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カテゴリ:『ドラえもん』
のび太が、ドラえもんの道具を使い
少し先の未来をのぞきます。 のび太には、2つの選択肢が出てきますが どちらを選んでも、最悪の結果しかありません。 そのときにドラえもんが 「障害があったらのりこえればいい!」 「道を選ぶということは安全な道を選ぶってことじゃない」 このように、のび太にいいます。 この話のタイトルは、『右か左か人生コース』です。 ■ 大全集 ドラえもん 12巻に収録 藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん(12) (てんとう虫コミックス42巻にも収録されてます) このドラえもんの12巻は 東日本大震災の約2週間後に届きました。 『右か左か人生コース』を読んだ私は ドラえもんのセリフが気に入ったので ブログトップに、このコマを使うことにしました。 震災の影響で苦しんでいる方々に贈る言葉として 「頑張ろう」「頑張ってください」は 何をどう頑張るのか難しいですし 非常につらい思いをしている中 さらに頑張れというのは、酷のように思えます。 「元気を与える」「喜びを届ける」というのも 有名人やスポーツ選手の方々でないと、いえない言葉です。 全員が使える言葉ではありません。 私が好きな言葉は「乗り越える」という言葉です。 前向きでありながら、押し付けることもない 応援のような言葉だからです。 なので、私は「乗り越えましょう」といいたいです。 「乗り越えてください」では、ありません。 私は、震災の被害に遭っていませんが 心から強く、復旧、復興を望んでいます。 なので、一緒に「乗り越えましょう」といいたいです。 それでは、ドラえもんの 『右か左か人生コース』の紹介をしたいと思います。 < 『右か左か人生コース』 ストーリー > ■ ドラえもんとのび太はテレビを見ている テレビの男性は 自分の運命を分けた話をしています。 ■ 男性は人助けをした 力だけは人一倍強かった男性は チンピラに立ち向かい、一人の老人を助けるのでした。 ■ そして男性はボクシングの道へ進むことに 右か左か、道1本で変わってしまう運命に のび太は強く感動する。 ■ ドラえもんに道具を頼む ■ 「コースチェッカー」登場 正しい道を教える…といったものではないが 少し先の未来を、画面に映してくれる道具だった。 ■ しずかちゃんちへ行くにはどっちがいいか・・・ さっそく、コースチェッカーを使ってみると ドブに落ちてしまう姿が・・・ ■ のび太は 先が見えてれば防げると考える ドブから離れて歩けば大丈夫だと 気にせず歩くのび太。 ■ 結果は絶対に避けられない 苦手のクモが表れて やはりドブに落ちてしまった。 ■ 再びコースチェッカーを使う ■ のび太は 声をかけられる この道を選ぶと、道案内をすることに。 ■ 面倒なことは避けたい 楽な道を取りたいので 道案内を避けるのび太。 ■ 先生にばったり出会ってしまう 宿題をやってないので 強く注意されてしまうのび太。 ■ のび太は取るべき道を間違えた? ■ 道案内をしていれば・・・ 先生に注意されることなく むしろ、褒められていたのだが… 後の祭りであった。 ■ のび太には いいことがない こりずに、コースチェッカーを使い続けるのび太。 ■ 今度の結果は・・・ 野球のボールが飛んできて頭に当たり さらには、野良イヌに足をかまれてしまう最悪の結果が。 ■ もう一方は・・・ むりやり野球に誘われる。 しかも、ジャイアンはひどく機嫌が悪そうだった。 ■ 泣き出すのび太 自分の運の悪さを嘆くのび太。 これでは、しずかちゃんちへ行けない・・・ ■ 「障害があったらのりこえればいい!」 「道をえらぶということは、かならずしも歩きやすい 安全な道をえらぶってことじゃないんだぞ」 ■ テレビに出ていたボクサーの男性も同じ ボクシングの会長に会っただけで、ボクサーになれたのではない。 最終的には、本人の努力があってこそ!! ■ 決意を決めるのび太 のび太は、引き返すことなく 悪い結果の見えている道を進みます。 頭には野球のボールが当たり 足を野良犬にかまれますが のび太は、へこたれることなく進みます。 そして、ドラえもんは、その姿を見守るのでした。 たとえ、嫌なことがあろうとも たとえ、先がつらいと分かっていても 避けたり、逃げたりするのではなく 前へ進むこと、立ち向かうことが大切なのかもしれません。 それが、F先生のメッセージではないでしょうか お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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