テーマ:■■東京下町■■(1103)
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さて、4時起床!
昨日洗って貰った半纏にアイロンかけて乾かしてもらっている間に、妹をたたき起こし髪を結う。 たくさん段が入ってまとまりがつかなくなってる髪を何とかお団子に結ってゼラチンで固め、気がつけば4時40分! 5時には町会会館集合なのよ、まだメイクしてないし着替えてもいないのよ! 大急ぎで仕度をし、10分ほど遅れて町会会館へ。 すでに婦人会のお母さん方が担ぎ手の朝食準備に大忙し。 2階では金棒曳きのメイクと髪結い、それとお囃子の方たちの控え室。 髪を結ってくれるのは幼馴染のハギちゃんのお姉ちゃん。美容師さんである。 髪が短い子もスッキリと纏めてもらって気合バッチリ。で、あたしの番。 まぁ、髪が長いから普通にお団子にまとめてもらって…と思ったら、頭頂部にでかいポンパドールが出現。まるでリーゼントみたい。普段こんな髪形しないだろうから、ポンパドールにしてみました。って、おねえちゃん…ステキすぎ… 一緒に歩く高校生組がビビって、しばらくあたしの髪型に釘付けだった。 仕度ができた子から神酒所前の集合場所へ。時間は集合時間ギリギリの6時ちょっと前。 金棒隊がそろった頃、ちょうど他の町会の御輿が御輿の集合場所へ向けて、うちの町内を通る時間。 「お迎え」といって、町内を他の御輿が通るときはその前について金棒を曳くのである。 大まかにルートの確認をして、町会の旗の前につく。 そして神酒所の前を通って町会の境界線まで。 そこから先は自分の町会の御輿の前を歩くのである。 しばらく歩いて御輿の待機場所。 7時半に1番の御輿がスタートするまで、順番に並んで待機するのだ。 あたしたちはその間、近くの飲み屋さんに場所を借りてしばし休憩。1時間半ほどある休憩の間、高校生以下6人は、朝が早かったからか死んだように爆睡。 8時過ぎにあたしたちも出発。 すでに沿道には人がたくさん。そして何しろ暑い! 背中が滝のような汗。 お御輿担いでればみんな水をかけてくれるからいいんだけど、金棒曳きは水掛けNGなのだ。 だから、お世話役で付いてくれてるお母さん方が、飲み物持って来てくれたり汗拭いてくれたりしてくれて、多分ある意味あたしたち以上に大変。 でも、ほぼ一定のゆっくりペースで重い金棒曳きながら歩くのはやっぱり大変。 前を行く御輿が舞い上げられたりするのを見つつも「歩く」ということに常に意識を集中させているので、なかなかしんどい。 見に来ると言っていたわさびがどうしているのか気になりつつも気がつけば昼休み。風邪で昨日会社を休んだと言っていたけど、どうなのかなぁ? とりあえず一番のみどころである永代橋を通過する目安の時間などメールしつつお弁当を食べ、散々待ってやっと出発。 各所放水ポイントももちろん見所だけど、やっぱりメインは午後の永代橋から八幡様までの間なのだ。 永代橋が揺れるほどの迫力、これは1回味わったらやめられないのである。 ずっと前を向いていないといけないから、自分の町会の御輿を見れないのを残念に思いつつ永代橋。 でも、観光客から大きな歓声と拍手が巻き起こると、もうワクワクうずうずしてきてしまって仕方が無い。 そんな拍手を受けつつ八幡様。 あぁやっと終わった。あとは神酒所まで戻るだけ…と思ったら、神酒所までの途中で、どこかのカメラマンさんがポラロイドで撮った写真を下さった。 これもじつは楽しみなのだな。 沿道から「これ君でしょ?!」といわんばかりに写真を見せて手を振って、前回(3年前)の写真をわざわざ下さった方もいた。 たくさんのカメラに囲まれるというのは、こういうときじゃないとできない経験である。 そして神酒所に戻ってからは、そのまま御輿を担いで1周。 ここだけはあたしたちも担いでOK! 早速担いで水を被ってきた。 いやぁ、楽しかった~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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