[居眠り] ブログ村キーワード
とっても寒い日
暖かいお布団にもぐって
ゴロゴロ、スヤスヤ
出来ることなら、何もせずに眠り続けたい…
猫にとっては
当たり前のことなのですが…
毎日、忙しくしている秘書たちには
とても贅沢な願望なのだそうです
そんな秘書たちが見ているのは
気持ち良さそうに眠る
小ドミトリーの茶白ツインズ
普段はドタバタ、元気いっぱい
見た目は、そっくりな二匹
スヤスヤ眠るお顔もそっくり
まさに天使の寝顔
もしかしたら、誰もを眠りに誘う
魔物なのかもしれません
ハート模様を背負っているのが、ねーちゃん
こう見えて、正真正銘の男の子
茶白ツインズのお兄さんです
弟のダイちゃんは
完全無欠のおっちょこちょい
勢いだけで突っ走ってしまうタイプですが
ねーちゃんは案外、慎重派
エンジンがかかるまで
少し時間がかかるタイプ
「慎重派というか…」
「単にテンポが遅いとも言う」
テンポが遅いように感じる理由
ねーちゃんは何だか
すぐに眠くなってしまうようです
今、遊んでたかと思えば
そのままの姿勢で右へ左へ
コックリ、コックリ
気づけば、体を揺らせています
「ねー、寝てるよ」
「…」
いつも一緒に遊んでいる
ダイちゃんと茶トラのチャミ
彼らは、かなり高速回転で動くため
途中でついていけなくなるのかも…
秘書たちは、こっそり疑っています
そんなねーちゃんを見て
するどいチャミは
やはり絶妙のタイミングでツッコミを入れます
『起きろー』
『…』
カプリと噛みつかれても
あまり動じることなく
天使の寝顔を浮かべるねーちゃん
そんな姿を見て
秘書たちの疑惑は、ますます深まっていきました
「ねー、遊ぼう」
「今日は、ねーと遊ぶぞ」
ボンヤリしたねーちゃんのお鼻を指で押さえて
おもちゃを見せる秘書たち
半開きだったお目々が
少しずつ大きくなっていきました
猫じゃらしをフルフル振るたびに
左右に揺れ出す、ねーちゃんのお目々
それでも、まだお手々は出ません
しばらくすると、箱座りから体を起こし
ねーちゃん、やっとやる気に
しかし…
猫じゃらしに向かって一気に加速しようと
ねーちゃんがお手々を出した時
すでにまわりには
おもちゃ好きな仲間たち
しっかりと取り囲まれている状態に
「遅い…」
「…」
猫じゃらしを捕まえようと頑張るねーちゃん
隙を見て、それを奪おうとする
エンジン全開の仲間たち
「ねー、頑張れ」
「あっ、チャミが…」
後方を気にせず
前方の猫じゃらしばかりを見ていたねーちゃん
チャミが迫ってきたことに気づかず…
あっさりと抜き去られてしまいました
「…」
「このままじゃエンストだね」
秘書たちが
ねーちゃんに助け船を出そうと
いったん猫じゃらしをダイちゃんの方へ振った瞬間
「あっ」
「それは反則だよ」
あろう事か、ねーちゃんは
急に進路を変えた猫じゃらしに
気を取られていたチャミの右腕をカプリ
噛まれたチャミも一瞬
ひるんだように見えましたが…
それでも普段から
高速回転のエンジンを積んでいる強さか
そのまま猫じゃらしを追いかけていました
「もう少ししっかりしてたけど…」
「その役割が終わったのかもよ」
「猫の部屋」にやって来た頃
怖がっていたダイちゃんやチャミに比べて
ねーちゃんは、どっしりと構えていました
おやつを見せても
すぐに手から食べるようになりました
その姿を見ていたからか
いつしか、ダイちゃんもチャミも食べられるように…
何か新しいものを見つけると
いちばんにやって来て
確認していたのがねーちゃん
その後に続いていた、ダイちゃんとチャミ
彼らがやって来て、もうすぐ一年…
ダイちゃんとチャミにも
「猫の部屋」が安全なことは、もうわかりました
だからこそ、安心して過ごせるようになったはず
本当は
ゆっくりしたテンポが好きだったのに…
厳しいお外を彷徨い歩き
「猫の部屋」へ辿り着いた、あの頃
ねーちゃんは
ちょっぴり頑張っていたのかもしれません
さて、最後に
エンジン全開時のねーちゃんの姿
ちょこっとだけ、動画でご紹介します
じゃれ合ってる時の茶白ツインズ
やっぱり似たもの兄弟です
「中之島公園の猫たち」nekomat@nifmail.jp 毎日、転げ回って元気いっぱいの小ドミトリー
ちょっぴりテンポはズレていますが、ダイちゃんもチャミもチャオも
ねーちゃんのことが大好きなのだと思います
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