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スコシフシギな世界-藤子・F・不二雄ブログ

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2013.12.31
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編集長へ手紙を出し
自ら連載陣から降りることを
申し出た藤子・F・不二雄先生・・・
詳しくは、前回の『中編』をどうぞ。

苦悩を抱え、行き詰まりを感じながらも
児童漫画の在り方を見つめなおし
紆余曲折を経て、生まれた作品が
F先生のライフワークとなる
『ドラえもん』でした。


長らくお待たせいたしました。
『NHK プロフェッショナル 藤子・F・不二雄』の最終回です。

■ F先生のドラえもんの描き方

藤子・F・不二雄 NHK プロフェッショナル えびはら武司 ドラえもん

元アシスタントで漫画家の
えびはら武司さんのお話です。

【 「ドラえもん」をとても愛してました。やっぱりね。大好きで。
  藤本先生はペンを太く開いてグーって描いてたから
  こんなことしないで、マジックで描けばすぐに
  終わるのにって思ったけど、やっぱりそういうのって
  ペンで一生懸命入れたいっていう愛情なのかなって
  思うときもありましたよね。原稿は丁寧だったと思いますね。
  一生懸命描いてたっていう。毎回ね 】


一般に認知されている
大山のぶ代さんの「ドラえもん」及び
現在放送中の「ドラえもん」が
テレビ朝日で放送される前に、実は
日本テレビで、一番最初の「ドラえもん」が
放送されていました。
けれど、人気が出ず1年を持たずに終了となりました。
アニメのドラえもんの終了に伴い
マンガの連載も終わりにしよう、という
流れが起きてしまいました。

■ ドラえもんの連載終了を告げられるF先生
藤子・F・不二雄 NHK プロフェッショナル 苦悩

「アニメが終わったからって、どうして
原作の漫画まで終わらないといけないんでしょうね」

※ 画像とセリフは再現ドラマです


F先生は、納得のいかない気持ちでしたが
渾身の思いをぶつけて、最終回を描きます。
そして、学年誌(「小学○年生」の雑誌)に
最終話が掲載されたのでした。


一度は終わりかけた「ドラえもん」ですが
どのようにして復活したのでしょうか・・・

連載をまとめた単行本が発売されると
凄まじい勢いで売れ行きが伸びていきます。
そして、わずか1年で100万部を突破するのでした。
ドラえもんの人気は、こうして確立していくのでした。


それでは、改めて
最終回の『さようなら、ドラえもん』を
見つめてみましょう。


ドラえもん(6)[ 藤子・F・不二雄 ]


■ 別れは突然やってくる


嫌がるのび太。


■ 心配するドラえもん


ドラえもんは、とにかくのび太のことが気がかりだった。


■ 空き地でジャイアンと出くわすのび太


夜中、ドラえもんとちょっと離れたすきに
のび太は、ジャイアンと1対1のケンカをします。


■ 何が何でもくらいつくのび太


のび太が戦っているのは
自分のためではなく、ドラえもんのため。


■ ドラえもんがのび太を探していると・・・


傷だらけにったのび太を発見・・・
そして、のび太が布団に入り、寝顔を見届けると
ドラえもんは、未来に帰っていったのでした。



まさか、これが編集部の命令で描かされた最終回であり
作者には無念の気持ちがあったと、当時
一体誰が気づいたことでしょう。

たった9ページ(扉絵含め10ページ)だけで
少年の、ごく平凡な日常の描写だけで
驚くようなラストの展開などもなく
読んだ者全ての胸に響く、忘れられない名作を
生み出せてしまうのは、F先生の天才的な部分なのでしょう。


みたろ、みんな。
更新したんだよ。

ぼくひとりで。
もう安心して年越しできるだろ、みんな。


ということで、今年最後の更新です。
それでは皆さん、また来年お会いしましょう~
どうぞ良いお年を~





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Last updated  2013.12.31 02:53:50
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