元祖・ネギの舞台裏

私がＤＭ小説に関わり始めてから、二年が経過しました。この二年間に多くの人の作品に触れる事があったと思います。そして、私も色々な作品を書いてきました。
一人の書き手として、同時に読み手として『おもしろいＤＭ小説』について長い間自問自答を繰り返してきました。最近、小説の書き方に関するいくつかの本を読んでから、さらに深く『おもしろいＤＭ小説』について考えるようになったと思います。
これから何件かに分けてまとめるいくつかのコラムは、ＤＭ小説についてかなり厳しく自分の意見について書くコラムです。

ここ一年ほど、旧小説板で他の書き手の方に一切アドバイスをしていません。
旧小説板では、アドバイスを受けて成長する人はまれであり、そういう人はアドバイスをしなくても充分実力をつけてくると思うからです。また、途中でやめてしまう方はどんなにアドバイスをしても、どんなに褒めてもやめてしまうのではないかと思います。
私はこれからも他の方の作品に対して感想を言う事はあっても、頼まれない限り、アドバイスを言う事はないでしょう。
このコラムのシリーズでは、今まで読んだＤＭ小説に対する共通するアドバイスともいえる部分も書いていきます。こういったコラムで力を使うよりは、小説を書く時に力を使った方がいいと思いますが、これは一人の書き手として伝えるべき事柄だと思いますし、私がＤＭ小説に対して本気である証拠でもあります。本気で向き合う者の宣戦布告のようなものです。

次回以降のコラムをお楽しみに。