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ノロウィルスの症状
まず大事なことはノロウィルスかどうかの診断ではなくて、その人の症状が回復しているか、他の人に同様の症状がないかの確認です。
ノロウィルスの診断は、現在外来ですぐ診断できる方法はありません。便の中のウィルスを培養して検査する方法は、数日以上かかるし、その診断料約1万数千円は健康保険も効かないようですので、自己負担になります。そこまでして、ノロウィルスの診断をする必要があるかどうかが判断のしどころでしょうね。
また、この寒い時期、嘔吐下痢を起こすウィルスは乳幼児嘔吐下痢症を起こすロタウィルス、インフルエンザのB型など、たくさんあります。ほとんどの患者さんは嘔吐下痢の症状で、ウィルスを出してしまうと1,2日で元気になるということも覚えておくと安心の材料ですね。
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ノロウイルスの予防
もうひとつ大事なことが感染の予防です。嘔吐下痢を起こすウィルスは非常に感染力が強いです。
外から帰ってきたときやトイレの後、調理の前、食事の前には必ず手を洗いましょう。下痢のあるときには、入浴はシャワーだけにするか、入浴する順番を最後にしましょう。また、1度発症すると、症状が治まっても2~3週間は便の中にウィルスが見つかることがありますし、自覚症状のないまま、ウィルスを保有し、排泄している場合もありますので、他の人と同じタオルを使わないというような気遣いが予防になります。
日常的に、発熱、咳、嘔吐、下痢など感染症の症状がある場合、しばらく、病院、施設への訪問は控えるということも予防のために必要かもしれません。 |
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ノロウイルスの対応
患者さんや家族は、嘔吐や下痢の症状をすぐ止めたいという方が多いですが、嘔吐や下痢は体が、ウィルスを排除しようとしている大切な働きだから、できるだけその症状をとめないで対応を考えるほうがいいということがあります。もちろん水分を補給できなければ脱水になりますし、特に高齢者、乳幼児では脱水がおきやすいので、飲んだり食べたりできているか、皮膚や口の乾燥状態のチェックは必須です。
ただ耐えられる体温は、個人差が大きいので、だるくて、食事も食べたくないというような時は、解熱剤飲んだらと、インフルエンザでも安全といわれているアセトアミノフェンという解熱剤をお医者さんでもらい飲むことも大切です。
そして症状が悪化するような場合は、必ず明日再度受診したほうが良いですよ。翌日発疹が出て診断が付くことがあります。あと何を食べたらいいですが、下痢の性状にあわせて、水みたいな下痢だったら、ほとんど水のような、便がどろどろしてきたら少しどろどろした中身のある「おかゆ」などを与えてくださいと言っておくと、一番安心なようです。 |
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| 家庭では |
| かきなどの二枚貝はできるだけ加熱して食べるようにしましょう。 |
| 加熱する場合は中心までよく火を通すようにしましょう。 |
| 調理する人は、トイレの後や調理前に十分手を洗うようにしましょう。 |
| 調理器具にウイルスをつけない、消毒するといった注意も必要ですよ。 |
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