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日本顎関節症リハビリ研究室 /より安定した快適咬合を求めて

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顎関節症  咬合不安定症 快適咬合をめざして


顎関節症 医学の連携がとれいてないのだ


問診票 治療履歴 かみ合わせ不安定・micro tapping


スプリント 第一段階の治療 マウスピース 出し入れする装置 違和感があるか


口が開かない 開口障害の 顎関節症 アゴの体操を smile 10-15


第二段階ダイレクトスプリント  micro tappingで 左右均等に 中心窩


TCH  くいしばらない tooth apart   舌を上に  呼吸法


診察申し込みのときの 問診票 川村歯科かみ合わせ矯正歯科 医院


川村秋夫 河北新報  掲載 顎関節症(咬み合わせ不安定症候群)


川村秋夫著作 スマイル31 1_16  仙台歯科医師会 1996年


NHK ラジオ放送 1992年12月7日​


始めにお読み頂けると幸いです


当院は 完全予約 時間約束診療です.


ためしてガッテン2005年 07月 13日 顎関節症


川村秋夫  宮城県にて発表2004


川村秋夫 全身咬合学会  抄録


自宅で できる範囲の 症状軽減法  割り箸 キッチンペーパー


首の痛みとガム 左右でしっかり噛むと


筋電図の検査 咬み合わせ


首の動き&噛み合わせ 股関節も


咬み合わせの検査  自己診断 micro tapping


片足立ち インナーマッスル と咬み合わせ


咬むことの効用


05宮城 発表


舌の吸盤化 TCH


リアクション顎


関節痛や開口障害


私の顎関節症の体験


free


顎関節症のポーラスターさんからのメール


アクセス 地図 入り口 診療室内部


首の痛みと噛み合わせの関係


スプリント後の噛み合わせのリハビリ # 大切


スプリント代用品マウスフィットネス


2021 顎関節症のリハビリ治療の 保険制度の問題点


心電図  頚性神経筋症候群 ?????


スプリントは 上か下か 


初めての患者さん & セカンドオビニオン


くいしばりの強い方へ 咬み合わせ不安定症


test


患者さん自身が 選択してください


プレスケール 咬合圧検査


顎関節症の歯科医師探しヒント


tch くいしばりしてませんか  グリグリ検査


test はじめに ご覧下さい


松浦亜弥(あやや)が顎関節症で


2006改悪  日本の歯科の保険診療の限界


ペーパー・スプリントと爪楊枝


test


参考文献 お世話になった先生方


2005宮城県歯科医師会 会員 発表 抄録


test


I.咬合異常のガイド//2002日本補綴歯科学会


II. 顎機能障害(顎関節症)の診療ガイドライン


顎機能障害(顎関節症)の診療ガイドライン 6) 関節内視鏡検査


咬み合わせリハビリ治療  治療費 高度先進医療???


2021 10 23 大阪 test


02.糖尿病 克服- 寒天


寒天が便秘・ガンに


黒豆茶に含まれる有効成分


しそ(紫蘇)の健康パワー


03.禁煙&卒煙-がん 克服


第11回世界禁煙デー・宮城


マ-ティ・キ-ナ-ト氏の禁煙


天国へのカレンダー 紀香


歯周病 たばこで加速


延命「望まず」93%


04_日本学術会議咬合学研究連絡委員会 


03_1.提言の背景


05._3課題解決 戦略


07用語の説明 参考文献資料


05_口と全身の関係


肥満と歯周病 サイトカインTNF-αと骨吸収


歯牙喪失と痴呆 歯が抜けると痴呆が早まる


歯周病にかかっている妊婦


<歯周病は体の黄信号>


<歯周病 骨髄液を注入>


ぼけ予防には歯を残せ


歯周病、脳梗塞と関係?


