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テーマ:おすすめ映画(4018)
カテゴリ:映画
一発変換で灰燼。観にいきました。ネタバレ注意報です。
「きみに読む物語」と迷ったのですが… 「これってすごく感動するか全然たいしたことないかのどっちか紙一重の作品っぽい」という友人の言葉にものすごく納得してしまったので…★ 宣伝文句が「全米が愛に震えた」 全米はすぐ感動の嵐に包まれたり爆笑の渦に巻き込まれたり涙したりで信用ならぬ…そんなテンションじゃあ二酸化炭素排出量ナンバーワンなのも頷けるよ! …いやとにかく私とは感受性の持ち様が違う気がするので自分の情緒を試すのは金のある時に…。 邦題がとても綺麗で良いので観にいきたいのですが!! (そして「全米が~した!」シリーズは次何がくるか楽しみです) オペラ座。たっ楽しかったー!豪華絢爛! 基本的に人が歌ったり踊ったりしている映画大好きなので!想像以上にミュージカルでした。もう歌う歌う。画面見てて飽きません。 荘厳なあのテーマがエレキ効いた感じの曲になってるのはかっこよかったです!ぎゅんぎゅんしていて。 個人的にはヒロインの友達メグがとてもキュートだと思ったのですが、 ヒロインのクリスティーヌの歌はすごく綺麗でした。素敵―!そして清楚―! しかし彼女の特筆すべき所は、声の美しさでもなく清楚さでもなく、 その豪胆さに尽きるかと… いくら怪人のフェロモンに誘われたといっても(そんな事実はない)あんなところにひょいひょいついて行くのかー。怖いよ…? そして二人の男性のパッションを受け止めーのはぐらかしーの。 誰に頼らなくても立派に一人で歩いて行けるよあなた… 若きパトロン、ラウル。 人の話を聞かないラウル!(他の人もだけど) 彼女行けないっていってんじゃん!彼女怪人好きっていってんじゃん! すべてを無視し、めげずにクリスティーヌへの愛を語りまくり彼女をゲット…! しかしどうみても私はクリスティーヌがラウルに惚れているとは思えなかったんですが…。 怪人に惹かれてしまう自分を怖がり、ラウルに行った感じが…そして彼は金持ちのボンボンのハンサムな訳で…なかなかしたたかだなクリスティーヌ! どうなんでしょうね!基本的に良い人なので気の毒ですラウル。 いや、なんかおちょくりたくなるラウルですが、最終的に怪人に惹かれている彼女ごと受け止めた、なかなかの好青年だと思います! そしてオペラ座の怪人ことファントム。哀愁漂う男前。 かっちょ良い…!フェロモンで人を操れるよ!!!多分ファントムの構成要素フェロモン40%パッション40%ジェラシー20%! 立ち振る舞いの格好よさの裏に隠されたばりばりのコンプレックスが、とても…良い! そして溢れる才能が…。音楽の才能、先生の才能、嫉妬の才能(…)、さらに水中から灯火がせりだしてくるユニバー●ル・スタジオ・ジャパンばりの仕掛けや、熱烈片思い中のクリスティーヌ等身大人形まで製作する…感服いたす。 片面仮面の時が一番好きですが、あれなんの力で顔に張り付いてるの?パワーオブミュージック?(しゃらっぷ) 彼は…光源氏プロジェクトを実行していたのですね。(ツメが甘く失敗しますが…) ファントムの過去を見たとき、 「えっ、恋に落ちるならクリスティーヌよりもあそこから助け出してくれたバレエの先生とのがしっくりくるんじゃ…」 とか思いましたが。 そこにマイフェアレディがいるなら仕方が無いのか…! しかし、セクシーな悪役(?)なのに、どうしてこんなにも彼に同情してしまうのか…! なんかこう、痛々しいというか…見てらんない…! 口説き文句があとちょーっと違ってれば絶対クリスティーナとうまくいったって…!!ああもうー! ラウルに恋の鞘当し、クリスティーナの出番を増やし、自身の成功のために良かれと思ってしたことが全部裏目にでるし…目の前でラウルとクリスくっつくし!屈辱の瞬間。 劇場への復習を胸に秘め(別に秘めてなかったけど)クリスティーナを何度も口説き落とそうとするもすべて失敗。 いや、なんか、豪胆のクリスティーナがファントムの何倍も上手なんですが…。 ラウルとくっついたあとも、何度も自分がファントムに惹かれていることを口にします。 ファントムに、もうひとおしで彼女はこっちにくる!と思わせてはその思惑を幻想に変えます。 劇中で、ファントムの魅力にめろめろな仕草で、ラウルもファントムも私も(笑)ああクリスティーンは怪人のもとに行く!と思わせておいて 公衆の面前で仮面べりっ!!!(びびった) ファントムの顔を見て「怖くないわ」と言い、ああクリスティーナはファントムの悲しみを理解する心の綺麗な子!と思わせておいて、次の瞬間 「本当に歪んでいるのはあなたの心」 相手をちょっと浮かせて、その後叩きつぶす。クールです。 でももうやめたげて…! そんなこんなでラストにはすっかり怪人に絆されてました。切ない…!!! 終り方良いですね。 競売にいたのはラウルとメグでいいのかな? ラスト、あの(薄気味悪い)サルの人形を墓前に供えるとこで、ラウルの懐の深さを知りました…。 クリスティーナがファントムに惹かれていることをちゃんと知ってて、それでも愛していたのか…! ごめん気付かなかったよ単なる人の話聞かない子だと思ってたよ…! 彼はあの事件で大人の階段駆け上ったんですねきっと…! そしてもうひとつ黒いリボンつきの薔薇。 生きているのか死んでいるのか本当にファントムなのか。 いいですね!こうゆうラスト、好きです! 見所も突っ込み所も綺麗なお姉さんお兄さんもファントムも歌も踊りも ぎっしり詰まってておもしろかったですよー!!! (私の感想では意味不明ですが・・・) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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