SG第70回ボートレースダービー(蒲郡) 2日目 5R・12R
<5R> 【スタート情報】 1コース 1号艇 新開 航 .062コース 2号艇 菊地 孝平 .083コース 3号艇 濱野谷 憲吾 .114コース 4号艇 関 浩哉 .245コース 5号艇 谷野 錬志 .156コース 6号艇 茅原 悠紀 .11 進入 123/456 【レース結果】 1着 1号艇 新開 航2着 5号艇 谷野 錬志3着 6号艇 茅原 悠紀4着 3号艇 濱野谷 憲吾5着 2号艇 菊地 孝平6着 4号艇 関 浩哉 <12R> 【スタート情報】 1コース 1号艇 池田 浩二 .032コース 2号艇 篠崎 元志 .093コース 3号艇 西村 拓也 .064コース 4号艇 茅原 悠紀 .065コース 5号艇 桐生 順平 .076コース 6号艇 重成 一人 .04 進入 123/456 【レース結果】 1着 3号艇 西村 拓也2着 1号艇 池田 浩二3着 4号艇 茅原 悠紀4着 5号艇 桐生 順平5着 2号艇 篠崎 元志6着 6号艇 重成 一人今日はレース内容から確認しておきましょう。5Rは大外からのレースでも、何かしらの展開があると思っていましたが、特に展開有りませんでした。スタートは無理のない中で攻めた0.11というタイミングでしたが、スロー勢のスタートが早かったのでさほど早くは感じませんでした。しかし、スリット隊形は4号艇が凹んで展開が出来そうなものだったんですよね。ですが、5号艇が攻めていかなかったことで、茅原選手も攻めることが出来ませんでした。こういうスリット隊形になるのであれば、茅原選手ももう少し踏み込んだスタート決めて5号艇も叩いて絞って行けたかもと思いますが、まあスタートで無理をするのも危ないですし結果論ですから仕方ないでしょう。ということで、茅原選手の1マークは最内差しとなります。ターンではスタート遅れた4号艇だけを抜き、バックに5番手で入ってから追い上げます。まず1周2マークでは逃げた1号艇と沈んだ4号艇を除く4艇がもつれる展開となります。バックで最内を追い上げてきた茅原選手はそのまま内を回るターンになります。茅原選手より先に握って回った5号艇が1歩抜け出しますが、茅原選手もそれに続いてホームに帰りこの時点で3番手に浮上します。この時点で2番手の5号艇との差は1~2艇身ほどで、まだまだ逆転のチャンスがある状況で2周目に入ります。2周1マークでは内から先マイするも差し返され、2周2マークは逆に差しを狙いますがここで振り切られてしまいます。それに代わって後ろから3号艇が迫ってきて、3周目は3番手を守る走りとなりました。最終ターンまでもつれましたが、最後は先マイから振り切って、無事3着でゴールすることが出来ました。12Rは4角からのレースとなり、上位着を期待しましたがそうなりませんでした。スタートは0台と攻めたタイミングではありましたが、全艇0台ということでスリットで展開を作ることが出来ませんでした。スリットからダッシュ分前に出るかとも思いましたが、それもなく1マークに入ります。差しに構えた茅原選手でしたが、内の動きを見ている間に外の5号艇のまくり差しが先行し、その引き波にハマってしまいます。そのため1マークで出遅れてしまい、バックには最下位で入ることになってしまいます。それでも、バックで駆け上がり4番手まで浮上して、続く2マークでターンマークを外さず単独で回ると、3番手だった6号艇に追いつきます。内が茅原選手、外が6号艇でしたが、2周1マークではそのまま、茅原選手が内を回り、6号艇が外を回して、内外入れ替わらずバックでも並走が続き、2周2マークも再度茅原選手が内を回し、6号艇が外を回すことになりましたが、茅原選手が6号艇のツケマイを振り切ると、6号艇は振り込んでしまい、ここで勝負が決まりました。それ以上にポジションを上げることは出来ませんでしたが、3着でゴールとなりました。ということで、今日は3着2本という結果。オール3連対を維持することが出来たので悪くはない結果だと思いますが、モーター気配や、茅原選手の走りだけを見ていると、物足りない結果に感じてしまいます。特に、12Rでは1マークで攻め手になる姿を見たかったところですが、何も出来ず追い上げるレースになったのは勿体なかったと思うところです。2日目の全レースの結果を振り返ると、今日は4~6枠の1着は全く無しということで、こういう日に6枠4枠の2走になったことは運が悪いなと思わずにはいられませんね。とはいえ、得点率ランキングは8位とまずまずの位置につけていますから、まだまだ明日からの巻き返しは可能だと思うので、茅原選手の頑張りに期待したいと思います。気配についてですが、5Rでは昨日と比べて明らかな足落ちは感じなかったものの、物足りない感じはありました。この点について茅原選手はレース後に「足は悪くないんですけど、ちょっと回転足らずでしたね。もう少し回るかなと思ったんですけど、全然でしたね。その辺を踏まえて調整します。」とコメントしています。2番手5号艇との競り合いで決めきることが出来なかったあと少しの部分、競り合って負けることはなかったものの3号艇に追いつかれた部分、確かに回転不足ということなら合点がいきます。12Rは5Rの反省点を反映して良い調整が出来ていたはずですが、前半レース同様、物足りない部分を感じましたね。主にはスリットからの伸びが見られなかったところが気になっています。前半レースで回転不足ということで、後半は回す調整をするも、気温が下がっているので今度は回り過ぎということにならないかと心配していましたが、ターン回りとかは安定していたので、回転が合っていないということはなかったのかと思いますが、そうであれば、伸び足はそれほどでもないということなのかもしれません。確かに、昨日のレース後に茅原選手が「行き足が良くてターン回りのロスがないです。」と言っていた通りの気配ですね。今日も直線タイムは出てはいましたが、これは行き足の良さで稼いでいるタイムなのかもしれません。なんだかんだ思うこともありますが、前半レースでは濱野谷選手、後半レースでは重成選手と機力上位の選手に競り勝っていますから、茅原選手の機力も上位であることは間違い無く、気配に関してはそんなに心配する必要はないでしょう。