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ある女の話:カリナ20<彼との微… (映画・TV)楽天ブログ 【ケータイで見る】 【ログイン】
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2009年11月22日 楽天プロフィール Add to Google XML

 ある女の話:カリナ20<彼との微妙な距離2>(再) 連載小説を書いてみようv(43716)」
[ ある女の話:カリナ ]    

今日の日記(ちょっとお出かけと「サムライ・ハイスクール」「小公女セイラ」感想ちょい☆ )




「ある女の話:カリナ20(彼との微妙な距離2)」


青山くんと私はショッピングモールをブラブラと散策する。

青山くんが、

「あ!この店入ってるんだ?!
ちょっと見てもいい?」

って、なかなかファッションに興味がある人なんだってことがわかる。
好きなブランドの服があったりするみたい。
私の知らないメンズカジュアルブランド。

弟と違うんだな~なんて、
私はちょっと思う。
弟の興味はスポーツ用品店。
お父さんとも違う。

今まで、男友達なんかいなかったし、
付き合いそうになった人ともウィンドゥショッピングなんてしたことなかった。

じゃあ、私も付き合ってもらっていいのかな?
なんて、
ちょっと雑貨や、服を見る。

あ、いけない!夢中になりそう!
ってカワイイ服を見ると思う。
つい買い物をちゃんとしたくなる。

そうすると試着したくなるし、
迷い出すときりがなくなるので、
私は買い物は一人でする方が気を遣わなくて好き。
なので、見るだけでグッと我慢した。

男の人とのデートはちょっとこういう時困る。
女の服なんて興味無いだろうし、
やっぱウィンドゥショッピングは女の子と、かな。
なんて思う。

でも青山くんとの買い物は、なかなか楽しい。
新しい発見がいろいろある。

男の買い物は早いみたいで、
青山くんは、

「コレいいよ~!ビックリした、こんなとこでみつかるなんて!」

と、即Tシャツを買って、喜んでいた。
安からず、高からず、
まあ手が届くかな…って値段。
多分、量より質で、好きな物を少しずつ集める人なのだろう。

時々青山くんは、育ちの良さを感じさせるところがある。
着ているものもそうだけど、
選ぶ店なんかも、そんな気持ちにさせた。
それが、背伸びしてないブランドや値段なところも、
何だか人柄を表してるみたいに思えた。

自分の身の丈に合った買い物ができる人なんだな。

私はそれがとても素敵なことだと思った。

カフェに入る。
吹き抜けになっていて、何となく居心地がいい店。
店内はヒーターでかなり暖かくなってた。
ウェイトレスさんが、アイスコーヒーと紅茶を置いていく。

「あ、シロップが無いや。」

青山くんの何気ない言葉に、私は自分のバイトのことを思いだす。
すぐにウェイトレスさんがやってきて、ケーキといっしょにガムシロも置いていった。

「私もよくやっちゃうのよね。
それでチーフに怒られちゃうの。
あ!この前、店長に昇格したんだった!
もうね、憂鬱…。
何度やめようと思ったか。
その人ね、何だか私のことはキツイいい方で怒るのよ。
他の女の人には、いいよいいよって言ったりするのに。
私にはミゾグチまたか!って、で…」

私はついバイト先のことをポロポロと吐いていた。
青山くんは、アイスコーヒーを飲みながら、
私の顔を見て、うん、うん、ふうん…って頷いていた。

その相槌が妙に上手かった。
私が怒ってると、嫌なヤツだね~って言ってくれるし、
私が、でも自分がダメなんだよね…って言えば、
でも努力してるじゃん…って慰めてくれる。

で、一通り私のバイトの話が終わると、

「僕もさ、今家庭教師してるじゃん?
そうすると親がすごいよ。
中にはね…」

って、自分のことを話し出した。

私は青山くんといるととてもホッとしてしまう。

こんなところが好きなんだろうな…って思う。

いっしょにいて話が尽きないし、
しゃべってて楽しい。

きっと、他にもこう思う女の子いるんじゃないかな?
そう思うと、不安になる。

彼女ができたら、こうして会うこと無くなっちゃうよね?
青山くんの彼女になる人はいいな…
って思った。

でも、彼氏になったら変わっちゃうのかな?
私は青山くんと話しながらそんなことを思う。

ミキが以前よく言ってた。

  「最初のうちは、あちこち連れてってくれたし、話も聞いてくれたのよ。
  でもさ、今って遊びに行っても、部屋でゴロゴロしてばっかり。
  どっか行きたいなぁ、前みたいに…。」


