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Q:霜を撮影しなさい
A:冬の被写体として面白い霜。 写真雑誌などでもよく取り上げられていますが、住んでいる場所によってはなかなか撮影しにくい被写体なのではないかと思います。とくに気温が下がらない場所では、どうにもならないですよね。 霜ができる条件としては、気温が氷点下近くまで下がることと、湿度が高いこと、風がないことの3点が必要です。 私が住んでいる道東では、冬でもあまり雪が降らず空気はどんどん乾燥していきます。 そうなると、気温がマイナス10℃になっても霜がつくことがありません。 こちらで霜が見られるのは、秋口の気温がやっと氷点下になるあたりで、風がない朝です。 そのタイミングを逃してしまうと、霜がつくのは川沿いに限られてしまったり、雪や雨が降った後の朝に限られてしまいます。 川沿いでは気温が下がると川の水が水蒸気となって立ち上り、霧氷が期待できることがあるのですが、いくら気温が下がっていても風があると水蒸気は流されてしまい霧氷はついてくれません。 なかなか難しいものです。 都会では水分を含む土が露出している場所が少なくなっているので、なおさら霜を見つけるのが難しいことでしょう。 東京に住んでいたときには、近所の公園でも年に数回くらいしか絵になるような霜が見られた記憶がありません。 むしろ車のフロントガラスなどの方がびっしりと霜がついていたように思います。 その頃は、朝早くから奥多摩などの渓谷で撮影をしていました。 水辺は水分が多いので霜がつきやすいのです。 また北側の沢では日が当たらないために、日が昇ってからも霜が溶けずに残っている可能性が高くなります。 霜はそれだけでは絵にするのが難しいところもあり、落ち葉や岩など、霜がついているものの形を利用して作画をします。 まだ色が残っているモミジなどにきれいな霜がついていたら、とてもきれいですよね。 確かに霜の結晶も形が面白いのですが、マクロレンズだけでは十分な大きさに写せないこともあり、ちょっと特殊な機材が必要なります。 撮影するときは、霜や霜のついているものの形がはっきり分かるように、全体にピントを合わせるようにします。 平面的なものなら真上から撮影すれば、絞らなくてもピントを合わせることができます。 しかし、斜めから撮影したり立体的なものの場合は、絞り込んで被写界深度を深くすることが必要です。 その時にはシャッター速度が遅くなることが多いので、カメラぶれを防ぐために三脚を使いましょう。 霜は気温が上がるとあっという間に溶けてしまうので、手際よくどんどん撮影することが大切です。 光の動く様子を考えながら、光が当たり始める場所から日陰の方へと移動していくと、効率よく撮影できます。 撮れそうでありながら意外と難しい霜、この冬に挑戦してみてください。 にほんブログ村
うまく撮れている写真は他の方のブログにもたくさんありますので、そちらを見ていただければいいかなと思います。
ブログ上で、仕事と同じことをするつもりはないもので・・・ ご勘弁ください。(2012.02.06 18:54:37) │<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |
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