カテゴリ:ねこなでのつぶやき
私は本の読み方が汚い。
汚いって言うか雑? 勢い付けてが~~っと読み捨てていくと言う読み方をするので内容は理解しても心に残る本ってあまりない気がする。 しかも同じ人が書いた本を読んでいるとその人の作風とかパターンのようなものに嫌気が差してしまったりするし・・・。 なので最近面白かった本ある?ときかれるととても困るのです。 なのでコレからご紹介する本はお薦めと言うわけではないです。 ただネタがなかっただけ~。 前置きが長いのであっさりと昨日読んだ本をご紹介です。 黒沢美貴・ベイビーローズ 年上の妻子持ち歯科医と「愛人契約」を結んだ女子高生の話。 といっても主人公恵美は同級生に片思いだったり、両親のことは好きだけどもちょっとわずらわしく思うときもあったり・・という普通の感覚も持ってる子。かなりつっこみどころ満載です。 著者の「私も今の女子高生になりたい!」という願望がにじみでてるような作品。 私だったら年上の男性にプワゾンなんてプレゼントされたら「こいつまだバブル忘れられないのかよ~」と苦笑いですが・・ピュアでいいわ。女子高生は。 パパの有吉さん月20万のお手当てにゴージャスなデート。歯医者さんてお金持ちなんだ~しかも土曜休診。(木曜はやってるのか気になる)ハンサムで優しくて・・・こういう歯医者さんいたら教えてください。(私が言うとちょっと問題あり?) 片山恭一・世界の中心で愛を叫ぶ ごめん。今更ながらの「せかちゅー」です。 図書館ユーザーなのでタイムリーなのは競争激しくて借りれないの これ随分爽やかなお話なのね。読みやすくて売れるのわかる感じ。 こういう過去がある人を好きになると大変よ~。って思いました。 あっという間に読みきってしまったので泣くポイントも見つからず・・・。 角田光代・空中庭園 「ダンチ」にすむある家族の話。何でも包み隠さず話すのがモットーだけれどそれぞれ何かしらの秘密を持っている家族。 まぁこんなもんですよ。どこも大なり小なり・・。って思ってしまうケド。 私はこういう郊外の新興住宅地の明るい閉塞感みたいなもののがとても苦手でして・・・この家族よりこの街がすごく気持ち悪かったです。 ながいながいかみのおひめさま こちらはインドの絵本。 美しい黒髪を持つお姫様。でもその髪を持っているがゆえに自由に動くことも出来ない。誕生日にお姫様はとうとうお城を抜け出して・・というお話。 絵本だけどこの中でコレが一番印象的。 最後のほうでお姫様がつるっぱげになってる絵もかなりキョーレツだったけど。 「女の生き様」について考えさせられる本です。 とくにねこなでのような「非生産的日常」を過ごしているヌクヌク主婦には心に響くものがありましたわ。 かといって何かするわけじゃないけど 最近感動するのは絵本ばかりのような・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
March 30, 2006 12:51:48 PM
[ねこなでのつぶやき] カテゴリの最新記事
|
|