ユウはそれを聞いて、

  「うん、でもご飯作ってあげたりゴロゴロしてるのって楽しくない?
  私出かけるの疲れちゃって。
  でもさ、私がバイトの話すると嫌がるんだよね。
  他の男の話するなよ…とかってさ。
  二人でいるのを楽しもうよって、
  私のこと聞いて欲しいだけなのに不機嫌になるの。」


そんな話を聞いてるせいなのかもしれない。
ノロケも入ってるような気もするし、
はいはい、ごちそーさま。って思うけど、
私はそうなっちゃうなら付き合わなくてもいいような…。

今のままで充分かもしれない。
青山くんとは友達のままで…。

それでも時々、
私の隣を歩く青山くんの腕を掴みたくなるし、
目の前で話す青山くんの手を見ていると、
この手で自分の手を掴んでみて欲しいと思ってしまう。

  私はこの人を愛することができるか?

マッシーが言っていた、言葉を思い出す。
手を繋ぐと相手を愛せるかわかる。

私は青山くんの手を見ると思う。
それを確認することは、
この先あるのかな…って。


もうすぐクリスマス。

「今年は外でチキン売るから!」

オノダさんは店長になってから、かなりいろいろと工夫をしようとしている。

予約受付のポップ書くよ!
ちょっとクリスマスな感じだそうよ!
とかって、熱くなってる感じ。

「売り上げ上がるよう、がんばろうぜ!」
みたいな空気が店内に充満する。

去年からいたイッチャンやおキヨさんは、

「売り上げがイイとちょっとボーナスもらえちゃうんだよ?」

って、みんなの士気が上がることを教えてくれた。

だけど、彼氏や彼女がいるスタッフは、
クリスマス前後にシフトを入れて、
当日は結構少ない。
ボーナスは人を呼ぶためのエサらしい。

人手は多い方がいいから、頼む!
ってオノダさんが私を拝む。
お陰でクリスマスはバイトだ。

お風呂上がりに髪を乾かし終わると、
丁度、青山くんから電話がかかってきた。

赤木くんのクリスマスライブに行かない?って誘いだった。
私は行く!って返事をした。
クリスマス前の人手は余るほどいるはずだ。

クリスマスイヴはどうしてるの?
って聞かれた。

もしかして、誘ってくれるつもりだった?!
私はバイトを入れたことを後悔した。

でも、青山くんもバイトみたいだった。

なんだ、誘うつもりで聞いたんじゃないんだ?

私は少しガッカリする。

でも、年越しをいっしょにどう?って聞かれた。
みんないっしょで…って感じだったけど、
二人きりでって、付き合ってもないのに変だもんね?

私は、大丈夫だと思うって返事をした。
去年はマッシーといっしょに初詣をしたっけ。

今年は、マッシーはスギモト先生といっしょだろう。

マッシーは願いがかなったんだな。
なんて、青山くんと話しながら、ふと思った。


この年越しで勇気を出していたら…。
この時のことを思いだすと、
私はそう思わずにいられない。

遠回りしたことがイイことなのかどうか、
私はいまだにわからないでいる。

まだ深く私の中に残っている。

あれは避けられなかったんだろうか…?




前の話を読む

続きはまた明日

目次



最終更新日  2009年11月22日 21時06分55秒
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○ Re:ある女の話:カリナ20<彼との微妙な距離2>(再)   ゆりてっこさん


○ ゆりてっこちゃんへ   りらっくままハッシー!^o^さん


○ Re:ある女の話:カリナ20<彼との微妙な距離2>(再)(11/22)   青ノートさん


○ 青ノートさんへ   りらっくままハッシー!^o^さん


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