テム・レイ

地球連邦軍技術部将校で階級は大尉。連邦軍製モビルスーツ開発担当であり、ＲＸシリーズの開発を行っていた。アムロの実の父親であるが、仕事柄、いつも一緒にいたわけではなく、宇宙生活を拒んだ妻カマリアとも別居状態が長く続いていた。

しかし、年端もいかない少年兵が実戦参加していることを、悲観しており、ガンダムの投入で、ジオンとの戦争の早期終結を望んでいた。

サイド７を急襲したジオンのモビルスーツ部隊の攻撃により、隔壁に穴を開けられて、空気の流出と共に宇宙に投げ出されることとなるが、宇宙服を着た状態だった為、奇跡的に救出されて、サイド６で生活していた。

しかし、長時間に及ぶ宇宙空間での漂流が原因となり、酸素欠乏症にかかってしまい、それまでの精細さを失ってしまう。サイド６では、ジャンク屋で住み込みをしながら生計を立てていた。

ホワイトベースがサイド６に入港した際に、偶然、息子であるアムロが父に気付き、追いかけて再会を果たす。しかし、酸素欠乏症で正常な感覚でなくなってしまっており、アムロに旧式のパーツを渡すなど、精神的障害がひどくなっていた。

サイド６を出撃したホワイトベースとジオンとの戦いをモニターで見た後、アパートの階段から下に転げ落ちるが、一説によるとそれが原因で死亡したと言われている。（小説版「密会アムロとララァ」参照）

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