暇人主婦の家庭菜園

おはようございます

プランターによる家庭菜園☆我が家の屋上・ベランダ菜園へようこそ！

チョロギ
＜シソ科＞

皆さんは、「チョロギ」ってご存知ですか～？

おせち料理の黒豆に混じっている、幼虫のような？巻貝のような形をした赤いアレ。

（*≧m≦*）ﾌﾟﾌﾟﾌﾟw わかるかな？

「長老喜」「千代老木」「長老木」「長呂貴」などといった

おめでたい字があてられています。（すべて”チョロギ”と読みます）

この名前から縁起の良いモノとされ、正月のおせち料理に使われているんです。

そう～ご存知の通り、お正月の黒豆の煮物に添えられたりしている、

あの真っ赤な「虫」みたいな奇妙な形のモノがチョロギなんです♪



チョロギとは、しそ科の植物で茎の先端にできる塊。そして、謎の正体は、茎。

おせち料理に入っているのは梅酢や紫蘇酢などで色付けされたものですが～

本来は白色（乳白色）をしています。

これが・・本物のチョロギだぁ～！！



チョロギの塊茎は、食用として食べられるのですが・・
なかなか市場に出回ることが少なく、 普段はあまり見ることはできません。

日本では、お正月のおせち料理や漬物、和え物、吸い物などに利用されますが、

ヨーロッパでは、クリーム煮やサラダにされるそうです。（*□*）ﾋﾞｯｸﾘ!!



＜種根茎の植え付け時期（種まき）＞
3月～4月

無事・・発芽すると～ちょっと綺麗な黄緑色の葉っぱが・・♪



ちょろぎは多年草の植物で、茎の高さ30～60cmになります。



6~7月頃には淡紅色から薄紫色の花を咲かせます。




シソ科らしい可愛いお花です♪
その後、茎葉が枯れてきた頃～収穫となります



収穫時期は、11月～12月頃。
土の中に埋まっているチョロギを掘りあげます。

土の中になっている姿は～まさに幼虫！！
なので漢字では「蚕（かいこ）」が入る「草石蚕」と書くこともあるそうです。



＜チョロギの収穫注意点＞
ココからが要注意！！
チョロギは、とても繊細で傷つきやすく、変色もしやすいので丁寧に掘りあげましょう。

また、小さいので、収穫に多少手間が掛かります。　
根からはずれたチョロギを拾い集めるには、一苦労します。

でも、もし数個残っていても～来年、発芽してくれるのでOKかな☆（笑）



塊茎は長さ1～3cm程度の巻貝のような形をしていて～泥を落とすと白！

この白いチョロギ、土の中から掘り出すと・・

どこか宝石のようにｷﾗｷﾗと青みかがった輝きをしているように見えるんです！



収穫したチョロギは、塩漬けにしたり茹でたりして食べます。

どこか・・・ゆり根に似たｼｬｷｼｬｷな食感でもあります♪

＜チョロギの効用＞
・ボケ防止に効果
・脳の活性化の薬効が裏付けされており、
　脳梗塞や痴呆症に効果があることが明らかになっている。
・古くは打撲に用いられ、長寿の薬とも言われる。漢方薬としても使われる。
・体温を下げる食べ物としても有名である。



＜チョロギの下処理方法＞
収穫したチョロギは、綺麗に洗い、
溝に詰まった泥は楊枝などで洗い落とした後～水にさらし、
塩漬けの場合、塩をふり4～5日ほど漬け込みます。

このシャリシャリ間が止まらない～♪って方も多いようです。。

赤紫蘇などで漬けたものが多いけど～自分好みに漬けられるのは嬉しいですよね☆



その他の調理法としては・・茹でて食べたり、天ぷら、吸い物の具などがあります。

もちろん～クリーム煮やサラダにも活用可能です！(=￣▽￣=)V やったね☆

毎年お正月用に赤紫蘇で漬けますが～
今年は頑張ってヨーロッパ風にお料理してみようかな～って思っています。

＜チョロギ豆知識！？＞
ちなみに花言葉は「驚き、楽しい人生」だって・・

私ごとではございますが～朝方から急に寒気があり身体が痛い！
あまりに寒くてお熱を計ったら、３７．８℃
巷ではすでにインフルエンザが流行っているようです。
皆さまもご注意くださいませ。



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