水草が不調な時は・・・NATURE-GARDENでは、水草の不調はそのほとんどが栄養素に原因があると考える。●バランスの良い栄養素が水草を生長させる。 これが大前提である ●観察すべき項目 ≪藻類の発生の有無、またはその種類≫ 緑藻が多く出てれば、窒素過多であり、黒髭が出てればリン酸過多である。藻類の発生が全くなければ、それらの栄養素が不足している状態なので、施肥により追加する必要がある。 ≪総硬度が高いか低いか≫ 総硬度GHは3dH以下であることが好ましい (総硬度が水草に与える影響) 総硬度、つまりカルシウムやマグネシウムが高い場合はカリウムの要求量も高くなる。カルシウム、マグネシウム、カリウムが拮抗関係にあり、そのバランスは決して崩してはいけない。 もし、水道水の総硬度が低く、総硬度に影響を与えない底床を使っている場合はカリウムの要求量は低く、特にカリウムの施肥を行わずとも水草がよく育つ場合もある。反面、酸処理を行っていない大磯砂を使っていたり、水道水の総硬度が高い場合は、カリウムを積極的に施肥していかないと水草が育たない。カリウムが必要、カルシウムが必要、ということではなく、それらのバランスが重要なのだと現在ではそう認識している。 ●水換えの勧め 過剰な窒素やリンを排除するには水換えが最も有効である。また、未処理大磯や青龍石をレイアウトに使って硬度が高い時、水道水の総硬度が低い(1〜2dH)場合は水換えにより硬度を下げることも可能になる。水換えにより、過剰な窒素とリンを排除し、カルシウム・マグネシウム・カリウムのイオンバランスを整えることが水草育成の第一歩である。もし水道水の総硬度が高いならソイルを底床に使うのが望ましい。使いやすいものとしてADAアマゾニア(富栄養)やマーフィードのコントロソイル(貧栄養)があり、自分の管理スタイルに合ったものを選ぶとよい。また、総硬度が高い場合でもカリウムによる施肥を増やすことにより、イオンバランスをとることは可能である(限度はあるが) ●その他の要因 水草の不調のそのほとんどが栄養素に原因があるといっても、それ以外にも要因はある。 ・pH やはり、pHは5.0〜7.5の間が好ましい ・光 照明はやはり重要だが、60cm水槽に1灯あれば、光が原因である不調を訴えることは少ない。 ・二酸化炭素 二酸化炭素は必要だが、必ずしも強制添加が必要というわけではなく、強制添加したからといって単純に水草が元気になることはない。なぜならば、二酸化炭素といえども植物に必要な栄養素のひとつである炭素の供給源に過ぎず、それも必ずバランスをとる必要があるのだ。炭素だけ十分にあっても窒素がなければ水草は育たないし、カリウムが過剰にあっても、カルシウムが過剰にあっても育たない。それはどの元素をとっても言えることである。 ・温度 種類にもよるが、18〜28度が好ましい。ただし、高水温自体に問題があるのではなく、それにより酸素欠乏になったり、水草の生長が活発になることによって栄養不足を引き起こし枯れるという解釈が正しい。 ※このホームページで紹介させていただいている内容を実践され、結果生じた一切の損害などについては責任を負いかねますので、全て自己責任において実践されますようにご注意願います。 また、このページに記載されている内容は予告なく随時訂正・加筆が行われます。これは常に最上の管理法を模索しているためなので、予めご了承ください 文・神田 亮 ホームへ戻る |