カテゴリ:スポーツ
「三浦雄一郎の『歩く技術』 60歳からの街歩き・山歩き /三浦雄一郎、三浦豪太/講談社/2011年10月11日 第1刷発行」という本があり、プロスキーヤー・登山家の三浦雄一郎さんが70歳、75歳で2回もエベレスト登頂を果たすまでのトレーニング過程が書いてあるので、少し紹介します。
P50~51「三浦流超ヘビー・ウォーキング」 僕の最終的な目標はエベレストだ。 ~ そこで始めたのが、南極遠征の時に効果のあった、荷物を背負って歩くというトレーニングだ。立山での強力(ごうりき)生活の経験から編み出したものだ。工夫したのは、背中の荷物に加えて、足には重い登山靴を履くということだ。さらに進化し、足に重りをつけて歩く方法も導入した。アンクルウェイトである。 アンクルウェイトは、足首に巻いて付属のマジックテープで固定するタイプが一般的である。ナイロン製の包みの中に、鉄の粉や円筒状の鉄の棒などが入っている。登山用品ショップ、スポーツショップなどでさまざまな重さのものを売っている。僕の場合、70歳のエベレスト初登頂を目指し始めたころ、トレーニング中にふらりと立ち寄ったスポーツ用品店で見つけて買ったのが最初である。 まずは、足首に1キロのアンクルウェイトを巻き、背中に10キロの荷物を詰め込んだザックを背負うことから始めた。これで登山靴を履いて外出したり、散歩したりするのである。これなら、毎日でもトレーニングができる。当初は、1日1時間くらいずつ歩いていた。 P52~53「アンクルウェイト&バックパック20キロで都内を徘徊」 ヘビー・ウォーキングも、3年目からは片足5キロずつ、背中も20キロになった。通常より重たい登山靴を作ってもらい、これにアンクルウェイトを巻く。外出する時はほとんど身につけていく。パーティーがあっても、タキシードを着ても、足に登山靴、アンクルウェイトといういでたちだ。 ~ 最終的には、片足8キロ、背中に30キロを背負い、東京でも札幌でも町中1時間以上歩けるようになれば、エベレストに行けると想像していた。3年たつと、その状態で歩けるようになった。富士山には5~6回登ったが、ヒマラヤでも前述のとおり6000~8000メートル級の山に登れるようになった。 普通のトレーニングは、スクワットとか、ウェイトをつけて腹筋だとか腕立てなどをやるのだが、僕はただひたすら奴隷のように、足に重りをつけ、背中に荷物を背負って歩くだけだった。腹筋、腕立て伏せはほとんどやらなかった。それでもエベレストに登れた。 山に登るわけだから、それに近い状態でのトレーニングを選んだのだ。山に登るときにも重い荷物を背負っていくので、そのとおりにする。登る時には登山靴を履くので、日頃もそれを履く。さらに負荷をかけるために重りをつけて・・・。 日常の生活の中で、普段の行動に負荷をかけるトレーニングは、とても有効だと思う。 ーーーーーーーーーーーー 上記の本を読んで、以前からアンクルウェイトに興味があったのですが、長い間、なかなか購入に踏み切れませんでした。 しかし、最近病気が続き、興味がある事を後回しにすべきでないと思い、アンクルウェイト2キロX2を購入しました。店内で両足にウェイトを巻き、家まで帰りました。 散歩をするときは、必ずウェイトを着けて歩こうと思います。 ↓ 初めて購入したアンクルウェイト2キロ ![]() ↓ 「ベストフィット リスト&アンクルウェイト2.0kgX2 クロステックスポーツ株式会社」 ![]() ↓ 左足に巻く。 ![]() ↓ 右足も巻く。 ![]() ↓「三浦雄一郎の『歩く技術』 60歳からの街歩き・山歩き /三浦雄一郎、三浦豪太/講談社/2011年10月11日 第1刷発行」 ![]() ![]() ↑ 三浦雄一郎のモットー ◎ 何とかなる ◎ くよくよしても始まらない ◎ 細かいことは気にしない ◎ サボってもまた始めればいい メタボ、生活習慣病を解消し、エベレスト登頂すら可能にした、楽しくて簡単なトレーニング法を公開!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.08.12 09:11:27
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