長寿と老化


痴呆症と歯抜けとの関係


フッ素の効果と危険性


06_歯科 治療費


ムシ歯の治療金額表 


かみ合わせの治療費


顎関節症の補綴学的治療


インプラント治療費


****大学歯学部附属病院諸料金内規


07_片頭痛と筋緊張性頭痛00


頭痛とは? 神経内科


緊張型頭痛 NHK kenko today


頭痛 NHK ガッテンより


08_クビ の科学


未来人の顔小顔と咀嚼顔とアゴが歪む


線維筋痛症 たけしの家庭の医学む


09_人生と歩き方  般若心経


般若心経 その世界(上) 人に尽


『和顔愛語(わげんあいご)』


稲盛和夫01 人生の歩き方


今日までそして明日から 吉田拓郎


10_川村秋夫 論文2006


12 アクセス 川村歯科 かみ合わせ矯正歯科


サイド自由欄

〒983-0023
仙台市宮城野区福田町1-2-3 川村歯科医院 かみ合わせ矯正歯科
  歯科医師 川村秋夫   電話 FAX 022-259-3022
=================

日本顎関節症リハビリ研究室.

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相談は eメール のみ  お電話は ご遠慮しています  
kamiawase@@@@gmail.com
 @を 2個消して @一つにしてメールを
 必ず お名前  年齢  性別 住所 連絡先の携帯電話 を 
================
当院は 完全予約 時間約束診療です.

診察時間 9時〜 17時   休診 日曜 祝日 木曜日 

完全時間予約制です. 予約を 診察時間に お電話予約をお取りください
完全予約 
時間約束診療とは、その時間に担当する歯科医師、歯科衛生士を確保して専任するシステムです.9時から10時まで  Aという患者さんに  B歯科医師とC歯科衛生士が 専任して 担当する.
他の患者さんは 急患者以外は その時間は 診察しないということです.
ただし 年に数回 担当する歯科衛生士の家族が病気で 欠勤することがあり ご迷惑をかけることも あります.

キャンセルの仕方  
キャンセルは  できれば 前日までにお願いします.
 もし当日ならば8時半までに.留守番電話にお願いいたします
 ぜひとも ご協力ください  
 診療時間以外は 夜間は 留守番電話になってます  
  留守番電話は 真夜中 夜間でも構いません.
  遅くとも 予約日の 当日朝までに お願いいたします.
  時間前に 必ず電話での連絡を. 
  診察時間以外 留守番電話にもなっています
  留守番に メッセージを入れてください.

次の予約は 診察時間内で お電話で.   

直前のキャンセルは  キャンセル待ちの方への連絡など時間のやりくりに
かなり辛いです. 

ドタキャン 無断キャンセルする方は 
次回から 完全予約システムは,ご遠慮いただいています.
 次回から  前日 当日キャンセル待ちでの予約  お願いし申し上げます.

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2016年 (H28) 急性膵炎 腫瘍のため ほぼ6ヶ月 入院
2017年 完全房室ブロックにて ペースメーカー 挿入インプラント
父の亡くなった年齢に近づき、人生のタイムリミットが近づいてきています

長く研究してきたこと、仕事を通じて なにか縁のある方のお役に立つことを願って 診察しています.敏感な神経のセンサーですから、 個人差があり 毎日が研究と反省の連続です. まだ伸びしろがある.
インプラント沼から 「噛み合わせ・矯正の沼」に 長くハマっています.

