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2019年2月22日7時29分、JAXAの探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」へのタッチダウンに成功しました。
事前に地面に投下しておいたターゲットマーカを目印にして、500m上空から自動運転で降下し、約1時間後に着陸するとともに、弾丸を地面に発射して砂や石を回収後、すぐに上昇しました。 サンプルを回収する部分はサンプラーホーンという筒ですが、筒の先が内側に折り返されており、発射トラブルがあっても、巻き上がった砂が折り返しに乗っかる設計で、必ず何かを持ち帰られるようになっていたそうです。 小惑星「リュウグウ」の地形には、「子供たち向けの物語に出てくる名称」を付けることになりました。地名については、JAXAのホームページや、月刊星ナビ2019年3月号/アストロアーツ発行に紹介されています。JAXAの方はかなり詳しく紹介されており、2019年2月1日付で、地名の「トリニトス」を「トリトニス」に変更したことなども書かれていました。 ![]() ↑ the japan times FEBRUARY 23, 2019. 「ハヤブサ2が小惑星に着陸」 生命の起源と太陽系の手がかりを得る事を目的として、地球から3億キロも離れた小惑星「リュウグウ」を調査するためJAXAにより打ち上げられた探査機が、金曜日にその岩の天体に無事に着陸した。 ハヤブサ2から送られてきたデータからは、探査機のスピードと方向の変化が分かり、探査機が小惑星に着陸し、地面を発破して軌道上に戻ったことが示されていた。 金曜日の朝、神奈川県相模原にあるJAXAのコントロールルームで約50人の作業管理チームとその他約20人が進行状況を見守っていたが、ハヤブサ2が着陸し、弾丸を発射した事を裏付けるシグナルが届くと、歓声が沸き起こった。ガッツポーズをしたり、拍手をしたり、抱き合ったりする人もいた。 ![]() ↑ 2019年2月28日 はやぶさ2 精密着陸。 朝日新聞。 ![]() ![]() ↑ 月刊星ナビ2019年3月号/アストロアーツ発行 ![]() ↑ 小惑星「リュウグウ」の地名。 「モモタロウ クレーター」、「キビダンゴ クレーター」「ウラシマ クレーター」、「キンタロウ クレーター」、「ブラボー クレーター」、「コロボック クレーター」「サンドリヨン(フランス語でシンデレラ)クレーター」、「オトヒメ岩塊」など、昔話にちなんだ名前が付いている。 「トリニトス」は2月1日付で「トリトニス」に変更されたとのこと。(JAXAホームページより) 注)地名にある「トリトニス」と「アリスの不思議の国」は、移動探査機MINERVA-II1(ミネルバ)と小型着陸機MASCOT(マスコット)の着陸地点のニックネームで、IAU(国際天文学連合)が認めたものではない。 ![]() ↑ 元になった物語が、リストの右側に書いてある。 日本以外に、フランスの「シンデレラ」、ロシアの「コロボック」、オランダの「ブラボーと巨人」、アメリカの「ケイジャン民話」とある。 オランダとアメリカの話は知らないので、今度調べてみようと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.02.24 09:08:18
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