GI値とは、食後血糖値の上昇を示す指標、グライセミック・インデックス(Glycemic Index)
AGEとは
終末糖化産物
(Advanced Glycation Endproducts)のことで
強い毒性を持ち、老化促進の元凶として注目される物質です。
タンパク質に過剰な「糖」がこびりつき、タンパク質が糖化され、
AGEと呼ばれる劣化したタンパク質のなれの果ての物質が溜まってくることによって広範囲にさまざまな病気の発症につながっていきます。
皮膚に蓄積されればしみ、しわ、たるみとなり、血管であれば動脈硬化、心筋梗塞、脳血管障害に、脳であればアルツハイマー病などの認知症に、目であれば白内障に、骨であれば骨粗鬆症、その他がんや変形性関節症など。
ありとあらゆる場所で深刻な病気を引き起こす、とにかく厄介な曲者です。
またAGE値が高い方は、老化の進行が顕著で寿命が短くなることが報告されています。
AGEは、分かりやすく言えば、
糖質とタンパク質を同時に加熱することでできる
こんがり焦げた褐色の部分が、糖化した部分です。
例えば、ホットケーキ。小麦粉(糖質)を練って、牛乳や卵のタンパク質を加えて加熱したホットケーキの、きつね色の焦げ目こそがAGEなのです。
他にも、ステーキやトーストを焼いた時の褐色の焦げ目など、あなたも身近でAGEsを体内に取り入れているのです。
AGEとは
終末糖化産物(Advanced Glycation Endproducts)
https://ota-clin.com/agingcheck/age/
明治がチョコレートにお詫び 新聞に全面広告を掲載
明治は、2019年1月23日付けの読売新聞・朝日新聞にて、「チョコレート効果」の全面広告としてお詫びを掲載した。
本企画は、90年以上にわたりチョコレートに向き合い、「チョコレートは明治」と謳ってきた明治が、高カカオチョコレートは低GI食品で健康に関心のある人におすすめの食品であったにも関わらず、そういった意外な魅力を伝えることを怠っていたことを世の中のチョコレートにお詫びするという内容だ。
そもそもGI値とは、食後血糖値の上昇を示す指標、
グライセミック・インデックス
(Glycemic Index)の略称で、
食品に含まれる糖質の吸収度合いのことだ。摂取2時間後までの血糖値の測定結果を用いてGI値は算出され、GI値が低いほど血糖値はおだやかに上昇し、
GI値が高いほど血糖値が急激に上昇する。
明治は
2018年、GI値測定の専門機関を有するオーストラリアの大学に試験を委託。
その結果、「チョコレート効果カカオ72%」はGI値29、
「チョコレート効果カカオ86%」はGI値18という数値が出た。
両製品ともに摂取後の血糖値上昇がおだやかであることを示す
低GI値の基準値55を大きく下回る数値が出たのだ