カテゴリ:本、雑誌、記録
漫画家・イラストレーターの江口寿史さんの絵は、インパクトがあり、すぐに目を引きます。本屋でも雑誌の表紙に絵があれば、すぐに手に取ります。江口さんの漫画の中では、私は「ストップ!!ひばりくん!」が一番気に入っています。
朝日新聞文化欄「語るー人生の贈り物ー」で、2021年7月19日から2021年8月6日まで、江口寿史さんが15回掲載で紹介されており、面白い話が色々ありました。 (聞き手 編集委員・宮代栄一、撮影 諫山弥) 1977年から掲載が始まった「すすめ!!パイレーツ」ですが、当初は千葉の実家で描いて常磐線に乗って東京・神保町の集英社まで届けに行っていた所、「時間がもったいないので会社で描きなさい」といわれ、社の執筆室で描くようになり、その後、2年間ほど住み着いたそうです。(第6回より) 「ストップ!!ひばりくん!」については、とにかく自分の持てる技術の範囲でひばりくんを最大限にかわいく描けばいいだけだったとの事ですが、絵に対するこだわりが強くなりすぎた結果、1週間で描けなくなり、アシスタントも1人雇ってはいたものの、1本描くのに10日もかかるようになってしまったそうです。(第7回より) 「ひばりくん」の最終回になってしまった原稿はネームはできてたのですが、締め切りまで1日ちょっとしかなくて「もう間に合わない」と思って、行方をくらませてしまったそうです。 編集長から呼び出されたので「週刊がとにかくきついので、隔週か月刊にさせてもらえませんか」と言うと、「週刊のジャンプはそういうのやらないから。よそでやるんだな」と言われ、それで連載が終わったそうです。(第8回より) ーーーーーーーーーーーー ①2021年7月19日「女性の絵 願い込めてライブ制作」 ②2021年7月20日「雑誌をおねだり 漫画に夢中」 ③2021年7月21日「少年マガジン 多くを学んだ」 ④2021年7月22日「すべて駄目でも 漫画が残った」 ⑤2021年7月23日「一発入選からデビュー、連載へ」 ⑥2021年7月26日「毎週13ページ 出版社に2年住み込み」 ⑦2021年7月27日「ひばりくん連載 絵に凝りすぎで」 ⑧2021年7月28日「絵に向く関心 技磨いて扉絵に」 ⑨2021年7月29日「ギャグなく新鮮 イラストの仕事」 ⑩2021年7月30日「新感覚の若者ら どう対抗するか」 ⑪2021年8月2日「雑誌編集 作家を直接くどいた」 ⑫2021年8月3日「『彼女』展 言葉が降りて始まった」 ⑬2021年8月4日「2人の先生の影響 作品にも」 ⑭2021年8月5日「創作は仕事場で 夜に描く生活」 ⑮2021年8月6日「絵も鍛錬 もっとうまくなる」 ーーーーーーーーーーーー 最近購入した、表紙に江口寿史さんの絵がある雑誌。 ↓「東京人 2021年4月号 特集:シティ・ポップが生まれたまち 1970-80年代 TOKYO/都市出版」 ![]() ↓ 「ユリイカ 平成28年2月臨時増刊号 江口寿史/青土社」 ![]() ↓ 朝日新聞文化欄「語るー人生の贈り物ー」で、2021年7月19日から2021年8月6日まで、江口寿史さんが15回掲載で紹介された。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.09.26 05:57:05
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