まるの猫魂～ええかっこしいの地域猫活動～

商店街の野良猫問題に明るい兆しが見えたと思ったら。。。

今度は、うちの近所の野良猫問題が勃発しました。



2年程前、あるエサやりオバサンが面倒をみていたらしいのですが、数が増えた事により近所から文句を言われて耐えきれず、増えてしまった猫達を残して居なくなってしまったんです。

その頃は、私もそんなにも野良猫の事を気にした事もなかったのですが。。。

お腹を空かせた猫達があちこちで喧嘩をしてうろついているのを見兼ねて、エサをあげる事にしたのです。



まず、喧嘩をなくす為に猫達を２チームに分けました。

力が弱く、エサを食べそこねてしまう猫達を近くの公園に誘導しました。

後で知ったのですが、その公園には、捨て猫が多くいてゴミ箱が撤去された事から飢えた野良猫が10数匹いたみたいです。

ついでだから、その子達もまとめて面倒みる事にしました。

これで40数匹の大所帯です。

アルバイトも始めて、資金が調達出来た所で地元の愛護団体さんに協力していただき、総勢40数匹にまでなった猫達の不妊手術を始めました。

現在までで、33匹の手術と２匹の里親探し、弱っていた子やケガをしていた子をうちの子に３匹引き取りました。

毎日、１度だけですが食事は一日も欠かした事はありません。

雨ニモマケズ、風ニモマケズ、雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ 。。。

きっと宮沢賢治もビックリですよ（笑）



１匹あたりに１缶と少量づつですがお肉とマグロの刺身があたるようにしています。

触れる子にはレボリューションやフロントラインの滴下やケガをしている子には抗生物質を混ぜたエサをあげる等、最低限のケアもしています。

器の後片付けはもちろん、公園のゴミ拾いもしています。

地域猫の事、不妊手術をしている事、動物愛護やエサやりのマナーの事。。。を書いた、チラシも撒きました。

しかも匿名で「糞尿や鳴き声でお困りの方、相談にのります。」と、アドレスや電話番号も載せたのに問い合わせ ゼロ件。

完璧ではないですが、私なりに出来る事はやってるつもりです。



ところが。。。

「猫にエサやるな！」と「警察に陳情する！」と言い回ってる人がいます。

今日、うちの母親に「猫にエサやりをしてる人を見かけたら警察に連絡してくれ」と、わざわざ言いに来たらしい。

どんだけ暇やねん！と、ツッコミを入れたくなります。

うちの母親は、私が猫に関わっている事を知りません。

うちの親は『誰かが解決しなければいけない事』があったとしても、自分達が『その誰か』ではなくていいと言う考え方の人なのです。

でも、いつも私は『その誰か』になってしまう方。

『誰かが解決しなければいけない事』を、私がやればいいんじゃないの？って安易に考えて行動してしまう。

だから親との折り合いが少々悪かったりもします。

いつも「でしゃばり」とか「ええかっこしい」とかって怒られちゃう。。。

ちなみに「ええかっこしい」って言うのは自覚ありですけど（笑）

でも 親 ＞ 猫 とは考えられない。

親の為に、今さら猫達を見捨てるような事は出来ません。

親も猫も同じように大切だから、どちらかを優先して考える事ができないバカ娘なんです。

そもそも親と猫を同じ次元で考える事自体、頭がおかしいのかもしれません。

だから、正直なとこ母親が居る限り、地元では「野良猫を地域猫に！」なんて声をあげる事が出来ないのです。



ジレンマです。

猫達を水面下でしか守れないなんて。

自分の無力さを痛感します。

いくら頑張っても、所詮は理解してはもらえないんでしょうか？

でも私が退く事はできません。

近所には、私の他にも内緒で猫達にエサやりをしてる方が何人かいらっしゃるようですが。。。

その方達も、もしかしたらこの騒動で撤退するかもしれません。

今後、どうやり過ごすべきか。。。考えなければいけません。

不妊手術をしても、増えないようにしても、町内に猫を置いておけないなんて。。。

心の狭い奴がいるものですね。

今のとこ、考えても。。。ネズミを集めて、その家に放り込む以外に得策が思いつきません。

あ～気が重たい (￣ ￣||)










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