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国立科学博物館の「日本に落下した隕石」コーナーです。
50の隕石が紹介されており、中国地方では「広島隕石」、「玖珂隕石」、「仁保隕石」がありました。 「広島隕石」は、2003年2月に広島市安佐南区伴(とも)の物流センターの屋根に落ちました。広島高速交通・アストラムラインの終点近くです。 「玖珂隕石」は、1938年1月に山口県岩国市玖珂で発見されました。山陽自動車道・玖珂インターの近くなので、毎年田舎に帰った時に石碑を見に行こうと思いながら、まだ行っていません。 「仁保隕石」は、1897年8月に山口県山口市仁保で数か所に落下しました。JR山口線仁保駅の近くで、信行寺などで3個見つかりました。 私が隕石に興味を持ったのは、小学生の時に買った「ふじい旭の新星座絵図/藤井旭(ふじいあきら)/誠文堂新光社/1976年12月25日発行」で、隕石のエッセイを読んでからです。 p70の「隕石橋」では、当時の山口県玖珂郡川越村で隕石が発見され、国立科学博物館が隕石を買い上げることで、村の悲願であったコンクリート橋を掛けることになり、「隕石橋」と名付けられた事が書いてあります。 p86の「隕石さがし」では、1975年11月13日に香川県多度津・高見島沖に落下する火球が目撃され、水中探査をして隕石を探す話です。残念ながら、隕石は発見されませんでした。 p108の「気仙隕石」は、1850年6月に岩手県陸前高田市、長円寺境内に落ちた隕石です。養蚕の守り神として信じられ、国立博物館に移されるときに村人たちが阻止しようと峠道で待ち伏せていたが、その話が漏れ、急遽海路で隕石が東京に運ばれた事が書いてあります。 小学生の時にこの本を買いましたが、繰り返し読んだのでぼろぼろになり、セロテープで外も中も貼っています。読むことでますます星の事に興味が湧きました。一番大切にしている本で、大げさに言うと、あの世に一冊本を持って行っても良いと言われると、この本を持っていきたいくらいです。絶版なので、もう一冊欲しいと思い古本屋を覗くのですが、見つかりません。 ![]() ↑ 国立博物館の「日本に落下した隕石」コーナー ![]() ![]() ↑ 日本の隕石が展示されている。 ![]() ↑ 中国地方の隕石は3点。広島隕石、玖珂隕石、仁保隕石。 ![]() ↑ 広島隕石。(広島市安佐南区伴) ![]() ↑ 玖珂(くが)隕石。(山口県岩国市玖珂) ![]() ↑ 仁保隕石。(山口市仁保) 【ふじい旭の新星座絵図/藤井旭(ふじいあきら)/誠文堂新光社/1976年12月25日発行】 ![]() ![]() ↑ セロテープで補強している。 ![]() ↑ ふじい旭の新星座絵図 p70の「隕石橋」。玖珂隕石の話。 ![]() ![]() ↑ ふじい旭の新星座絵図 p86。「隕石さがし」 香川県多度津・高見島沖での隕石探し。 ![]() ![]() ↑ ふじい旭の新星座絵図 p108 「気仙隕石」。岩手県陸前高田市、長円寺境内の気仙隕石の話。 ![]() ![]() ![]() ↑ 国立科学館の気仙隕石。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.12.20 04:44:26
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