カテゴリ:星 / Stars
藤井旭(ふじいあきら)さんは、天文写真家、イラストレーター、文筆家として活躍され、星に関する多くの本を出されました。
残念ながら、2022年12月28日に81歳で逝去されましたが、多くの天文ファンが藤井旭さんに影響を受けたと思います。 私は小学3年~4年頃に、藤井旭さんの雑誌記事や本を読み、星に興味を持ちました。 小学5年生(11歳)の時、ビクセンの8センチ屈折赤道儀望遠鏡(ポラリス8L)を購入し、天気が良い日は毎日のように、望遠鏡で惑星や星雲・星団を覗いていました。 社会人になり海外赴任を含めて10回引っ越しをしており、学生時代の本はかなり処分したのですが、藤井旭さんの本で、手元にあるものを紹介します。 ーーーーーーー 1)ふじい旭の新星座絵図/藤井旭/誠文堂新光社/1976年12月25日第1版発行 ↓ 私にとって本当に大切な本。カバーが破れ、何度もセロテープで補修した。 ↓ 藤井旭さんの星座絵図と、その星座にまつわる楽しいエッセイが書かれている。中もめくりすぎて傷んでおり、セロテープで貼りなおしている。 ↓ P167 白河天体観測所の紹介。 ーーーーーーーーー 2)天体写真の写し方/藤井旭/誠文堂新光社/1970年8月15日第1版発行 1975年9月15日第6版発行。 ↓ この本もページをめくりすぎて傷んでいる。学生時代に星の写真を撮影するとき、繰り返し読んで参考にした。 ーーーーーー 3)透視版 星座アルバム/藤井旭/誠文堂新光社/1972年10月5日第1版発行 1975年4月25日第4版発行。 ↓ ファイリングの部分が壊れてしまい、母親がゴム紐で修復してくれた。 ↓ 星座写真と透視版がセットになっており、重ねると星座の形が分かる。 画期的で素晴らしい本だと思う。 ↓ 星座写真に透視版を重ねると、星座がよく分かる。 ↓ オリオン座の星座写真。 ↓ 透視版を重ねると、オリオン座の形が分かる。 ーーーーーー 4)カラーアルバム 星空の四季/藤井旭/誠文堂新光社/1973年9月25日第1版発行 1981年3月20日第7版発行 ーーーーーー 5)星雲 星団ガイドブック/藤井旭/誠文堂新光社/1971年8月20日第1版発行 1974年3月29日第4版発行 *天体観測するときに、いつも持参した本。小学生の時、夜露対策として本にセロテープを貼った。 ↓ 星雲・星団を望遠鏡で見るのが楽しく、ページが外れるまで使った。 ーーーーー 6)星座ガイドブック 春夏編/藤井旭/誠文堂新光社/1974年7月25日第1版発行 ーーーーー 7)星座ガイドブック 秋冬編/藤井旭/誠文堂新光社/1975年7月15日第1版発行 1977年8月20日第2版発行 ーーーーーー 8)藤井旭の天体写真教室/藤井旭/誠文堂新光社/1976年11月1日第1版発行 ↓ この本も、繰り返し読んだり、星の写真を撮影するため持参し、カバーが破れた。 ーーーーーー 9)藤井旭の天体写真教室/藤井旭/誠文堂新光社/1978年7月20日第1版発行 ーーーーーー 10)藤井旭の天体写真教室/藤井旭/誠文堂新光社/1982年6月20日第1版発行 *星雲・星団観測はとても楽しい。学生の頃は、星雲・星団の写真やスケッチをしていた。 ーーーーーー 11)星の旅/藤井旭/河出書房新社/1976年9月14日第1版発行 藤井さんが世界中を旅しながら、星とかかわりのある事をエッセイとして書かれている。 (目次) ーーーー ーーーーーーーーー 12) 星日記 1981/星の手帳編集部編/河出書房新社/1980年11月20日第1刷 当時、星日記を何年も購入して日記をつけていたが、今手元にあるのは1981年だけ。 星日記1981年を手元に残していた理由だが、私が高校1年生の頃の出来事がいっぱい書いてあり、その内容が、星ではなく当時好きだった女の子の事だった。 結局駄目だったが、高校時代の青春の思い出だった。(日記部分は消しています) ーーーーーーー 13)すばらしき星空の饗宴/藤井旭X三田誠広/大和書房/ 私はこの本をきっかけに、三田誠広さんの小説「僕って何」などを読んだ。 ーーーーーーー 14)星になったチロ 犬の天文台長/藤井旭/ポプラ社/2006年7月第1刷 2006年12月第2刷 「星がすきだったチロは、満月の夜、星になった。天文台長やいん石捜索員となり大活躍した名犬チロと、星仲間たちとの12年間の友情物語」 ーーーーーーー 15)白河天体観測所 日本中に星の美しさを伝えた、藤井旭と星仲間たちの天文台/藤井旭/誠文堂新光社/2015年10月15日発行 ↓ 2014年、半世紀の間私設天文台でありながら、星好きには憧れの天文台だった白河天体観測所が閉鎖された。