テーブル囲んでマドリガーレ:名古屋スペシャル
イタリアルネサンス音楽の華「マドリガーレ」を専門に演奏する声楽アンサンブルSESTETTO VOCALE(セステット・ヴォカーレ)が名古屋で演奏します!名古屋の独特な豊かな雰囲気の中にはイタリアルネサンス音楽はしっくりとけ込みそうです!名古屋は日本中からアクセスが良いです。是非、遊びにいらして下さい。「テーブル囲んでマドリガーレ」名古屋スペシャルです。*大学学部以下の学生は2000円の学生料金を設定しました。皆様、お誘い合わせの上、是非いらしてください。高校生から小学生まで皆さんのお越しをお待ちしています。当日学生証をお持ちください。SESTETTO VOCALE テーブル囲んでマドリガーレ イタリア・ルネサンスはやっぱり名古屋で!SESTETTO VOCALE名古屋初公演SESTETTO VOCALE:かのうよしこ・福島康晴・辻康介・阿部大輔2016年11月11日(金)19時開演(18時30分開場)料金 3000円(アルコールとノンアルコールのワンドリンクつき。別料金でおかわり有)会場:フィオリーレ(名古屋市中村区鳥居西通1-51 アンジュパティオ中村公園801号:地下鉄東山線中村公園駅下車2番出口 西へ徒歩1分。三菱東京UFJ 銀行前を過ぎ、ビルひとつ隔てた所にあるマンション、正面はオートロックですので、お客様は入居者用駐車場側からお入りください。スタジオ用駐車場はありません。近隣のコインパーキングをご利用ください。)ご予約:nemotsuji@mac.com 080-4436-0927(ダ・ネーモー)ご予約・お問合:orioriviole@yahoo.co.jp 090-3851-5023(オグミオス名古屋)演奏予定曲目(変更の場合があります。)アルカデルト「白い白鳥」J.Arcadelt ‘’Il bianco e dolce cigno’’ジョスカン「コオロギ」Josquin de P. ‘’El Grillo’’ドナート「ガリアルドを習いたい奥方は」B.Donato ‘’Chi la gagliarda’’パレストリーナ「鹿が谷川の泉に」Palestrina ‘’Sicut cervus-Sitivit anima mea’’フェラボスコ「私は若い」D.M.Ferrabosco '' Io mi son giovinetta''フェスタ「真実とは思えない」C.Festa ‘’Non mi par che sia vero’’カンビオ「愛神はなぜ盲目か」P.Cambio ‘’Sapete amanti’’マレンツィオ「西風は戻り」L.Marenzio ‘’Zefiro torna-Ma per me, lasso’’ローレ「別れは辛くとも」C.de Rore ‘’Ancor che col partire’’ローレ「快い葉陰に」C.de Rore ‘’Alla dolce ombra’’ヴィラールト「愛に追いたてられて」A.Willaert ''Giunto m'ha Amor-Nulla posso levar''アルカデルト 「私の幸せな眼よ」 J.Arcadelt ‘’O felici occhi miei’’ヴィラールト「奥方様ご覧下さい」A.Willaert ‘’Madonna mia fa’’アルカデルト 「ヴェールを剥ぐのを」 J.Arcadelt ‘’Lasciar il velo’’アルカデルト 「この幸せな死は」 J.Arcadelt ‘’Sì liet’e grata morte’’マドリガーレの原点へ 「マドリガーレ」はアカペラのアンサンブル編成で書かれたイタリア語の歌でイタリア・ルネサンスを代表する音楽です。ルネサンス絵画の世界が詩と音楽で繰り広げられます。 イタリア・ルネサンスの文化を担った宮廷人達は様々な場で「マドリガーレ」を楽しみました。大パーティーの折にはお抱えの歌手や演奏家が詩人とともに新曲を披露しました。それはちょっとし たお芝居になったりもします。宮廷人は自らも歌います。避暑地の大別荘の庭園の木陰で、お昼寝の前に鳥の声と共に、あるいは夕涼みの中庭で晩餐の準備が整 うのを待ちながら・・・テーブルを囲む素敵な日常空間がマドリガーレの聴こえる風景でした。 声楽アンサンブルSESTETTO VOCALE(セステット・ヴォカーレ)は、イタリア・マドリガーレを専門に演奏します。