カテゴリ:SESTETTO VOCALE
3月19日(日)午後:名古屋・一社の素晴らしいカフェ「サブヒロ」で「テーブル囲んでマドリガーレ」です。
サブヒロは美と健康にこだわった素晴らしいカフェで、コーヒーやケーキは絶品で居心地もサービスも素晴らしいお店です。音で描き出されるイタリア・ルネサンスの美・ドラマ・笑い、お話を交えながらのどなたでも楽しめるコンサートです。御気軽に、新しい音の世界をゆったりとお楽しみください。 テーブル囲んでマドリガーレ SESTETTO VOCALE(セステット・ヴォカーレ) 森有美子・中村康紀・辻康介・阿部大輔 ゲスト出演 荻野美和(バロック・ヴァイオリン) 佐々圭香(古楽ハープ:アルパ・ドッピア) 午後1時30分開演(1時開場) 午後5時開演(4時30分開場) 美味しいスウィーツとともに、開演までのひとときをお過ごしください。 ご予約:カフェサブヒロ 052-704-0788(火休み) ご予約:ダ・ネーモー nemotsuji@mac.com 料金(セットメニュー込) 先行予約(2月28日まで)3500円 一般予約 4000円 学生予約 3000円(学部生以下:当日学生証をお持ち下さい。) カフェ・サブヒロ(地下鉄「一社」駅より徒歩5分:名古屋市名東区一社2-55) ゆったりとした空間、完璧な上に心休まる穏やかなサービス、そして何より美味しいコーヒーにケーキ、このお店でこそ「マドリガーレ」を歌いたい、と思いました。「テーブル囲んでマドリガーレ」名古屋での第二弾、素敵なゲストもお迎えします。 演奏予定曲目 ローレ「眠りよ」C.de Rore ''O sonno'' カンビオ「地位も財産も儚い夢」P.Cambio ''Che giova posseder'' ローレ「徳に飾られた貴女は」C. de Rore ''Donna ch'ornata sete'' アルカデルト「白い白鳥」J.Arcadelt ‘’Il bianco e dolce cigno’’ マレンツィオ「西風は戻り」L.Marenzio ‘’Zefiro torna-Ma per me, lasso’’ ジョスカン「コオロギ」Josquin de P. ‘’El Grillo’’ ローレ「別れは辛くとも」C.de Rore ‘’Ancor che col partire’’ アルカデルト 「私の幸せな眼よ」 J.Arcadelt ‘’O felici occhi miei’’ ペリッソーネ(?)「雌鳥の歌」Perissone(?) ''Canzon della gallina'' パレストリーナ「鹿が谷川の泉に」Palestrina ‘’Sicut cervus-Sitivit anima mea’’ フェラボスコ「私は若い」D.M.Ferrabosco '' Io mi son giovinetta'' カンビオ「愛神が盲目なのは」P.Cambio ‘’Sapete amanti’’ ドナート「ガリアルドを習いたい奥方は」B.Donato ‘’Chi la gagliarda’’ ヴィラールト「奥方様ご覧下さい」A.Willaert ‘’Madonna mia fa’’ バッサーノ編 ローレ「別れはつらくとも」G.Bassano/C.de Rore ‘’Ancor che col partire’’ ルッツァスキ「第4旋法のトッカータ」L.Luzzaschi ''Toccata del 4° tono'' マドリガーレの原点へ 「マドリガーレ」はアカペラ・アンサンブルの編成で書かれたイタリア語の歌でイタリア・ルネサンスを代表する音楽です。ルネサンス絵画の世界が詩と音楽で繰り広げられます。 イタリア・ルネサンスの文化を担った宮廷人達は様々な場で「マドリガーレ」を楽しみました。大パーティーの折にはお抱えの歌手や演奏家が詩人とともに新曲を披露しました。それはちょっとしたお芝居になったりもします。宮廷人は自らも歌います。静かな夜に暖炉を囲んで、お昼寝の前に鳥の声と共に、避暑地の大別荘の庭園の木陰で、あるいは夕涼みの中庭で晩餐の準備が整うのを待ちながら・・・、テーブルを囲む素敵な日常空間がマドリガーレの聴こえる風景でした。 マドリガーレはまた、様々な楽器とともに歌われ、楽器ならではの即興演奏や編曲もされました。