本書は、その中心メンバーであった藤井旭がこの白河天体観測所のこと、メンバーの星仲間のこと、所長犬だったチロのこと、星まつり星空への招待のこと、ハレーすい星のこと等々を綴ったエッセイ集です。 ↓ 藤井旭さんに私の氏名を書いていただいた。(本の見返しの部分) ーーーーーーーーー 16)月をみよう 科学のアルバム1/藤井旭/あかね書房/1973年4月5日第6刷 ーーーーーーーーー 17)星の一生 科学のアルバム4/藤井旭/あかね書房/1972年12月5日第8刷 ーーーーーーーーー 18)太陽のふしぎ 科学のアルバム12/藤井旭/あかね書房/1973年4月5日第5刷 ーーーーーーーーー 19)星座をさがそう 科学のアルバム22/藤井旭/あかね書房/1973年3月25日発行 ーーーーーーーーー 20)惑星をみよう 科学のアルバム28/藤井旭/あかね書房/1974年3月10日第1刷 ↓ 本の箱は、傷んでしまった。 ーーーーーーーーー 21)星雲・星団をみよう 科学のアルバム40/藤井旭/あかね書房/1975年3月10日第1刷 この本も写真が美しく、繰り返し見た。 ーーーーーーーーー 22)彗星 ほうき星のひみつ 科学のアルバム50/藤井旭/あかね書房/1976年3月31日第1刷 ーーーーーー 23) 星の手帳 VOL.49 (1990年8月号)/星の手帖社/河出書房新社 藤井旭さんの記事が中にある。 雑誌「星の手帳」のスタートにも藤井旭さんが関係されている。 私は「星の手帳」をVOL.1から購入していたが、1990年9月からシンガポールに行くため、1冊を残して全て処分した。今思えば、残しておけばよかったと後悔している。 ーーーーーーーーー 24)藤井旭さんの星座絵図による、「四季の星座クリアファイル」/星の手帖社 ↓ 春の星座 (藤井旭さんの星座絵図)/星の手帖社 ↓ 夏の星座 (藤井旭さんの星座絵図)/星の手帖社 ↓ 秋の星座 (藤井旭さんの星座絵図)/星の手帖社 ↓ 冬の星座 (藤井旭さんの星座絵図)/星の手帖社 ↓ 星座動物園 スーパー夜光シール イラスト:藤井旭/星の手帖社 ーーーーーーーーー 25)月刊天文ガイド編 ジュニア 夏の天体ガイド/誠文堂新光社/昭和47(1972年)9月15日第1版発行 昭和51年(1976年)7月15日第4版発行 ↓ P93~95で、「望遠鏡ひろばにあつまれ!」という題で、天体観測にまつわる藤井旭さんの楽しいイラストが描かれている。 ーーーーーーーーー 26)藤井旭の天文年間 スターウォッチング完全ガイド2023年版/2022年12月16日発行 ーーーーーーーーー 27)私の部屋の一角に置いている、2016年以降の「月刊天文ガイド/誠文堂新光社」、「月刊星ナビ/アストロアーツ」。 2015年までの天文雑誌は、置く場所が無いので全て処分してしまった。 ーーーーーーーーー 28)私が小学6年~中学1年だった頃、「月刊天文ガイド」を一部切り抜いていたもの。 ↓ 月刊天文ガイド 1977年1月号 表紙 (1976年10月23日の日食 撮影/石橋力(データは目次ページ) ↓ 月刊天文ガイド 1977年2月号 表紙 (白河天体観測所 「チロチロスⅡ世号 20㎝フォーク式赤道儀」 20センチ反射望遠鏡フォーク式赤道儀。 私はこの表紙に憧れて、20センチ反射望遠鏡が欲しくなった。 その影響で、今私の手元に、20センチ反射ドブソニアン望遠鏡がある。 ↓ 月刊天文ガイド 1977年6月号 表紙 (夏の星座 ふじい旭の新星座絵図より) *この表紙は、見るだけで楽しい。 ↓ ビクセンの天体望遠鏡広告。 ↓ 私は小学5年生の時、ビクセンの「ポラリス8L」 8センチ屈折赤道儀望遠鏡を購入した。 ↓ 月刊天文ガイド 1978年2月号 表紙 大野裕明さんとかまくら。(藤井旭さん撮影) ↓ ビクセンからモータードライブが発売された広告を見たので、購入して「ポラリス8L」に設置した。 ↓ 月刊天文ガイド 1978年6月号 表紙 大野裕明さんと白河天体観測所の20cm反射赤道儀天体望遠鏡「チロチロスⅡ世号」、皆既月食 ↓ 月刊天文ガイド 1978年11月号 表紙 福島県・磐梯吾妻スカイラインの吾妻山山頂浄土平で行われた「星空への招待」。 1978年8月28日実施。 ーーーーーーーーー 29)月刊天文ガイド 2023年3月号/誠文堂新光社 星の楽しみを教えてくれた藤井旭さん ーその活動を振り返る【前編】 ↓ 藤井旭さん。 ーーーーーーーーーー 30)月刊星ナビ 2023年3月号/アストロアーツ 輝き続ける巨星 星になった藤井旭先生 ↓ 藤井旭さん。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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