譲渡方針・譲渡の流れ譲渡方針・譲渡の流れ 猫をご覧になる前に、こちらのページを必ずお読みください。 動物を家族に迎える事は簡単な事ではありません。 快適な環境、適切な食餌、医療行為も必要になってきます。 里親さんを募集するにあたって、悪質な虐待者や、無責任な飼い主に 動物を譲渡してしまうことのないように、幾つかの手順を経てから 「この方ならば大事にして下さる」という方に動物を譲渡したいと考えています。 そうした手順は面倒臭い、不愉快だ、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。 けれど、動物が業者へ売られてしまったり、病気のケアもされないお家へ行く事は 私達としても非常に悲しく不本意なことです。 ご面倒をおかけすることもありますが 「この子を家族の一員として生涯大事にする」という証明として ご協力いただけましたら幸いです。 里親希望さんにお願いする事 ・先着順ではなく、該当動物の幸せを優先して決めたいと思っています。 お問合せが複数の場合は、里親希望さんの飼育環境と譲渡動物の性格等を考えて 比較検討させていただく事になりますことをご理解いただきたく思います。 ・平均寿命を考慮に入れた上で、その子を家族として 責任を持って終生大事に出来るかどうか、まずお考え下さい。 ・猫は完全室内飼育をお願いします。 ・日々の食生活/ワクチン接種/不妊去勢 といった事を含め 健康管理を適切に行って下さい。 ・繁殖させる事なく、適切な時期がきたら必ず不妊去勢手術を施して下さい。 ・お子さんがいらっしゃる家庭で「子供の情操教育のため」 (=猫を道具として使いたい)という目的ではご遠慮願います。 あくまで「家族の一員(=猫を守りたい・幸せにしたい)」 という気持ちでお迎えください。 ・当会ではセンターから引き出された子の里親探しも行っているため 譲渡の際には都の方針に準じた飼育指導を受けていただきます。 ・保護されている猫のほとんどは、野良猫や多頭飼い崩壊など、環境の悪いところからの保護猫です。 保護後、最低でも1週間様子を見て、パルボ感染がないかの確認を行ってから、里親募集を開始しています。 ・蚤ダニ駆除薬投与、回虫条虫駆除薬投与と検便は保護後に必ず行っております。 (回虫等は1度や2度の投与で駆除しきれない場合もあるので、里親さま宅で引き続き観察・駆除を行ってく ださい。) ・FIV・FeLV簡易チェックは、保護後なるべく早い時期に1回目を行います。 簡易チェックの性質上、1回目が必ず正しいとは限らない為、気になる要素がある場合は再検査を行う事もあります。 2か月齢以下の幼齢の場合は検査できませんのでご注意下さい。 ・血液検査(一般、生化学)は必要に応じて行います。成猫の場合は特に目立った症状がなくても保護時や譲渡前にもチェックを行う事があります。 ・レントゲンやその他特殊検査は、気になる症状がなければ基本的には行っておりません。 ・保護猫達は元々何かしらのウィルス(ヘルペスやカリシ、コロナなど)や寄生虫(外部、内部)を持っている事が殆どで、場合によっては慢性化していることもあります。 また、上記の検査ではわからない先天的疾患を持っている可能性もあります。 ・先住猫さんがいる場合は、3種混合ワクチンの投与、FIV・FeLVの簡易チェックを行った上でお申し込み下さい。(※ワクチンをしていても猫風邪は感染る場合があります。) ・里親さんには、これら医療費の一部をご寄付という形でご負担していただいています。 ▷FAQ:よくある質問●工事中 以上を踏まえ、行き場のない保護猫達を家族に迎えていただける方をお待ちしています。 里親さんになっていただく手順 気になる子がいたら、保護宅またはこちらからお問い合わせ下さい。 ・沢山の猫がおりますので、件名に「◯◯(仮名)ちゃん希望」とご記入ください。 ・希望者様のお名前および、簡単なプロフィールをお知らせください。 飼育環境や過去の動物の飼育歴 飼育の心構え等について メール又は電話でご質問させていただきます。 ご回答を吟味した上でお見合いをしていただきます。 お見合いは里親希望さん宅にこちらから猫を連れて行くか 保護宅に来ていただくかどちらかになります。 お見合いをして双方に問題がなければ 仮譲渡(お試し期間)に入ります。 必ずご自宅へのお届けとし、飼育環境の確認をさせていただきます。 仮譲渡の期間は、それぞれのケースに合わせて決めさせていただきます。 仮譲渡期間中は、元親に写真付きの報告をお願いしています。 ▷仮譲渡契約書(見本)●工事中 仮譲渡がうまくいけば正式譲渡になります。 ▷正式譲渡契約書(見本)●工事中 仮譲渡期間中でも、正式譲渡後でも、何か問題がおきた時や 不安な事がある場合は、すぐに元親に連絡してください。 |