すぐに怒る人は臆病な人なのです
世の中には、すぐにキレる人がいます。ちょっとしたことですぐに怒る人って、嫌ですよね!そういう人に遭遇したとき、どうしてます?怒り返したり、近寄らないのもひとつの方法です。しかし、別な方法もあるんです。それは、相手が「なぜ、すぐに怒るのか?」を理解することです。そうすると、相手の心がわかるので、感情的になったり、相手を怒らせないように気を遣う必要もなくなります。わはははははは…っ!そこで、まず「怒り」について理解すべきなんです。大抵、「怒り」は良くないもの、悪しきものと思っているんです。しかし、それは誤解です!「怒り」は必要だから、すべての動物に与えられているんです。「笑い」は、人間だけに与えられた特別なものですが、「怒り」は、全ての動物に与えられた必要不可欠なものなんです!わはははははははは…っ!「怒る」ときって、どういうときですか?大別すると2つあります。1つは、「欲求が中断されたとき、あるいは中断されそうなとき」に怒ります。動物もそうです。餌を食べていると、他の動物が横取りしようとすると「怒り」ます。「食事を食べる」という欲求が、中断されそうになったからです。人間も同じで、テレビゲームで楽しんでいるのに、お母さんに、「早く宿題やりなさい!」と強制的に勉強させられると、子供はふてくさてます。どうしても、ゲームがしたいときは、キレます!「ゲームで遊びたい」という欲求が中断させられたからです。つまり、「怒り」は、自分が生きていく過程で、「快適」に生きるために与えられた感情なんです!「怒る」ことによって、自分の欲求を妨害する相手を排除しているんです。もし、「怒り」がなかったら、快適な世の中になるって思っていませんか?とんでもない!それは逆なんです!「怒り」があるから、自分の欲求を満たせるんです。「怒り」がなかったら、相手に自分の欲求を中断され続けます。そして、今以上に、ストレスの多い世の中になるんです!がははははははははは…っ!もう1つは、「自分の生命が犯されそうになったとき」に怒ります。ネズミですら、絶体絶命のピンチになったら、猫を襲うんです。「やられる前に、やる」というわけです。人間も同じで、どんなに普段、穏かな人でも、自分が危険にさらされたときは、攻撃します。さぁ、そこで、すぐにキレる人の話です。すぐに「怒る人」というのは、実は「臆病」なんです。自分の欲求が妨害されるのが怖いんです。あるいは、臆病だから、自分がやられるのを恐れて(自分がなめられるのを恐れて)、常に攻撃するんです。わははははははは…っ!すぐにキレる人の原因の大抵は、「幼児体験」にあります。自分の思い通りにいかないとすぐに怒る親に育てられると、子供は親を見て学びます。「そうか! 自分の欲求を満たしたかったら、怒ればいいのか!」こうして、その子供は、「怒り」を武器に、自分の欲求を満たそうとするんです。同時に、自分の欲求が妨害されることを極端に恐れる人になるんです。「恐れ」が強いので、そうならないように、常に「怒り」を武器に攻撃するんです。また、すぐに怒る親に育てられると、子供は、自分の生命に危機を感じて、反撃します。親の倍以上の「怒り」を返すことによって、親に「怒る」のをやめさせようとしているんです。そして、子供は学びます。「そうか! 相手の倍以上の怒りを返せば、相手は静かになるのか!」こうして、その子供は、「怒り」を武器に、相手を黙らせようとするんです。同時に、誰かに怒られることを極端に恐れる人になるんです!「恐れ」が強いので、そうならないように、常に「怒り」を武器に攻撃するんです。わははははははは…っ!すぐにキレる人は、実は「臆病」なんです。だから、常に神経をピリピリしているんです。自分の欲求が中断されたら怒り、自分がなめられそうになったら怒り、自分の言うことを聞かないと怒ります。その心理は、「恐れ」が原因だったんです。どうです!身近にいるすぐに怒る人をよ~く観察してみてください!確かに、臆病者だと感じる言動ばかりですから。それがわかると、すぐに怒る人が哀れであると同時に滑稽に感じてきますから!そうなったら、その人の影響を受けずに、客観的に見ることができます。次の対処法は、「爆破による浄化法」を実践してください。(過去記事を参照)そうすれば、あなたの周囲にいるすぐに怒る人の問題は解決しています。