空知先生・・・また失敗しちゃったねぇ・・・。



竜宮篇の時同様、クライマックスに巻頭カラー持ってこれなかったね。(^^;)



こういうのを目次ページのコメントで堂々暴露するあたりが流石空知先生だ(笑)。

詳しい事は分からないけれど、雑誌の総表紙＆巻頭カラーは何週も前には決めていそうだし、今週で吉原炎上編最終話になるだろうと踏んで巻頭カラー・・・という風にしてたんだろうなぁ。






というわけで今週号は銀魂が総表紙＆巻頭カラー。

上手い具合に手を抜いていらっしゃるww

この表紙なら銀さん一人を一回描けば終わりだもんね!!(笑)





その分巻頭カラーにはキャラがてんこ盛り!!(>▽<)

もぉね、真ん中の万事屋が可愛いよ、可愛すぎだよvv

新八だけ定春に襲われてるってのも、いかにも万事屋だよvv

ところで漫画では銀さんの目の色が違いますが、髪の色もアニメとは違いますよね。

アニメは完全に綾波カラーですが、漫画の方では目の色はグレー、髪の色も青味が買ったというより薄紫っぽく、より白いですね。

かつアニメよりもふわふわな感じがしますvv



でもって右下には晋ちゃん・・・!!

というかこれは・・・結局また子は生きてる、って事でOKなん?そして手前の人物は武市センパイ?

真選組の一枚は土方君VS沖田君で一触即発・・・漫画のほうは制服のモールが白(銀?)で新鮮ですね(^^)。

とんと出番のない全蔵は忍者同士さっちゃんと・・・この二人はどういう関係なんだ一体(笑)。

それ以上に出番のないバカ本＆陸奥の一枚も、先生は今後二人の話を描く予定ありだそうで楽しみ♪

ラーメンでキメるヅラ＆エリーは幾松さんにどつかれてます・・・食べ物で遊ぶよくない!!←何故カタコト

マダオはいつもどおり。←おい

スナックお登勢メンバーは勿論新メンバーたまさんも入れて・・・お登勢さんが楽しそうでいいわぁvv

でもって九ちゃんはとうとうゴスロリ・・・!!!

お妙さん・・・グッジョブ!!!

困りつつも、ちょっと照れて、ひょっとして嬉しい?って感じの九ちゃんが可愛らしいわぁvv










さて本編は、吉原炎上編クライマックス一歩手前(笑)、夜王鳳仙の最期。

　　旦那

　　あなたは太陽のせいで渇いていたんじゃない

　　あなたは太陽がないことに渇いていたんだ



太陽を憎みつつ誰よりも焦がれ、常夜に引きずり込んでもなお消えない日輪(たいよう)もまた憎み愛したのだという神威ちゃん。

しかし戦う術しかしらない夜兎は、愛や憎しみすら戦うことですら表現できないと言う鳳仙・・・。



・・・・・・。



もしや鳳仙は星海坊主を愛s【バキッ】←キモい





・・・とまぁ、キモい邪推はやめておこう(笑)。





　　何故　お前さえもわしを嫌う

　　何故　あ前さえもわしを拒む

　　何故　こんなに焦がれているのに

　　わしは　渇いてゆく



今回サブタイトルからしてですが。



鴨太郎とカブりますね(笑)。



いや、でもなんか納得しました。

銀魂は・・・まぁ天人側には根っからの悪人もいそうですが、これが空知先生にとっての敵キャラの形なんだと思う。



すなわち、根っからの悪人じゃない・・・というとあまりにも安いキャラですが(^^;)。

それぞれの敵キャラの心の底にある本当の望みは、いつも極単純なもの。

けれどそれが適わない事で、段々と意地などで目的そのものがひん曲がっていき、さらに自分がその望みに適うように変わっていくのではなく、他人を自分の思い通りにしようとし始めて敵になってしまった、という感じかなぁ～・・・。

林博士しかり、乙姫しかり、鴨太郎しかり、お岩さんしかり、鳳仙しかり。

・・・いや上手く説明できなくてすみません(^^;)。

まぁ平たく言うと不器用って事ですかね、不器用って言えば格好つくと思ってんじゃねぇぞ。

・・・・・・ああ!!「不器用」という言葉に骨髄反射でグラさんが!!!(笑)





