中之島公園の猫たち-SAVE THE CATS IN NAKANOSHIMA PARK-
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中之島タキシード
大阪・中之島公園から我が家にやって来た元野良猫タキシード。 彼女が工事で閉鎖中の公園に取り残された仲間を救うために、ブログを立ち上げました。 すべての猫たちが救われますように!
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[不妊手術] ブログ村キーワード 所有者がいない猫、いわゆる野良猫を捕獲して、最初に行わなくてはいけないこと… それが不妊手術・去勢手術です 以前から何度も書いているのですが、動物が自然に持つ繁殖能力を絶つこと… 果たして人の判断で決めてしまって良いことなのだろうか 「猫の部屋」の仲間たちを手術に送り出すたび、いつも秘書たちは悩んでいました でもすべての野良猫が幸せなお家猫さんになれるとは限らず、これ以上不幸になる命を無責任に増やすことのほうがよほど罪深いこと それは動物愛護推進員である司令塔のAさん、中之島公園で長年ひとりでTNR活動を続けられていたSさんの話を聞いていても痛感しました。 真の愛情とは、時には厳しい選択もしなければならないのだと…。 きっと猫たちの保護活動をされている人なら、必ず思い悩むことなのだと思います 不妊手術に行った時、すでに妊娠中だったヒロコちゃんやモードさん、ももちゃん… 目印である耳カットがされていなかったために誰も気付かず、二度もお腹を開かれてしまったふさこちゃんやちびたちゃん… いろいろと悲しいこと、つらいこと、考えることがありました でも「猫の部屋」の仲間たちは、それを乗り越えて無事に全員、手術を終えました。 それはすべて、協力してくださった愛護団体さんや獣医師の先生方、関係各所の皆さんがおられたからです。 仲間たちの手術に際して、全面的な協力を申し出てくださった動物愛護団体さん 1日に何匹もの仲間たちの手術を、快く引き受けてくださった獣医師の先生 「猫の部屋」を作って、出来るだけスムーズに手術が出来るように、毎日、捕獲のお手伝いまでしてくださった公園事務所のおじさんたち 本当に感謝してもしきれないほどです ところが先日… 「猫の部屋」の仲間たちが受けた不妊手術の経過について、根も葉もない噂を耳にしました 「中之島公園の猫たちの中で、手術を受けた後、お腹が開いてしまって大変なことになった猫がいるらしい」 その噂は、だいたいそのような内容だったと思います。 その噂を耳にした時、本当に驚きました。 そしてすごく悲しくなり、やり場のない憤りを感じました… どこから出た話なのかは一切わかりません 誰かが勘違いしてそんな話をしているのか、それとも悪意があってのことなのか… それも「猫の部屋」の関係者にはわからないことばかりです ただの勘違いからであったとしても、事実確認をすることもなく… 事実無根である噂を流すこと それが仲間たちの将来を、大きく左右することになるかもしれないとは思わないのでしょうか 「猫の部屋」の仲間たちの中で、不妊・去勢手術後に傷口が開いたなどといったような状況に陥った仲間はいません これは今現在、「猫の部屋」で暮らしている仲間たち、また卒業していった仲間たちの中でも誰一人としていないのです この噂で、どれだけの人が傷つくでしょうか 「猫の部屋」の仲間たちのために、尽力してくださった獣医師の先生方… 家族の一員として仲間たちを迎えてくださった優しい里親さんたち… これから仲間たちを、娘や息子として迎えようと考えてくださっている方たち…
そして… まだ見ぬ優しいパパやママと出会うことを待っている「猫の部屋」の仲間たち… 本当にやりきれない気持ちになりました 私は、これからも責任を持って仲間たちのことをお伝えしていこうと思います それが仲間たちの明るい未来を切りひらくことにつながると信じています たとえ辛い事実であったとしても、応援していただいている方や心配していただいている方… 協力してくださっているすべての方たちに、「中之島公園の猫たち」の事実をきちんとお伝えしていくこと… それが私の役目だと思っています どうか心ない噂に惑わされる方がおられませんように…
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