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2021年11月10日
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カテゴリ:忘備録

耳の進化

  

[evolution of ear]

人間の耳は、空気の振動を鼓膜にまで伝える外耳、鼓膜の振動を三つの骨を介して伝える中耳、そして伝えられた振動を神経の刺激に変える内耳からなる。内耳は音波のほかに、頭部の回転や傾きといった平衡感覚も感知する。
中耳の構造は、祖先の魚類から哺乳類に至るまでの間に、大きく変化した。人間の祖先は、魚類の時代にまず耳小骨を一つ獲得したが、それは2番目の鰓弓(さいきゅう)の舌下顎骨を転用したものであった。
両生類と爬虫類の時代には、柱状の耳小柱となって、体表と内耳をつないでいた。爬虫類から哺乳類の段階になるにあたって、二つの耳小骨がつけ加わった。

​​これは、もともとは1番目の鰓弓に由来し、
爬虫類で顎関節を作っていた​関節骨方形骨​を転用したものである。​​

​爬虫類の耳小柱は、内耳に最も近いアブミ骨となり、​
​​​​​関節骨​​方形骨​はそれぞれツチ骨キヌタ骨になった。​​​​

​ヒトの頭部の発生をたどると、ツチ骨とキヌタ骨が​第1鰓弓​から、​
​​アブミ骨が第2鰓弓から由来する過程をみることができる。​​
​中耳の骨の進化に関するこの学説は、二人の主唱者の名をとって、

ライヘルト・ガウプ説と呼ばれる。​




>https://medicalnote.jp/contents/151124-000024-FTYREE


耳は耳介、外耳道、鼓膜を通して、中耳、内耳へとつながっていきます。

まず、耳介が空気の振動(音)を耳へと集める役割を果たします。耳介から外耳道を通った音は、外耳道の最も奥にある鼓膜を振動させます。この鼓膜が振動することで、音が「振動」として中耳に伝達されます。中耳にある耳小骨(後述します)が順に鼓膜の振動を内耳にある蝸牛へと伝え、蝸牛のなかのリンパ(外リンパ、内リンパ)が揺れ動くと、感覚細胞がその振動を電気信号に変換します。その電気信号が蝸牛神経から大脳へと伝わり、脳が「音」としてその信号を認知したとき、私たちは「音」が聞こえたと判断できます。

耳は感覚器のひとつであり、外耳、中耳、内耳の3つで成り立っています。また中耳には鼓膜と耳小骨があります(耳小骨は、鼓膜の近くから順にツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨といいます)。耳小骨の役割は、鼓膜の振動エネルギーを大きく増幅させて内耳にある蝸牛へと伝えるというものです。また、耳小骨には筋肉がついていて、蝸牛に伝える振動の量を調整し、蝸牛に過剰な振動が伝わらないよう守る働きもあります。つまり、外部から入ってきた音を脳が正しく知覚するために重要な部分といえるでしょう。

なお、耳小骨は基本的に全206ある人体の骨(成人)のうち、最も小さな骨だということが分かっています。


ツチ骨は、3つある耳小骨のうち最も大きく(8~9mm)、下部分のツチ骨柄という場所が直接鼓膜に接しているのが特徴です。鼓膜から受け取った振動を、キヌタ骨とアブミ骨へと伝える役割を果たしています。

また、ツチ骨は頭部が球状で、関節のような動きをしており、キヌタ骨へとつながります。ツチ骨の頸部には鼓膜張筋という筋肉がついており、鼓膜の張力を調節しています。鼓膜が円錐形を保っているのもこの筋の働きによるものです。

キヌタ骨はツチ骨とアブミ骨の中間に位置します。全長はツチ骨よりも長く、その脚の先端からは豆状突起が出ており、アブミ骨頭への関節になっています。ツチ骨とつながっているため、鼓膜が押され、ツチ骨の振動を受けると、キヌタ骨がてこの原理で動きだし、アブミ骨へと伝わっていきます。


アブミ骨は内耳に最も近い位置にある耳小骨です。高さが4mmともっとも小さい耳小骨ですが、大切な働きをしています。キヌタ骨とつながっており、ツチ骨とキヌタ骨から伝わってきた振動を、前庭窓(中耳と内耳の交通路のような部分。ここにアブミ骨の底がはまり込んでいる)を通じて内耳にある蝸牛のリンパへ伝える役割を果たしています。アブミ骨にて鼓膜が受けた音の圧力が約30倍に増幅され、内耳へとエネルギーが伝えられます。

