カテゴリ:河合奈保子さん
「河合奈保子写真集PART7 デラックス近代映画/昭和61(1986年)1月15日発行/近代映画社」に、河合奈保子さんのニューヨークでの活動が記載されているので、ご紹介します。
【1995年9月16日】 ニューヨークでの撮影は、まずセントラルパークからスタート。続いて市内を転々と移動しながらロケを精力的に行う。 「これまで、ずうっと田舎を回ってきたせいか、ニューヨークに着いたとたん、”うわ大都会”って感じね。車の走り方も荒っぽいし、人の多さにも圧倒されちゃう」 奈保子にとってニューヨークは初めて。その活動的な姿にびっくり。 この日のロケの最後は、ブルックリン橋からマンハッタン島を眺めるカット。 「太陽が西に傾き、超高層ビル群がオレンジ色からだんだん紫色に変ってゆくと、ビルの窓に、ポツン、ポツンと明かりがともってゆくのよね。それがなんともいえないくらいステキなんですよ」 夕食の後、奈保子はスタッフといっしょに車で再びブルックリン橋を渡り、ブロードウェーに直行。『雨に唄えば』を見に行った。 「とっても楽しかったなあ。ショーマンシップというのかしらね。見に来たお客さんを心から楽しませてくれるのね」 たまたまサミー・デイビス・ジュニアも見に来てて、奈保子はサインをもらって感激も倍増!だった。 【1985年9月17日】 ビルの屋上にピアノを置き、ここでピアノを弾く奈保子をヘリコプターから撮影するという大掛かりなロケがはじまる。 (これについては、今までのブログで記載済なので、割愛します) ビルの屋上でピアノを弾く撮影が終了した後、奈保子は雑誌の取材でニューヨーク市内をあちこちと移動、夕方からマジソン・スクエア・ガーデン近くのソーホーに出かける。ここは芸術家の街、若者の街で有名だ。 そして夜はまた、すっかり気に入ったミュージカルを見に行った。 【1985年9月18日】 撮影が始まってから初めての休日。ゆっくり眠った奈保子は、午前11時ごろホテルを出て、ブロードウェイ通りや五番街をぶらつく。 「映画で有名なティファニーのお店にも入ったけれど、ただ見るだけで出てきたの。五番街って高級品のブランド商品が多いでしょう。ちょっといいなと思って値段みたら、びっくりするくらい高いのね。手が出なかった!」 というわけで、もっぱらウインドーショッピングで、ほとんど何も買わなかった。 夕方、予定通り早くホテルに戻る。夜は日本料理店で打ち上げパーティ。 「いろいろお世話になりました」 深々と頭を下げる奈保子に、「よくがんばった」。スタッフから拍手が起きる。 【1985年9月19日】 JALで奈保子は日本へと飛んだ。 ーーーーーーーー ニューヨークの奈保子さん。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ↑ 世界貿易センターのツインタワーが見える。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ーーーーーーーーーーーー ↓「河合奈保子写真集PART7 デラックス近代映画/昭和61(1986年)1月15日発行/近代映画社」。 ![]() ↓ 奈保子さんがミュージカル会場でサインを頂いたという、サミー・デイビス・ジュニアさん。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.04.17 18:23:45
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