カテゴリ:星 / Stars
2019年4月10日、国際研究チームが巨大ブラックホールの撮影に成功したとの発表がありました。
撮影したのは、地球から約5500万光年離れた「Ⅿ87」銀河にあるブラックホールです。ブラックホールに吸い込まれる際に周囲のガスが発するミリ波を観測し、画像に変換することができました。2017年4月に世界6か所の電波望遠鏡でおとめ座のⅯ87銀河、いて座Aスターのブラックホールを5日間観測し、約2年間分析した結果、M87でガスの光に包まれた黒いブラックホールの姿が確認できました。 2019年のゴールデンウィークは天気が悪かったのですが、2019年5月5日夜は晴れたので、20センチの反射ドブソニアン望遠鏡を出して、おとめ座のM87銀河の撮影をしました。光害がひどく、空は一等星が見える程度で、双眼鏡やファインダーで場所を確認していきました。 ポケットカメラの「Canon Power Shot SX720 HS」を望遠鏡の接眼レンズに近づけて、コリメート方式で撮影しました。1秒:ASA3200です。 M87は、なんとなく存在が分かる程度ですが、写っていました。 ![]() ↑ ブラックホール初撮影。 5500万光年先を直接観測。 日本など国際チーム。 2019年4月11日 朝日新聞。 ![]() ↑ ブラックホール 続く謎解き。 今回判明 半径200億キロ・ほぼ「真円」。 2019年4月18日 朝日新聞。 ![]() ↑ 国際光器 WHITEY DOB 20、 20センチ反射ドブソニアン望遠鏡。 ![]() ↑ うしかい座の一等星「アークトウルス」。 この星を基準に、双眼鏡、ファインダー、星図でM87を探す。 ![]() ↑ おとめ座とかみのけ座のエリアは、銀河がいっぱい存在している。この中にM87がある。 ![]() ↑ M87銀河。うっすらと写っていた。 ![]() ↑ 最新版 全天恒星図/昭和51(1976年10月25日 第11版/誠文堂新光社。 ![]() ↑ 全天恒星図。P46~47。 ![]() ↑ M87銀河は、青色の線を引いている。 ![]() ↑ M87の位置。(青い線)。 ![]() ↑ 星雲・星団ガイドブック/1974年3月29日第4版/藤井旭/誠文堂新光社。 ![]() ↑ M87の位置。 星雲・星団ガイドブックP201。 ![]() ↑ 巨大ブラックホールの謎 宇宙最大の「時空の穴」に迫る/本間希樹/ブルーバックス/講談社。 ![]() ↑ 月刊天文ガイド2019年6月号/誠文堂新光社/「ブラックホール 影の撮影に成功!」 ![]() ↑ 月刊星ナビ2019年6月号/アストロアーツ/「ついに捉えたブラックホールの影」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.05.06 22:13:19
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