また、アブミ骨にはアブミ骨筋という筋肉がついていて、強大音が入ったときにアブミ骨の振動を制限し、大きな音から蝸牛を守る働きをしています。


ヒトの聴覚を鋭くしているパーツは、もとは爬虫類の下あごでした。
顎と耳の関係です。
耳は外耳(耳介、耳孔)、中耳(耳小骨が入る鼓室、耳管)、内耳(平衡覚器、聴覚器)から構成されます。
哺乳類の中耳の鼓室には3つの耳小骨が入っています。鼓膜側からツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨です。ツチ(槌)骨は形がハンマーの形をしていること、キヌタ(砧)は槌で布を打つ台のこと、アブミは馬具の鐙に由来します。耳小骨は鼓膜の振動を内耳に伝えています。ハンマーの柄の部分が鼓膜と結合し、ハンマーの頭の部分はキヌタ骨と関節面を持ち、キヌタ骨の先端はアブミ骨と結合しています。アブミ骨は内耳に前庭膜を介してはまり込んでいます。耳小骨は鼓膜の振動を伝えると同時に、テコの作用により、鼓膜の振動の幅を小さくし、力を増し、音圧を20倍程度増幅します。大きすぎる音を聞いたときは内耳を守るためツチ骨とアブミ骨の筋肉が振動を抑えます。そのため、大音響の後は、しばらく耳が遠くなります。ツチ骨とキヌタ骨の間を鼓索神経(顔面神経分枝)が通っており、舌の味覚と唾液の分泌に関係するため、中耳炎などの炎症では味覚異常や唾液の分泌が少なくなります。
爬虫類の耳には耳小骨は1つだけです(耳小柱)。これは哺乳類のアブミ骨にあたり、鼓膜と内耳の間を連絡しています。爬虫類の顎は上方が方形骨、下方が関節骨(後方で関節を造る)、歯骨(歯が生えている)、角骨(関節骨を下からとりまく)、など小さな7つの骨からできています。
人では下顎は下顎骨のみです。耳小柱は方形骨とも連絡しており、下顎の振動を伝えています。
地面に腹ばいになっている爬虫類は地面の振動を下顎の振動として受け、聞き取ります。
哺乳類の先祖である獣形爬虫類は上方側の方形骨と下顎の関節骨を中耳として取り込んだ構造をしています。方形骨はキヌタ骨、関節骨はツチ骨として耳小骨に作り替えられました。
獣形爬虫類は咀嚼筋を発達させる中で筋肉の力がX型にクロスしてかかったため、歯骨の形が筋突起、顎角、関節突起など筋肉の力で変化し、結果的に顎関節の負担を減らし、キヌタ骨とツチ骨を中耳として取り込んでしまいました。哺乳類への移行の中で強力な咀嚼力と鋭い聴覚が発達することになりました。
コウモリなどの場合はさらに聴覚を発達させるため中耳と内耳を頭蓋骨から遊離させ、骨から伝わる雑音を遮断しています。超音波の反射音を聞いているイルカも耳が頭蓋骨から遊離しています。
爬虫類以外には、鳥類、両生類が耳小骨(アブミ骨)が1つのみです。
魚類にはアブミ骨もありません。アブミ骨は魚類の舌顎骨に由来します。舌顎骨の原器は一列に並んだエラのうちの最前端のエラから変化しました。最前方のエラが骨化して方形骨を後ろから支えています。エラ孔として遺残したものが耳管です。顔面神経麻痺の時は聴覚の異常が起こります。アブミ骨筋が顔面神経に支配されているからです。アブミ骨筋も1番目のエラの筋肉に由来しています。
人間の耳のうち聴覚器は、もとは爬虫類の下あごの一部でした。

https://yamashitakyouseishika.com/column/1610/





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最終更新日  2021年11月10日 14時51分25秒
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