カテゴリ:イベント
1月23日は Hari Thaipusamで、祝日である。
タイプーサムとは何ぞや? 一言で言うと、ヒンドゥー教徒が神に願い事(又はお礼参り)をする日です。 南インド発祥のお祭りで、ヒンドゥー暦の10月である「タイ」月の満月の日に行われるらしい。 ペナンでは、御神体を乗せた神輿がスリ・マリアマン寺院から出発し、ウォーターフォールにある寺院まで進む。 信者達は、御神輿が通過する際に、ココナッツの実を地面に叩き付けて割り、願い事をする。 また、捧げ物のミルク壷などを持って、寺院にお参りするのである。 中でも、願い事が叶えられたら我が身を生贄にすると神に誓った信者は、体のあちこちに針や串鉄を刺して行列するらしい。なかなか痛そうなお祭りである。 本国インドでは、危険すぎるので禁止されていて、今ではマレーシアのクアラルンプールとペナン、シンガポールでしか見られないお祭りだとか。 しかも、今年はクアラルンプールで出来なくなったとかで、マレーシアではペナン島でしか行われないらしく、全てのインド人が押し寄せて来て、とんでもないことになるよ~と囁かれていた。 祝日は23日のみなのだが、色んな情報が錯綜し、いつ何が行われるのか確かな情報がないまま、22日から始まるらしいということなので、とりあえず行ってみることに。 17:30頃、ウォーターフォール付近に到着。 インド人ばっかり!こんなにたくさんインド人いたんだ~。 普段は何てことない普通の道が、延々インド風の飾りつけで、すごいことに。 夜空?バックの神様。 頭が象の神様。 道の両側には、祭壇、観覧席、フリードリンク、フリーフード(カレー)のお店が並ぶ。 棒を持って踊る男達。 大体の振付?があって、二人ペアでお互いの棒を叩きあっているようなのだが、振付がおぼろげだと、棒をはずして相手を叩いちゃう。ちょっと痛そう。 道にはココナッツの実が山積み。 御神輿が近づいてきたので、皆ココナッツを持ってスタンバイ! そして、係りのおじさんの合図と同時に地面に叩きつける! かなりの勢いで割れたココナッツの破片が飛んでくる。中のジュースも。 あまり近寄ると危険。 割ったらすぐにお片づけ~。 ブルドーザーでかき集められた、使用後のココナッツの山。 御神輿がやってきました! 御神輿を引くのは牛です。 交代用?の牛。らぶりー。おじさんもポーズをきめて、皆のカメラに応えます。 ネスレスポンサーの屋台でフリードリンクを頂戴した。 「ヨーグルト」と言われ、ラッシーみたいなものかと喜んで飲んだら裏切られた・・!甘くないのだ! 浮かんでいる葉っぱのようなものはスパイス。 トルコにも塩味のヨーグルトドリンクがあったっけ。それにハーブ&スパイスで更に風味を加えた感じ。 前菜のヨーグルトスープです、とか言われて飲んだらいけるのかもしれないけど・・。 一口飲んで微妙な顔をしたのを、係りのお兄さんに見つかって笑われた。 残したら悔しいので全部飲んだ。 これもフリードリンク。 これは甘すぎず、爽やかでなかなかいけた。何のジュースか分からないけど。 こんな感じで、誰でも自由に飲んでいいようです。スイカもあるよ。 夜になって一段と妖しさを増す神様。 そしてついに居た! 掛け声と人だかりを目指していくと、準備の真っ最中(つまり、針とかフックをさしてる最中)だった。 口の縦横(舌も)を刺し通されてるから、彼は今話せません。 でも、カメラに向かってピースをする余裕はありました。 せっかくのピースを、手ブレで撮り逃したダメな私・・・バカバカ! 横から見るとこんな感じ。 体についている大きな鈴のようなものは、一個一個、皮膚に鉤フックのようなもので引っ掛けられているのです・・・!オーマイガッ!ヽ(゚Д゚;)ノ!! 不思議と血は出ていないのだけど、何ででしょう。 患部?に白や赤のパウダーが塗られているので、それが止血剤のような役割をしているのだろうか。 この写真も、動揺して何度撮ってもブレた写真しか撮れず。小マシなのが上2枚。 捧げ物の準備中。 多分捧げ物用のミルク。至る所で山積み。 ココナッツに火をともす。 コンサート会場も。 21~22時くらいが一番人出が多いようです。 今日はもう満喫したので、カレー食べて終わり。 タイプーサムが大変気に入った私は、明日も繰り出すことに。 という訳で、明日も引き続き長い長~いタイプーサムレポートです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.01.24 17:50:05
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