
宇宙世紀の世界観は、ファーストガンダムの時点で、しっかりと舞台背景が設定されていた事や続編の良作に恵まれて、まだまだ新作を期待させられる余力を持っていると思います。では、コズミックイラの世界はどうでしょう?
ガンダムSEEDは、続編DESTINYとスターゲイザーが制作され、公式のサイドストーリーとして、発表されたアストレイシリーズも含めて、世界観は、広がりつつありました。コズミックイラの世界観は、うまく活用すれば、もう少し長いスパンの歴史的要素を取り入れた世界観に拡張出来たと思うのです。
最大の敗因は、キラとラクス、アスランとカガリ、この4人を中心に続編も含めて話を作ってしまったこと。DESTINYでキラを脇役に持って行けなかったこと。それは、舞台で動く主人公ではなく、主人公の動く舞台としてしまったことで、他の主人公が立てない舞台になってしまったのだと思います。
ゼータは、ガンダムの正当なる続編としながらも、アムロをゲストキャラとしてしか扱っておらず、アムロを舞台の中にいる一人という位置づけにしました。これは、宇宙世紀という舞台を主人公が違っても歴史上の一部として、とらえることが出来る大きな世界観へと発展させたと思います。
コズミックイラが、宇宙世紀のような大きな世界になりきれなかったのは、キャラ重視で舞台をぶちこわしてしまったせいだったのだと思います。
きっと、福田夫妻は、ガンダムでヤマトをやろうとして失敗したのだと思います。
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