「テーブル囲んでマドリガーレ」と題したコンサートシリーズでは、歌い手も聞き手もテーブルを囲める ような、大きなテーブルや美味しいワインのあるこじんまりした空間を会場に選んでいます。 セステット・ヴォカーレの男声をメインにした編成による響きはマドリガーレの当時の響きです。また、セステット・ヴォカーレはメンバー全員が当時のソルフェージュ(六音音階)を実践し、当時の旋律論に基づいて音楽を作り上げています。古くて新しい音のデザインによってマドリーガレの本来の魅力が蘇り、意外と演奏される機会の少ない作曲家の作品も未知の輝きをみせてくれます。「マドリガーレ」というとモンテヴェルディなどの、いわゆる「第二作法Seconda prattica」と呼ばれる後期マドリガーレが多く演奏されますが、SESTETTO VOCALEの「テーブル囲んでマドリガーレ」では前期のマドリガーレ「第一作法Prima prattica」のマドリガーレの魅力を目の当たりにして頂けるでしょう。 マドリガーレの原点にかえる「テーブル囲んでマドリガーレ」、はじめてルネサンス音楽に触れる方も存分に楽しめる仕掛けいっぱいです。「テーブル囲んで」いますので、普通のコンサートとはちょっと、でも根本的に違う、だから誰でも楽しめるし、音楽のとても新しい楽しみなのです。 SESTETTO VOCALEはまだ活動をはじめて1年あまりですが、東京・神奈川に続いて、首都圏外での初めての公演は縁あって名古屋になりました。皆様のお越しをお待ちしています。老若男女、お誘い合わせの上、お気軽にご予約ください。SESTETTO VOCALE 主宰 辻康介<SESTETTO VOCALE>SESTETTO VOCALE(セステットヴォカーレ)はイタリアルネサンス音楽、なかでも「マドリガーレ」と呼ばれる音楽を主に歌う声楽アンサンブルです。様々な独特な プロジェクトで歌っている辻康介が主宰、こだわりを沢山あつめて音楽を作り、これもまた他には無い歌のアンサンブルとなりました。名前の意味する所は「六 重唱」ですが、「六」という数字に様々な意味が込められています。かのうよしこ(アルト)青山学院大学史学科日本史専攻、東京藝術大学声楽科、京都造形芸術大学ランドスケープデザインコースを卒業。京都造形芸術大学大学院日本庭園分野修士課程 に在籍中。通信業界、音楽業界での勤務を経て、現在フリーのヴォーカリスト、ヴォイストレーナー、エディター、ライター。2013年より「カキョクカ フェ」主宰。様々な風景を古今東西の歌曲で描き出すプログラミングを続けている。福島康晴(テノール)東京音楽大学大学院作曲科修了。2006年よりイタリア・ミラノ市立音楽院において「ルネッサンスのポリフォ ニー」をD.フラテッリ氏の下で学ぶ。声楽をB・M.カゾーニ、V.マンノの各氏に師事。2009年にミケランジェロ・グランチーニ (1605-60)の論文とコンサートにより、最高点・褒賞付きで卒業する。2012年に帰国し、自らエクス・ ノーヴォ室内合唱団を組織し指揮活動も精力的に行っている。辻康介(バリトン)ネーモー・コンチェルタートnemo concertato、南蛮ムジカなどのグループを主宰し歌う。モンテヴェルディ「オルフェオ」(宮城聡演出)や「オルフェオの冥界下り」(安田登構成・演出)のオルフェオ役、「イナンナの冥界下り」(安田登構成・演出)のイナンナの声。「都市楽師プロジェクト」メンバー。「中世の移動ド:ソルミゼーション」講座を各地で開く。ネーモー・コンチェルタートはCD+BOOK「おとなのための俊太郎」(アルテスパグリッシング、2016年)リリース。阿部大輔(バス・尺八)尺八では古典本曲や現代音楽を主に、声楽ではドイツ、イタリアのバロック時代の宗教音楽を中心に演奏している。邦楽グループ「むつのを」、邦楽創造集団 「オーラJ」、尺八バンド「背に雨」、ヨハン・セバスチャン・カンマコーア・ヨコハマ、Vocal Consort Tokyo、EX NOVO室内合唱団等に参加。NHK邦楽技能者育成会第51期卒業。P.S.11月12日(土)午前に日本音楽学会全国大会(中京大学名古屋キャンパス)のパネルディスカッションでも演奏します。主催・企画・制作 Da Nemo 協力 オグミオス名古屋