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カテゴリ:ウルトラマンマックス
牛鬼怪獣ゲロンガ登場。
白黒の画面。 洞窟を這い回る怪獣ゲロンガ。 そして、このナレーション。 「これから30分。あなたの目はあなたの体を離れ、この不思議な時間に入り込むのです。」 おお、ウルトラQじゃ。 ゲロンガが工事現場から出現。 デザインはネロンガに大きな角と頭髪を着けたもん。 ・・・ち思うとったが、よう見ると視点によって表情が違うとる。 横や後から見るとネロンガ「風」なんやが、正面顔が違うちょる。 これを意図的にやったんやったら素晴らしかね。 ネロンガと思わせて実は違うシルエットの怪獣。 40年前のゲロンガの声にネロンガのものが混じっとったがのう。 バラゴン→パゴス→ネロンガの着ぐるみも改造やけど違うシルエットっちゅうコンセプト話持っちょったからのう。 これは簡単そうでなかなかできんこつやけのう。 40年前の「アンバランス」の撮影時に目撃されたゲロンガ。 結局、この話は「お蔵入り」したっちゅうこつも事実を逆手に取った話。 監督役は満田氏。村石監督も出演。 当時はホントに撮影しに無許可で坑道に入ったりしとったんやろうのう。 40年前のゲロンガはもっと小さく、一平の攻撃でキバを折られて退散。 DASHに代々木公園に足止めをされてとったゲロンガが放送局に接近。 コソコソ逃げた上田耕生役の赤星昇一郎氏はもっと弾けてほしかったばい。 マックスにもう一本のキバを折られ涙を流すゲロンガ。 マックスはゲロンガを故郷の奥多摩の地中に帰してやる。 「奥多摩山中の地下深くに運ばれた模様です。東京の危機は去りました。」 おいおい。奥多摩は東京都とちゃうんかのう。 SF作家・佐橋健児役の佐原健二氏。 喫茶店のマスター・西郷保彦役の西条康彦氏。 そしてヨシナガ教授役の桜井浩子氏。 言わずとしれた「ウルトラQ」のレギュラー3人組。 ラストシーンでは3人で空を見上げる。その先に虹。 しかも昔の特撮のごつ「安っぽいが味のある」虹。 そして「終」の文字。 ラストまでウルトラQじゃ~。 「怪獣が実際に現れるようになったのは、人間が怪獣の出現を望んだからではないか。」 「いつしか怪獣は単に作り物の存在ではなく、我々の想像の中で現実化していった。」 佐橋氏のこの言葉は「怪獣は何故現れるのか」という問いの答えじゃ。 そして、ウルトラシリーズが40年以上も続いた理由やろうな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年01月14日 19時45分47秒
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