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日本顎関節症リハビリ研究室 /より安定した快適咬合を求めて

日本顎関節症リハビリ研究室 /より安定した快適咬合を求めて

tch くいしばりしてませんか  グリグリ検査

咬み合わせが不安定な方で,
強く食いしばったり,
歯と歯を強くこすり合わせて接触させるグリグリ(?? 検査)をしたがる人へ

咬み合わせを補整するブラスチックのスプリントを入れているときも,外したときもグリグリと歯と歯を強く接触させて 安定感を調べたがるクセを持っている方がいます.
実は こういう方は 大変 治りがよくありません.
自分で確かめるように くいしばりのグリグリ検査していると 噛みしめによる筋肉痛が起こります.少しでも 合っていないと,満足しません.実は100点を目指しても歯科治療には,ある程度の限界があります.

弱く小さく咬んで調べるぱパパパパ診断は,してもかまいません.
たいして 力が入りませんので.体操をした後に なさってみてください.

強く力が入りすぎる グリグリ検査は 控えてください.悪化させます.
歯の端が欠けて飛びます.歯が破損し 摩耗します.
 なにより筋肉が疲労します.後で強い筋肉痛が起こします.
どんなによいかみ合わせをバランスを取っても
 摩耗しますし 破損もします.悪循環になります.

日中は,「唇は付けても 奥歯は 強く食いしばらない」ことです.
呪文のように 口の中で言ってみてください.
 
強く咬みたいときは,食事を ゆっくりと一口30回咬んでください.
 または,チューブ体操やガムなどを左右 交互に 均等に咬んでみてください.
スプリントを入れていたら,ダイレクト・スプリント治療したら 前よりも少し安定していたぞ 前より良いぞと感じとることです.
  プラスのサイクルに入る考え方を勧めます.
スプリントを入れていても,食いしばらないことです.
つばを飲み込むとき,歯と歯は,無意識的にそれなりの力で接触します.
 仕方ありません.それはかまいません.

まだ不安定ではないかと,だめ出しするように,強く食いしばったり,歯と歯を強くこすり合わせる グリグリ検査は,絶対におやめください.
不安定なところを探しつづけ,すりつぶしてしまいたいと思って
力を入れて食いしばったり,
またまだ不安定だぞと熱心に探し続けると 負の悪循環に入ります.
強い力での歯と歯のくいしばりは,症状を悪化させます.

少しだけ咬み合わせが甘くても,
意識的に強い力で食いしばらない限り 悪化しにくいのです.

腹式呼吸して ガムや食事で 一口30回 左右交互に 良く咬んでください.

そして ときどきパパパパ検査をしてみましょう.
結果をメモしておいてください.
スプリントを入れても,強く食いしばっては いけません.
パパパパ検査は,良いですよ.かまいません.
少しづつですが,
丁寧に 少しでもバランスが取れるように 咬み合わせの治療をしていきます.
スプリントも いままでま クセが減り,バランスがよくなるように調整していきます.
強い力で食いしばったりするグリグリ検査は,起きているときは,極力控えてください.
 首の周りに多数ある交感神経が緊張しやすく,自律神経にもよくありません.
よくすることも,悪化させるのも,
 強い力でのくいしばりと咬み合わせと関係しています.

 <<<<<< ポイント >>>>>>>>

1.意識的に歯と歯を強く接触させる くいしばりや グリグリ検査は,絶対に控える.
2.上下の唇は付けても 奥歯は 噛みしめないこと.
3. ガムや食べ物を 左右均等に咬んでますか.
  左右が 6対 4なら 良いのですが,
  無意識のうちに  8対2か 9対1の割合で咬んでませんか
4.食事は,ゆっくり 一口30回咬んでください.
  右で5回 左で5回,右で5回 左で5回,後は自由に10回咬んでみてください.
5. スプリントを入れたら,奥歯を意識的に接触させない,食いしばらないという,暗示をかけてください.マントラ
 スプリントをしていないときは,上下の唇を付けて,鼻呼吸を.腹式呼吸を.
6. スプリントを入れて 時々 アゴの体操をして 
  スプリントを入れたり,外したり,パパパパ検査をしてみる.
  頭を上げて.寝た位置で.起きて.体操をした後で.
  左右差があれば,メモをする.


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