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カテゴリ:『藤子不二雄A 先生』の話
NHKの「スタジオパーク」という番組で
藤子不二雄A先生がゲストで登場しました。 からっかZさんに、教えていただきました。 この間は、F先生の番組もあり NHKでは、藤子不二雄イヤーになってますね。 ファンにとっては、嬉しいことです。 ■ NHK「スタジオパークからこんにちは」 藤子不二雄A先生の登場です。 1934年生まれです。 今年で、76歳です。 年齢以上に、お元気そうです。 ■ 来年で、漫画家生活60年 来年でマンガ家生活60年を迎えます。 17歳からマンガ家生活が 始まったということになります。 ■ 藤子・F・不二雄先生との出会い 前回、ブログでも紹介した「こだわり人物伝」や A先生の名作漫画「まんが道」でも、おなじみの 藤子・F・不二雄先生との出会いです。 A先生が、絵を描いているところに、細身でノッポの少年(F先生)が 富山弁で「うまいのお」と話しかけてきたのが、運命の出会いです。 ちなみに「藤本氏(F先生)の方がもっとうまかった」とのことです。 ■ オバQのアニメ大ヒットで有名に。 マンガで人気を集めていた「オバケのQ太郎」がアニメ化になり テレビ放送でも大ヒットになり、ここから全国的に 「藤子不二雄」の名前が、世に知られるようになります。 ■ 伝説のトキワ荘 マンガの神様・手塚治虫先生が住んでいた まさに「伝説」のアパートのトキワ荘。 日本を代表する漫画家の多くが、ここに集います。 ■ トキワ荘メンバー あの「小池さん」のモデルになったのは、この鈴木伸一さん(右下)です。 ■ 二人で作った少太陽 高校生のときに、F先生と二人で、手作りの雑誌「少太陽」を作ります。 表紙から、全てが完全に手作りです。 ■ 手描きのマンガ カメラアングルが悪いので、映りがちょっと物足りません。 真上から映してほしいです。実は、ものすごく上手いです。 ■ 手描きの絵物語 小説に、挿絵を加えた「絵物語」は、当時流行っていました。 インクなので、書き間違えは許されません。物凄い根気が込められてますね。 ■ 創刊号は昭和26年4月3日発行です。 編集者 我孫子素雄 (A先生) 主筆 藤本弘 (F先生) と書かれてます。 発行者の浜野正という方は、誰なのでしょうね。 架空の人物なのでしょうか。ファンとしては こういうなんでもないところも、気になるものです。 ■ 忍者ハットリくん 怪物くん 黒ィせぇるすまん A先生は、20代のときは、純粋さがあったものの お酒も飲んで、ゴルフなどもして、人付き合いも増えてくると 「30過ぎてから、子供マンガが描けなくなった」と語られました。 そして、「黒ィせぇるすまん」という短編を描きます。 (後に「笑ゥせぇるすまん」として連載マンガになります) ■ A先生ご夫人の愛妻弁当 A先生の奥様は、だいぶ前に重い病にかかり 左手が動かせない状態に、なられてしまいました。 手作りのお弁当は、右手だけで作っております。 私は、録画したものを見たのですが 母は、なんと家で、この番組を見ていたそうです。 この時は、「さすがは、私の母だ」と思いました(笑) 私は、母に何もいってなかったので、驚きでした。 母は、この愛妻弁当や奥様のお話に興味をもったようです。 ■ 愛妻弁当を毎日撮影 A先生は、感謝の気持ちを込めて 写真を撮るのが日課になっています。 その日の原稿を隣に置いて、撮影しています。 A先生のファンの私は、気づきました。 あまり知られていない「切人がきた!!」の原稿が見えます。 ■ 視聴者からの質問 「アイデアは、どんな時に浮かびますか?」 仕事場で机に向かって、「さあやるぞ」という 気持ちになって、アイデアを出すそうです。 さぞかし、1日中考えていると思っていたのですが A先生は、割り切っているそうですね。 「仕事の時以外は、考えない」と話していました。 F先生は、思いついたら なんでもメモにとる方でしたので お二人の対照的な部分を見て、面白いなと思いました。 ■ 藤子・F・不二雄さんは、Aさんにとってどんな存在? 「彼がいなかったら、絶対マンガ家になっていなかった」 「不思議な存在。小学5年から何十年も一緒でしたから」 「天才的な人だった」 そして「本当に残念でした」といったときに 悲しそうな目をされていました。 ■ 最後にA先生からのお言葉。「明日にのばせることを今日するな」 最後に、A先生からの言葉がありました。 A先生のモットーだそうです(笑) 「気持ちが楽になる。毎日が楽しくなる」とのことです。 マンガ界を代表するお方で 70を過ぎた今でも、マンガを描かれ 現役で活躍されていています。 そして、皆さんもご存知の、実写版ドラマ「怪物くん」も 原作はA先生です。そんな偉大なるA先生の口からは 重たい格言でも出てくるのかと思いきや 「明日にのばせることを今日するな」という 意外にも、ゆとりの言葉でした。 こうした、偉ぶらない素敵なお人柄が 現役で活躍される秘訣なのかなと思いました。 番組はとてもよかったのですが A先生のもっと多くの作品を、名前だけでも 取り上げてくれたら、よかったなと思いました。 「怪物くん」「ハットリくん」「笑ゥせぇるすまん」だけでは ちょっとさみしいです。 やはり私が頑張るしかないですね(笑) 「A先生は、どんな作品を描いてきたの?」と思われた方は 4月29日の日記をご覧ください お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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