カテゴリ:教育、子育て、自転車旅行
島原城の内部は博物館になっていて、キリシタン史料、郷土史料、民俗史料、とフロア別に並んでいた。床はリノリウムなので、ちゃりこが喜ぶタイプのお城の内部ではなかったけれど…
五階、天守閣展望所まで上る。外はまだ、曇ってはいたけれど、島原半島の暴れん坊・眉山がそびえているのが見える。 案内のおじさんが、江戸時代の眉山の噴火と津波の話をしてくれた。津波は熊本まで行ってから島原まで戻ってきた、と。 「島原の大変、肥後の迷惑っていうんだ」 と教えてくれた。 下を見下ろすと、雨が上がったからか、私達の他にも観光客が見えて、忍者たちが 「オーっ!」とかやらせていた。 私が下に向かって 「お城といったら~!」 と大声をだしたら 一瞬の沈黙のあと、上を向いた忍者が 「しまばらじょお~!」 と返してきた。 よしよし、と私が思っている横で、ちゃりこの目がバッテンになっていた。 下へ降りると、忍者たちに、ちゃりこも私も鎧兜を着せてもらって、ちゃりこは刀、私は長~い槍を持たせてもらって、戦闘ポーズ… 「そういえば、さっき、下から名古屋城、とか答えていた裏切り者、いませんでした?」と訊いてみたが… もう、誰も私達を(っていうか、私を、か)止めることはできない。 ちゃりこの頭の上に吹き出しを書いてセリフを入れるとしたら 「やれやれ、お調子者に火がついた」 なんだろうか。 でも、すごいパワーだ。 雨、完全に上がった。 さんざん楽しんでお城から帰る途中、クールなちゃりこが 「たのしかったあ」って。 内緒ですけどね。 もちろん、私、楽しかったよ。ありがとう、忍者たち。 「はい、よろこんでぇ!」なんて、大ジョッキでも持ってきてくれそうな雰囲気だったよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年09月14日 16時39分29秒
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