アマテラス神楽坂@神楽坂(飯田橋)
先日のギンレイ「観る会」の際に、ランチしようと思った店に「予約で一杯」と断られ。映画仲間でグルメ仲間でもあるホクシラトさんと、再びギンレイついでにリベンジを狙ったのだけど、意外に日曜定休の多い、飯田橋・神楽坂ランチ事情。それでも、唸りながら探したら、素敵な店が数軒見つかったその中で、有機野菜にこだわっているレストランということでチョイス。『アマテラス神楽坂』小さなお家のような店で、2階のテーブル席は満員御礼。予約が早かったからか、予約時間が早かったからか、一番窓際の席に通してもらった。いや、別に風景が素晴らしいわけではないけれど毎日、メニュー表を作っているそうで、「よろしければお持ち下さい」と。こういうものがあると、食べた料理の名前がわからなくなる、という事態に陥らないので嬉しい週末は、A,B,Cと、要予約のシェフおまかせコースがあり。スープが「里芋の冷製ポタージュ」だったので、これは飲みたいねえと、スープのあるBコース(2,850円)をチョイス。アミューズ&オードブルアミューズは、大き目のスプーンの上に載った洋風一口寿司。雑穀系ごはん酢飯+カツオを炙ったもの。酢も、バルサミコかなあ~といった風味が効いていて、酸味が強すぎず。カツオのお刺身は苦手な私だけど、これはオードブルは、6種類の中から海老とアボガドのカクテル仕立てサラダ添えをチョイス。海老にお頭がついていた・・・写真、見づらいけれど、海老のヒゲが見事な飾りになっているの、わかります?味、量、見た目、ともに満足ホクちゃんの頼んだ、ウニのブランマンジェも美味しそうだったな~。スープ&メインそれなりに、洋風料理あれこれ食べてきたけれど、里芋の冷製ポタージュは初めて。もともと、野菜の冷製スープは大好きなんだけど、じゃがいもよりねっとりしていて、「おぉ、里芋だあ」時々、冷製スープで、不自然に甘いものがあるんだけれど、そういうこともなく、自然で豊かな味わいだった。メインは、3種類の中から、牛バラ肉の赤ワインブレゼをチョイス。赤ワインが効きすぎていたらツライかもと思ったけれど、大丈夫だった。味がじわーっと沁み込んでいて、割合濃い味付けなんだけど、野菜とのバランスが良いで、また、この付け合せのタップリ野菜が美味しいのだ・・・特に、半生玉ねぎ、肉と交互に食べると、うまあああいうぅ~野菜スキーにはたまらんです。ソースがまた絶品で、パンでなめるようにしていただきました。見た目では、そんなにボリュームがあるようには思えなかったのに、すごくお腹にたまって、パンのお代わりもできないぐらいだった。お任せデザートタピオカ入りトマトのババロア(ゼリー?)&黒ゴマアイスクリームホクちゃんが一口食べて「すんごいゴマ」と言ったのだけど、本当に「すんごいゴマ」で、こんなに濃いゴマアイス食べたことない「アイスにゴマ」というより「ゴマにアイス」って感じだった。もちろん、美味しゅうございました。トマトのババロアも「ええっ?」と思ったけれど、ちゃんとトマトの味がわかって、甘すぎることもなく、バランスの良い味わい。創作意欲に溢れていますね、田中シェフ。食べログ.に限らず、映画評価でも本評価でも、私はほとんど「満点」をつけないのだけど。(ついついもっと上のある可能性を考えてしまう)たぶん、初めて、「料理点」に☆5つの満点料理の選択バランスも、体調も、相手も良かったからだとも思うけれど、それでも満点はそうそう出さないでしょう。こうなると、是が非でも田中シェフお薦めコースをいただいてみたいのだが、いかんせん、昨今、いっぺんに量を食べられないので、フルコースはキツイんだよねえ、胃袋的に。まあ、今でも時々「食欲魔人」が降臨するので、その際には、と、狙っております。ア・マ・テラス 神楽坂店 (フレンチ / 神楽坂、牛込神楽坂、飯田橋)★★★★☆ 4.5