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カテゴリ:『藤子不二雄A 先生』の話
9月に発売された
藤子不二雄A先生の コミックエッセーを読んでみました。 A先生が、漫画家生活の日々を マンガでご紹介するという内容です。 ■ PARマンの情熱的な日々 PARとは、ゴルフ用語です。ゴルフ中継で 「パースリー(PAR3)」とか「パーフォー(PAR4)」という言葉は 皆さんも耳にしたことがあると思います。 PARマンとは「ゴルフ人間(ゴルフ好き)」を 意味しているのでしょう。 F先生のパーマンにあやかっていたりして?(笑) ■ 漫画とエッセーを組み合わせたコミックエッセーです 1話8ページ構成なので読みやすいです。 ページの半分以上はマンガなので エッセーというより漫画として楽しく読めます。 ■ 「藤子不二雄」先生の写真 A先生が持っている人形は「ウルトラB」だと思うのですが・・・ そうするとデビューから30数年はたっているので、どうなのでしょう。 まあ、A先生も76年という長い人生を歩まれているので 記憶が途切れることもあるのでしょうね。 ■ 大好きな黒澤明映画を見て興奮!! 『七人の侍』を見て、映画館を出た後も 興奮冷めやらぬ若き日のA先生。 なんと、実際に黒澤さんにお会いして ゴルフもされたことがあると、話されてました。 A先生はとても交友が広いです。 ■ 伝説のトキワ荘のメンバー 手塚治虫先生が住まれていたアパートの 「トキワ荘」の思い出なども描かれています。 画像右下の鈴木伸一さんは 小池さんのモデルだけあってそっくりですね(笑) ■ 「怪物くん」の連載予告 実は、怪物くんの顔が決まってなかったそうです。 F先生も、ドラえもんの予告をしたものの 主人公(ドラえもん)のことをまったく決めてなかったので なんだか、お二人とも似てるなあと思ってしまいました(笑) 「行き詰ってもうダメだという時こそアイデアは出るものだ」 といい残したエジソンの言葉を思い出しました。 ■ 石川遼くんの話 A先生の代表作である「プロゴルファー猿」の話を出しながら 石川遼くんの話をします。でも、まだ遼くんには猿を倒せませんね。 私は、もし世界に猿を倒せるゴルファーがいるとすれば タイガー・ウッズだけだと思ってます。ウッズはスゴイ!! ■ グリーンの外から打つウッズ プロといえども、ピンそばでもはずすことはあります。 それほどグリーンでのショットは難しいのです。 しかも、このグリーンは画面(動画)で見えるよりも ものスゴ~~~イ傾斜になっているのです。 ワンパットで入れるのは「はっきりいって不可能」レベルです!! ■ プロゴルファー猿の裏話 なんと、実は「本物のサル」を出したかったという話です(笑) A先生の発想は驚きです。このくらい飛躍した考えが持てないと 漫画家で長くやっていけないのかもしれませんね~ ■ でも最終的には少年を主人公に さすがに、「本物の猿」という設定には 編集者からクレームがついてしまい 猿(本名・猿丸)という名の人間主人公になりました。 実は、正確には猿には「4きょうだい」いるんですよね~ 一番上にきれーなお姉さんがいます。 「プロゴルファー猿」では、紅蜂さんが一番人気だと思いますが 私は、出番が少ないですが、猿のお姉さんが好きでした(笑) ■ A先生に質問 巻末には、A先生への一問一答のコーナーがあります。 「もし漫画家になってなかったら?」という質問には 「新聞記者かも」と答えています。F先生との出会いが運命を変えました。 自分が出たいマンガは「プロゴルファー猿」で 家族にいてほしいキャラは「ハットリくん」だそうです。 来年は、漫画家生活(デビュー)60周年を迎えます。 A先生には、いつまでも元気に マンガを描き続けていただきたいですね~ 藤子不二雄A PARマンの情熱的な日々 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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