今回は二人のゲストが奏でるバロック・ヴァイオリンと古楽器ハープ(アルパ・ドッピア)の古の響きとともに、マドリガーレが新しいイメージを繰り広げる姿も垣間みていただけるでしょう。 ゲスト出演者 荻野美和(バロック・ヴァイオリン) 愛知県立芸術大学音楽学部卒業。ヴァイオリンを故近藤フミ子、北垣紀子、故久保田良作、進藤義武の各氏に師事。近年古楽器に興味を持ち、バロックヴァイオリン、古楽奏法を宇田川貞夫氏に師事。スペイン・ダロカにおける国際古楽アカデミーに参加、フランソワ・フェルナンデス氏に度々親しく指導を受ける。2006年、バロックヴァイオリンリサイタルを開催、名古屋市民芸術祭参加。東海バロックプロジェクト、アンサンブル・クロチェットメンバー。 佐々圭香(古楽ハープ:アルパ・ドッピア) 名古屋芸術大学音楽学部卒業。ブランカ・クラウダー氏にケルティックハープ奏法を師事。エディンバラ国際ハープフェスティバルにおいてアイルランド、スコットランドの演奏家の指導を受ける。また、古楽ハープ奏法をロビン・ワード氏に師事。またチェンバロを榎本宏子、ソフィー・イェーツの各氏に師事。ベルギー・イタリア・イギリスでのマスタークラス・講習会に参加し、研鑽を積む。 SESTETTO VOCALE 声楽アンサンブルSESTETTO VOCALE(セステット・ヴォカーレ)は、イタリアのマドリガーレを専門に演奏します。男声をメインにした編成によるSESTETTO VOCALEの響きはマドリガーレが生まれた当時の響きです。また、セステット・ヴォカーレはメンバー全員が当時のソルフェージュ(六音音階)を実践し、当時の旋律論に基づいて音楽を作り上げています。古くて新しい音のデザインによってマドリーガレの本来の魅力が蘇り、演奏される機会の少ない作曲家の作品も未知の輝きをみせてくれます。辻康介が主宰、こだわりを沢山あつめて音楽を作っています。 森有美子(ソプラノ) 東京音楽大学声楽演奏家コース卒業。ロータリー財団国際親善奨学生としてイタリア・ローマへ留学。東京藝術大学大学院古楽科バロック声楽専攻修士課程修了。数々のミサ曲、カンタータ等のソリストを務めるかたわら、日本ヘンデル協会主催のバロックオペラ「アレッサンド ロ」(リザウラ)、「デイダミア」(ウリッセ)などにも出演。2010 年には金子みすずの詩集による歌曲集「わらひ」(久保田翠作曲)CDをリリース。 中村康紀(テノール) 埼玉大学教育学部小学校教員養成課程音楽専修卒業、その後声楽を志す。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。高校卒業時よりアンサンブル、ルネサンス音楽に傾倒、Choeur Clément(クール・クレマン)を結成、各地で演奏活動をする。Concerto Sotto l'Albero(コンチェルト・ソット・ラルベロ)主宰、モンテヴェルディ倶楽部メンバー。演奏の傍ら、イタリア詩の翻訳をはじめオペラのリブレットの全訳、字幕作成等も行う。 辻康介(バリトン) ネーモー・コンチェルタートnemo concertato、南蛮ムジカなどのグループを主宰し歌う。モンテヴェルディ「オルフェオ」(宮城聡演出)や「オルフェオの冥界下り」(安田登構成・演出)のオルフェオ役、「イナンナの冥界下り」(安田登構成・演出)のイナンナの声。「都市楽師プロジェクト」メンバー。「中世の移動ド:ソルミゼーション」講座を各地で開く。ネーモー・コンチェルタートはCD+BOOK「おとなのための俊太郎」(アルテスパグリッシング、2016年)をリリース。 阿部大輔(バス・尺八) 尺八では古典本曲や現代音楽を主に、声楽ではドイツ、イタリアのバロック時代の宗教音楽を中心に演奏している。邦楽グループ「むつのを」、邦楽創造集団 「オーラJ」、尺八バンド「背に雨」、ヨハン・セバスチャン・カンマーコーア・ヨコハマ、Vocal Consort Tokyo、EX NOVO室内合唱団等に参加。NHK邦楽技能者育成会第51期卒業。 企画・制作 Da Nemo 協力・制作 Ogmios Nagoya 協力 カフェ サブヒロ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 27, 2017 09:32:29 PM
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