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皆さん、こんばんは
中之島タキシードの第一秘書・第二秘書です
私たちは「中之島公園猫対策協議会」の広報担当です
このたび、皆さんにブログでご報告する前に
12月26日付け、朝日新聞夕刊に
「中之島公園の猫たち」についての記事が掲載されました
いつも応援してくださっている皆さんは
きっと、突然のことに驚かれたことと思います
本当に申し訳ありません
まだ読んでおられない方は
asahi.comで、ご覧いただけます
「野良猫保護作戦、54匹に飼い主」
そう題された記事は
2007年11月からスタートした活動について
大きなスペースで掲載されています
また、来年度からの展開についても
かなり具体的なことが書かれていました
先日もお話しましたが
記事を書いてくださったM記者さんから
取材のお申し込みをいただいたのは
今年の9月のこと
「まったく知らなかったことだったので、びっくりいたしました」
同じ中之島に大阪本社がある、朝日新聞社
そう書かれていたMさんのメールを読み
やはり…そう思いました
日々変わってゆく中之島は
今、大阪で最も注目されているエリアでもあります
しかし、その陰で
どれだけ多くの猫たちが一生懸命に生きていたか
その猫たちがどうなったのか
身近にいながらも、知らなかった方たちは多かったはずです
「もうひとつの中之島の物語を知っていただきたい」
Mさんからメールに、私たちはそう強く感じました
ただ…
実は、それまでにも
「中之島公園の猫たち」の活動について
複数のマスコミの方たちから
取材のお申し込みをいただいていました
しかし、この活動は
行政の方々のご理解の上に成り立っているものです
私たちだけの活動の域を超えた取材内容については
その判断を関係各署の方たちに委ねてきました
やはり何があっても
お世話になってきた方たちに
ご迷惑をかけるようなことは、絶対にできない…
そのため慎重に考え、行動していく必要がありました
公園事務所の方から
今回のMさんの取材を受ける意向であるとお聞きした時
私たちは、一つ前進できたのだと感じました
なぜなら…
取材を受けてくださるということは
記事として公表されても構わないということです
それは、一担当者としての取組みから
行政全体の取組みとして
位置づけられるものだと考えたからです
そして、それは
今まで黙認でしかなかった猫たちの存在を
行政が正式に認めたことになるからです
ただ、懸念されることもありました
それは、公園名を新聞紙上で報道することにより
野良猫たちがいなくなった中之島公園に
また、猫の遺棄があるのではないだろうか…
そのこともお聞きしました
すると、公園事務所の方は
本来、公園を適正管理していく上でも当然のことなので
関係各署と連携し、動物遺棄対策を強化するという決意を
はっきりと表明してくださいました
その力強い言葉に
感謝の気持ちでいっぱいになりました
今回の取材について
協議会からは代表の司令塔Aさんが
インタビューに応じました
Mさんが「猫の部屋」の写真を撮りに来られた時に
私たちもお話しをさせていただきました
他の地域の野良猫問題についても
多くの情報を集めながら
その間、行政関係各署へも
取材を続けておられたようです
そして、3ヶ月が経ち…
Mさんは、とても大きな記事で
「中之島公園の猫たち」のことを書いてくださいました
紙面を開いた時は
ただ、大きさに驚いていたのですが
この記事を掲載するまでに
いろんな人たち思いや決断があったことを考えて
胸が熱くなりました
ただ、ひとつ…
どうしても私たちは
皆さんにお伝えしておきたいことがあります
今回の記事を読んでくださり
初めて、この活動を知られた方の中には
まるで私たち二人だけがやっているような印象を
受けた方もおられたのではないでしょうか
しかし、私たちには一緒に活動を行っている
とても大切な仲間がいます
現在、「中之島公園猫対策協議会」の
ボランティアスタッフは
代表の司令塔Aさんをはじめ
私たちも含めて、全部で16名
全員が猫たちのことを大切に思い
忙しい時間の合間を縫ってお世話を続ける
一生懸命な人たちばかりです
全員で力を合わせて
今まで、ずっと頑張って来たから
順調に進んでこられたのだと思います
そして…
公園閉鎖時、あれだけたくさんの猫たちに
不妊・去勢手術を迅速に行うことができたのは
アニマルレフュージ関西-ARK-さんの
ご協力があったからこそです
アークさんには、協議会立ち上げの時から
お世話になっていました
いろんな面で多くのご協力をいただいたからこそ
今の活動の礎ができたのです
そして…
保護活動が本格的にスタートした頃から
関西動物友の会さんの全面的なご協力をいただき
すべての保護猫たちに
ワクチンと血液検査を実施することができました
後からやってきた猫たちの不妊・去勢手術の時にも
快く、ご協力を申し出てくださいました
そのお陰で、新しい猫たちの受け入れにも
素早く対応することができたのです
公園が閉鎖されたことを知り
猫たちの危機的な状況を全国へ発信し
行政の関係各署に意見を送ってくださった方たち…
タキシードと私たちのブログを読んで
温かくて力強い応援を続けてくださっている方たち…
今、私たちボランティアスタッフが
こうして保護活動を続けていられるのも
このように、多くの皆さんから
温かいご協力と応援があったからこそです
決して、自分たちだけでは
成し得ることができなかったでしょう
こんなにも多くの方たちから
支えていただいている活動なのです
私たちは、新聞記事の内容と合わせて
どうしても、このことをお伝えしておきたいと思いました
私たちの活動に気づいてくださったMさん
そして、猫好きなカメラマンYさん
いろいろとお世話になり
本当にありがとうございました
新聞に掲載される記事には
私たちが計り知れない制約があったと思います
その中で、ずっと取材を重ね
あれだけの紙面を割いて
大きく取り上げていただいたことを心から感謝しています
猫たちが織りなす、もうひとつの中之島の物語
きっと大きな反響があると思います
しかし、ここからが正念場です
まだ気を抜くことはできませんから…
私たちは少しずつ近づいて来た夢を
確かな形にするために
これからも頑張りたいと思います
どうか皆さん
これからも見守っていてください
そして…
「中之島公園の猫たち」が歩んできた軌跡が
他の場所にいる猫たちにとっても
何らかの光になるよう
心から願いたいと思います
「中之島公園の猫たち」nekomat@nifmail.jp支えてくださるすべての方たちに心から感謝しています
本当にありがとうございました
これからもどうかよろしくお願いします
ランキング参加中!ポチッ、ポチッ、夢が形になることを願っていてください。