日輪の膝枕で、太陽の下息を引き取った鳳仙。

ん～、実は鳳仙は生き残るエンドもありかなぁ～と、ちょっと思ってたんですけど、やはりそんな甘くはないですね、いや鳳仙の死に不満はありませんが。

ただ、上で鳳仙が敵になった理由的な事書きましたが、鳳仙の場合はいくら太陽に焦がれようと種族の血でそれができないという同情の余地はあったんですよね・・・。

まるで淡水魚が海に憧れるような。

なのでちょっとやるせない感じが残りました。

それを思うと、太陽の下に連れ出してやりたいと思っていた日輪の心情も、しかしどうにもならない事なわけで。



う～ん、今回の話はいつにもまして色んな人間の色んな気持ちが交わり、しかしそのどれもがそれぞれの立場が違いすぎるものなので、ちょっと統括が難しいですね。

いくつもの理念があり、そのどれもが強い意志の元のものですが、そもそもの出発点が全く違う方向を向いたものなので上手く交わらず、いくつかの決着が同時の絡まらず存在しているような感じを受けました。

・・・・・・って、自分でも上手く説明ができず、意味不明ガタガタ文章すみませ～ん(^^;)。





いささか後味の悪い決着。

黄昏る銀さんが大変可愛らs・・・ｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝ。





その静寂を破ったのは、THE 空気を読まない男、神威。



天晴れ天晴れみたいなことを言いつつ、しかしこの程度で吉原は変わらない、と。

しかしそれを否定する銀さん。



　　これから

　　お天道さんも機嫌を損ねて

　　雲からツラ出さなくなっちまう日もあるだろーが


　　こいつらの陽(ひかり)は

　　もう消えねーよ



まぁ吉原自体は今後も存続でしょうね。

ここでしか生きられない女も多数いそうですし。

ただ神威ちゃんの言うとおり、また新たな支配者が寄越されるのかな。

今までの長編と違い、幕府中央暗部や春雨などが絡んでいるので、後始末は大変そうですね。





そして早速宣戦布告してきた神威ちゃんですが、突然襲い来た銃撃!!!


　　神威ィィィィィィィ!!

　　お前の相手は私アルぅぅ!!

　　そのねじ曲がった根性

　　私が叩き直して



って。



何があったんだこの兄妹(汗)。





神楽ちゃんが神威ちゃんをどう思っているのかなど詳しい描写はついぞありませんでしたが、この様子を見るに、神楽ちゃんはちゃんと家族とは認めている様子・・・絶縁してるんだったら「倒す」なりそういう言い方するでしょうから。

う～ん、結局今回、神楽ちゃんの兄神威の存在は明らかになり、だいたいどんなキャラかも分かりましたが、神楽ちゃんとの確執などは明らかになりませんでしたね。

次登場時に期待!!

って、次に神威ちゃんが絡むほどの話はいつになるのだろう(汗)。

それにしても、驚いた顔が兄妹そっくりだww





そんな神楽ちゃんも放っておいて立ち去る神威ちゃん。



　　好物のオカズはとっておいて

　　最後に食べるタイプなんだ

　　つまり気に入ったんだよ　君が



　　ちゃんとケガ治しておいてよね


　　まァ色々あると思うけど

　　死んじゃダメだよ





　　俺に殺されるまで










銀さん逃げて～!!!!!(笑)



銀さん～!!

神威ちゃんにロックオンされちゃったよぉ～!!!(汗)





ってまぁ・・・神威ちゃんが銀さんを「強い奴」として興味を持つ(戦闘力だけではなさげですが)。

宣戦布告するが、銀さんは満身創痍なので今回は引く・・・的な。



・・・ただこの予想も、神威ちゃんがこういうキャラだと分かったから。

登場する前までは、親父の腕を奪ったとはいえここまでぶっ飛んだキャラとは思っていなかったので、星海坊主編で神楽ちゃんのお兄ちゃんの存在が明らかになった時は、まさか銀さんの命を狙うようになるとは・・・。



・・・でも神威ちゃんが宣戦布告するまでもなく、銀さんはすでに敵なんですけどね。

銀さん春雨に目の仇にされているから。





さ～次号とうとう最終話!!



残念ながら来週のクライマックスだけが27巻にはみ出ます。

今回の話が26巻の最後に収録、吉原炎上篇は合計19話、銀魂長編の中で最長となりました～。