2012ドイツ旅行記［１］再びドイツへ

今年もエッセン・シュピールの季節がやってきた。
去年の秋以来、仕事の波に追われてボードゲーム創りどころでなく、残念ながら自社製品は間に合わなかった。だから今年はエッセンに行っても仕方ないと思っていたし、11月に夫婦でアメリカ旅行する予定があって仕事の段取りが心配だし、同じエッセンに行くなら他のスタッフが．．とも思っていたが、「続けて行かないと見えてこないものもある」というスタッフＵの意見もあり、考え直したのだ。
そこで今年は一人ではなく、スタッフＴも同行してもらうことにした。Ｔにはグラフィック面からゲーム市場を見てもらおうと思ったのだ。


［日本時間：2012年10月17日（水）］

二人とも家が近いので、錦糸町駅から「エアポート成田」のグリーン車を使えば、わざわざ東京駅に寄らずとも成田空港に着けると思ったが、本数の少なさと出発時間の早さに挫折。（齢ですな。）
7:15東京駅発の成田エクスプレス７号で成田空港第一ターミナルに向かった。

スタッフＴは25年振りくらいの海外行きだそうで、何もかもが皆新しい。成田空港にターミナルビルが２つあることすら把握していなかったくらいだ。


すぐにチェックインを済ませ、荷物を預けて、グローバルWi-Fiの貸し出し場所を探して南ウイングの一番端まで歩く。貸し出しといっても、宅急便の袋に入った品物一式がJAL ABCのカウンターに預けられているだけだった。去年のテレコムスクエアと違って、説明も導通確認も無い。

スタッフＴを喫煙ルームに残して、某ＷＥＢ連載用の取材でターミナル内を走り回る。空港と言えば欠かせないパーツを撮影。

最低この２つがあれば、それっぽくなる（？）。
さらに出国審査ゲートを通ってからも少し撮影。海外に行く機会でないと撮れないエリアなので、大事だ。


NH205　成田11:20→パリ（シャルル・ドゴール）16:40
［FlightAware記録］


話題の787でもエアバスA380でもない、普通の777-300ERだから期待もしていなかったが、乗ってみたら座席が最新化されていた。
エコノミーシートにしてはモニターが大きめだし、全面タッチパネル。しかもなんと横に充電機能対応のＵＳＢ端子付きだ。（787あたりにしか付いていないと思っていた。）


足下には電源コンセントがあり、簡単なフットレストも付いている。（かえって狭苦しくなるので、使わなかったけど。）

イヤホン端子は航空機特有のものでなく、一般の端子なので、手持ちのイヤホンをそのまま使える。リクライニングは最近の背もたれが倒れず座面が前にスライドする方式。
ＡＮＡもなかなかやるものだ。

でも、狭いものはやっぱり狭い。(苦笑)

 

飛行機は定刻より40分遅れで出発。
飛んで早々ビールを頼み、機内食のたびにワインを飲む。いい気なモンだ。

落ち着いたところで一通りの原稿を打ち、あとは機内映画を楽しんだ。

　観た映画：「ホタルノヒカリ」「ＭＩＢ３」

ＴＶシリーズを一話も見ていないのに、なぜだか「ホタルノヒカリ」を見た。で、なぜだか泣けた。
「ＭＩＢ３」も面白かったけど、これは一度観ればいいポップコーン映画だな。．．

 

 

#2へ続く